新着絵本のお知らせ 12月

お待たせしました!新着絵本のお知らせです。左上から、

1.うんちっち
2.王さまライオンのケーキ
3.そらいろ男爵
4.たくさんのお月さま
5.10までかぞえられるこやぎ
6.このよで いちばん はやいのは
7.ゆきむすめ
8.みずたまのたび
9.  せんべ せんべ やけた
10.  おばけなんて ないさ
11.  あいうえあそびえほん
12.  しりとりあそびえほん
13.  ノンタン  じどうしゃぶっぶー

今回出来上がった『たくさんのお月さま』をもちまして、本年オムロン株式会社名古屋事業所様にデータ作成・ご寄付いただいた10冊が全て完成しました。最後はアメリカで長く読み継がれているコルデコット賞受賞作、月をほしがるおひめさまの物語です。

フランスのロングセラー絵本『うんちっち』は、データ作成時の図書館予約がなんと11人待ち!浜松視覚支援学校お勧め『そらいろ男爵』も、おうちの方にも是非読んでいただきたい素敵な本です。この他理系の本にことばあそびやわらべうたと、おかげさまで2018年は蔵書136冊増、960冊となり、いよいよ1000冊まであと一歩です~!

本年、製作に関わってくださった多くの皆様、利用者の皆様、ご支援ご寄付等応援くださった全ての皆様にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。

 

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利用者さんからのお便り 12月

12月もたくさんのお便りが届きました。みんな1年間いっぱい読んでくれて、どうもありがとう~!お手紙ご紹介しますね。

◆初めは東京の年長さんK子ちゃん。スゴイ~自転車乗りのお写真つき!

残り少ない幼稚園生活、健常の子たちと過ごす貴重な時間を思いっきり楽しんでほしいと願ってます。最近、外す予定のなかった自転車の補助輪をついに外して、スピードもずいぶん出せるようになりました。ドラマの影響か、将来の夢はお医者さん!なんて言うこともあって、見えなくたって夢みる力は人一倍あるなぁと頼もしく思う今日この頃です。

◆東京の盲学校3年生T汰クン。英語も続けて聞いています。

「ぼくのわたしのこんちゅうえん」は虫さん飼えるんだねと、興味津々で聞いていました。

◆東京の2年生F雄クンは珠算検定に挑戦中。点字のお便りです。

「ものぐさトミー」がおもしろかったです。たべものが10こいじょうだったら、トミーがすごくかわいそうだとおもいました。

◆必ず感想文をくれる九州の6年生T真クン。本と一緒におうちの中でもしりとりや回文で遊んでいるそう。普段はあまり読まない物語も楽しめた!

「さかさことばでうんどうかい」 ほんとうにさかさまで回文になっていてわかることばもあったけど、わからないところもあったけどおもしろかったです。そしてさかさまことばの本はよんでいるととてもおもしろくなっていてあかるくなれるなと思いました。

「ゴナンとかいぶつ」 ゴナンがマンガスをたおしにいくといったことが、ぼくはゆうきがあるなとおもいました。ゴナンはぼくからしたらイメージ的に小さな子どもなのかなと思って、その子がたたかえるとはとてもすごいなと思いました。(後略)

◆東京の盲学校2年生のK祐クンは、漢字に合唱と最近好きなことがたくさん!

大きな字ならルーペを使ったりして自分でよんだりもしています(ユニリーフの本も♡)。いまだにおばけや変な生き物も大好きです。

◆千葉の年長さんY奈ちゃんからは、「三びきのやぎのがらがらどん」のリクエスト。

◆神奈川の年少さんK剛クンは「はらぺこあおむし」を暗唱~!

K剛の「はらぺこあおむし」は「おなかがぺっぽぺぽ」と言って、まだしゃべりがつたないのでとてもかわいいです(親バカ)。でも、繰り返しお気に入りのを読むものの、今回の本はちょっと長かったみたいです・・。まだ絵を楽しむのがメインの感じです。

◆ママの添削付点字のお手紙は、神奈川の盲学校1年生R海クン。短い本は自分で読んでケラケラ笑っていたそう、自分で読めると嬉しいですね~

「ねないこだれだ」のほんがたのしかったです。1がつごうたのしみです。

◆神奈川の普通小1年生E也クンのママからは・・

いつも楽しい本をありがとうございます。おかげでE也は本が大好きに育ちました。月初に来る本をとても楽しみにしております。

◆最後は、神奈川の普通小6年生M実ちゃんの先生から近況報告。

M実さんですが、夢に向かって受験勉強をひたすらがんばっています。個別の学習のときはひたすら勉強です。ユニリーフさんから送っていただいた本も読んでいます。語彙を増やすのが大変です。教えるこちらも、模型や教材が少ない(というか無い)中で、普通小でどれだけ力をつけてあげられるかな~と思っております。「さわれる教材がほしい!!」と私とM実さんでいつも話しています。

 

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皆様から寄せられたお便りは、ご本人が特定されないような配慮のもとに、当HP、FBに掲載させていただくことがあります。掲載は困るという方は、事前にご連絡くださいますよう、よろしくお願い致します。

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パルシステム『のんびる』に逗子高校OGが紹介されました

パルシステムの月刊誌『のんびる』(2019年新年号)で、逗子高校時代から点字絵本製作を続けてくれている大学生が紹介されました。

この雑誌は、昨年はユニリーフの活動を詳しく採り上げてくださり、それを見て活動に参加された方もあります。

今回は「私がこのボランティアをやる理由(わけ)」という特集で、当時の彼女の気持ちを新鮮な思いで聞き、やっつけ仕事だった赤ペン添削には赤面(わ~まだ持ってたんだ~!?)反省しきり・・自力で1冊仕上げた人に贈った「ユニリーフ学生点字マイスター」の名刺やら、頑張った点図満載の彼女の力作本やら、懐かしい品々を今、誌面で見るとは・・・

逗子高校での授業と部活動の絵本製作は今年で8年目になります。が、この労力って何だろう・・と思ったこともありました。取材が目的ではないけれど、少なくとも一人、何かを感じてくれたのかも・・・

ありがとう~! I’m proud of you!!

 

 

 

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第2木曜定例作業会 @逗子 12月

12月13日、第2木曜定例作業会をしました。

会の将来のために仕事を一人で抱え込まないで、なるべく皆にお願いするよう指導を受け、今日は会計をKさんに。なんで~!?と思うほど、皆の協力がスムーズ(それをひがみ根性という!とつっこまれ・・)!

そのKさんが、思わずホントですか~嬉しい~(涙)のコメントを寄せてくださいました。ありがとう~

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今日の定例会は大きな点字シートを絵本サイズにカットする作業でした。はじめのワンカットは裁断機にも入らないため、カッターで手作業になります。どうすれば効率よくカットできるか、考えながらカットし、目標分のカットが出来ました。最後には、みんな職人のような気分になっていました。 手を動かしながらも、笑いありの和やかな雰囲気で、居心地のいい空間でした。

いつも大下さんに頼ってばかりですが、自主的に考えたり、相談して自ら動いたり、もっと積極的に参加し、この活動をもっと楽しんでいきたいです。

 

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成育医療センターに絵本を納入しました

12月3日、国立成育医療研究センターの図書ボランティア「にじいろ」様を訪ね、ご注文いただいたユニバーサル絵本7冊をお届けしました。

こうした施設に絵本を置いていただくのは、長年の夢の一つでした。巻末にはユニリーフの紹介ページを入れ、点字シートも付いています。たくさんの心づくしの子供向けコーナーのある中、今回は眼科外来の本棚に入れていただきました。

広々した紅葉の敷地も美しく、テーマパークを思わせるようなカラフルな院内、エプロン姿のボランティアさんたちが子どもたちに寄り添い、絵本もおもちゃも全てが心地よく整えられています。

でも・・きっと何も目に入らず、知らずに済みたかった場所であることには違いありません。たくさんの若いお母様とお子さんたちの前にある、せつない現実・・

絵本が窓になりますように・・少し形は違うけれど、別の幸せがあることに思いを致す日が来ますように・・祈らずにはいられません。

 

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