利用者さんからのお便り 10月

利用者さんからのお便り、ご紹介します~新規のご家庭から2通、新規の園からもいただきました。お気持ち大切に、サービスに反映させていきます。

◆初めは新規の中部地方の普通小2年生、R香ちゃんからきれいな点字のお便り。お母様からは、自然に興味を持てるよう科学絵本のご希望をいただいています。

虫ずかんには、知らないことがいっぱい載っていました。知らないことをもっと知りたいです。

(お母様から)”虫ずかん”でこおろぎの事を知り、YouTubeで鳴き声を確認し、庭に出て観察しました。紙より、点字シートは指が滑りにくそうですが、自分で読んでいる目つきが真剣で格好よかったです。

◆新規の関西の盲学校4年生、A広くん。

日本の昔話、世界の童話、定番のものを毎月、1冊混ぜてほしいです。題名は知っていても、意外に内容を知らないものがあったので。

◆点字のお子さんのいる、新規定期貸出しの東京の普通幼稚園の先生から。感激します!

第1回目の絵本は、K菜ちゃん以外のこどもたちも手に取り、よく見ていました。私も点字絵本を初めて目にしたので、興味深く見るとともに作るのが大変だろうなと実感しました。退職後(2年後)は、ボランティアとしてお手伝いしたいです。

◆東京の盲学校2年生F汰くん。

かわいそうなぞうの話が戦争がやだと思った。
(お母様より)F汰はまだよくわかっていないようですが、ぞうさんかわいそうとは言っていました。

◆こちらも東京の盲学校3年生のT人クン。

落語を楽しんでいます。おまんじゅう、一度に食べられませんが、少しずつ買って食べています。最後の「お茶がこわい」がまだよくわからないようですが、おもしろさはわかるようで、お気に入りでした。

◆神奈川の年少さん、K翔クン。

また絵本ブームがやってきました!特に「はらぺこあおむし」が好きで、大体暗記していて、たまに歌います♪ 「ぺっこぺこ」が言えず、「ぺっぽぺぽ」というのが可愛くてたまりません(笑)盲学校の先生にもほめられました♡

◆東京の盲学校3年生K貴クン。

今回はK貴は「あがりめさがりめ」、妹は「しろくまちゃんのほっとけーき」が人気でした。

◆点字の感想、続けている九州の6年生T太朗君。

100まんびきのねこ:この本のおもしろかったところは、ねこみんながおなかすいたりのどがかわいたりとしたとき、おじいさんがすべてのねこを連れて行ったところです。その理由は、川の水などを全部飲んだり、全部食べてしまったからです。ぼくだったら最初から全部のねこを連れて帰るより、真っ白なねこを連れて帰って飼うかなと思いました。それにきれいなねこを探すよりか、色で僕は区別すると思います。だから白いねこちゃんのほうがいいかなとこの本を読んで思ったところです。

◆H盲学校の先生からも。

「はみがきさん」と「みんなおおあくび」が子ども達には人気でした。動作化できる絵本って、友達と一緒に楽しめるので、読み聞かせにはぴったりだなあって思いました♪

 

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皆様から寄せられたお便りは、ご本人が特定されないような配慮のもとに、当HP、FBに掲載させていただくことがあります。掲載は困るという方は、事前にご連絡くださいますよう、よろしくお願い致します。

 

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ファブラボ関内に伺いました

10月15日、ファブラボ関内に伺いました。

絵本に触れる図を付けたい、廃棄しているシートの切れ端や失敗点字シートを、魅力的に再利用したい・・というのがきっかけで、レーザーカッターという機械はどうかと、見せていただきに行きました。

こちらのラボは世界中にあるそうで、ハイテクの機械や器具を使えるばかりでなく、指導やサービスもしてくださいます。分からな過ぎる私たちに、時間を2倍以上延長してお付き合いくださったチーフディレクターのT様、ニーズにぴったりのペーパーカッターという機械をデモしてくださり、ワクワク感は最高潮!T様の深い知識を前に、頼りになるお心ある専門家との出会いを本当に嬉しく思いました。

以下、一緒に行ったKさんのご感想、まったく同感です!

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ファブラボ関内に見学に行ってきました。ものづくりの最先端ということで興味津々♫期待は裏切られませんでした。Tさんという方が初心者にもわかりやすく説明してくださり、今後の活動に夢を描ける予感です。

 

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見えない・見えにくい人の図書展@大阪

10月13・14日、大阪市にて開催の「見えない・見えにくい人の図書展」(視覚障害者社会福祉協議会主催)で、ユニバーサル絵本が紹介されました。関西イベント初上陸です!

これは、主催の読書イベントでいつもユニリーフ絵本を御利用下さっているNPO法人「弱視の子どもたちに絵本を」様の御厚意で、ご一緒に出展くださったもの。この世界で長く活動され、子どもたちの絵本への反応を熟知している代表のT様だからこそできることです。ご自身のハードな活動の上にユニリーフの本まで・・いつもながらそのお心意気に深く感謝し、敬意を表します。以下、T様から報告をいただきました。

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昨日は、大入りで400名来られて、写真を写す余裕なし、今日は、280名で、午後は少なくなって、やっと若い人に頼んで、写してもらいました。ご期待に沿えていないなーと思いますが、添付します。ただ、子どもは少なくて、弱視や盲の小さい子を連れて、来ている方があるだけですね。大人の方が、興味津々でした、やはり、『タンポポ』(編注:大きな点図付科学絵本)を、見せて、パフォーマンスしました。借りていますという方もありました。パンフレット、熱心に持って帰られる方があり私は期待してしまいました。
明日、盲の子のいる幼稚園に持って行かせてもらいます。先生がいろいろなものをもとめていらしゃるので、21日例会、まだ、しばらくお貸しください。

 

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第2木曜定例作業会 @逗子 10月

10月11日(木)、定例作業会をしました。

今回は作業だけでなく、廃棄している点字シートで何か商品になりそうなものを作れないか、アイデアを出し合い考える時間も持ちました。大量のプラスチックシートを使っているユニリーフ、エコも考えたいものです。

本日は、5月のパルシステム月刊誌を見て参加され始めたTさんのレポートです。

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本日は定刻(10時)前に11名が揃いました!人数が多いので自己紹介、その後に報告と点字シートの活用方法(宿題)についての案発表や、キャッチコピー講座を受講した方のキャッチコピーの発表を行いました。それぞれ素敵な案が出ていました。

実作業は、先月までに直した本のリング製本をするための穴開け作業、本の解体作業、点字訳するための写真撮影、ユニリーフの本につける金色のシールの角を丸くする作業を行いました。

一人では気がつかないことも、三人寄れば文殊の知恵…というように3名で気がついたこともありました!手を動かしている私たちも楽しく、読む人も長く楽しんでいただけるように作業ができました。

 

 

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キャッチコピー講座に参加しました

10月6日(土)、交流センター主催のキャッチコピー講座に、ユニリーフから6名で参加しました。

病院や地区センター等に置くキットを作りたい、ひと目でわかるキャッチーなコピーを添えたい・・とは長年思い続けていましたが、この機会にまずは勉強!となりました。

理念、目的、ターゲット、分かりやすさ・・すとんと落ちる15文字かぁ・・メンバーは視覚障害について知らない人がほとんど、普段の作業から活動にどんなイメージを持ち、どんな言葉を紡いでくれることか・・楽しみですね。次回作業会で持ち寄って、さらに磨きをかけていきます。

アイデアのある方も、是非お寄せください!ユニリーフのキーワード、あなたのお知恵をどうぞよろしくお願い致します。

 

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