さわる模型を囲むお話会
【建長寺”さわる”模型を囲むお話会】お話会 第五回
わっ!大盛況!!お客様の前から話すより直接に、ということで、模型前と三門下の2拠点体制を試行しました。
チラシは模型紹介しつつ2か所で配布。初参加のエネルギッシュなお二人が内外問わずお声かけ、SNS発信もお願いし・・受け取られた方はほぼ足を運んでくださったよう。おかげで模型前だけで250名をカウントしました!
スタッフからも、
「当事者がそれを語れるというのは説得力がありますね」(A.O.)
「手応えを感じました。やはり模型に触れながらのお話は説得力もあり、皆さん熱心に聞いてくださっていました。歩さんは日本語でも英語でも、ほとんど途切れることなく説明を続け(中略)Good presentation! と声を掛けてくださった白人女性がいらして、嬉しくなりました」(S.K.)
さらに特筆すべきは、土曜法話の和尚様!ご挨拶に伺ったら模型の話を聞いてくださり、なんと御法話でも「有難いお話(!?)」とご紹介くださいました。まさかの御反応に「えっ?言ってくださってる?」「聞いて!聞いて!」皆で耳を澄ませ、有難いことと感じ入りました。
スタッフも「『建長寺さんらしい企画』と法話の中で紹介されていたのが良かった」(A.M.)
三門下では20分×2回の予定が人が少なく1回に。それでも、円覚寺横田南嶺管長の禅の絵本『パンダはどこにいる?』をユニバーサルに作り、紙芝居『建長寺のたぬき和尚』伝説と共に、場にふさわしい演目が揃いました。
今度は模型までの参道に並んでやろうか・・と心ははや来月に。発見のある充実したお話会にしてまいります。次回は12月13日(土)11:30~、建長寺でお待ちしています。
【建長寺”さわる”模型を囲むお話会】ご案内 次回11月8日
完成から1年半が経ち、”さわる”模型は黒く台座は緑色になってきました。少しずつ変わる様に目を見張ります。
この模型をもっと知っていただけるように、目の不自由な方にも模型に加えもっと楽しんでいただけるように、境内で定例お話会を開催します(毎月第二土曜日)。
【「“さわる”模型を囲むお話会」のご案内】
🔹日時: 11月8日(土)11:30~12:30
🔹場所: 建長寺三門下
🔹予約不要/無料(拝観料別途)
🔹内容: ”さわる”模型誕生ストーリー、建長寺伝説紙芝居、けんちん汁クイズ、ユニバーサル絵本による読み聞かせ等(英語対応有)
🔴建長寺派和尚様による土曜法話
毎週土曜日11:00~ / 13:00~ @三門下
予約不要/無料(拝観料別途)
こちらと併せ是非!
読み聞かせには新たに禅の心を描いた絵本(円覚寺派横田南嶺管長著)を用意しました。清風渡る三門下でお待ちしています。
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🔹‘共に生きる’ とは
~お互いに良い影響を与え合うこと~
🔹‘共に生きる社会’ とは
~人それぞれの違いを自然に受け入れること~
【建長寺”さわる”模型を囲むお話会】お話会 第四回
10月のお話会は初めての雨。道路は渋滞、人も少なめ、でもいつも来てくださる嬉しいお顔も・・ちょっとドキドキのスタートです。
今回の課題は、外国人対応と模型に移動し皆で囲むことの試行。英語パートは固定部分(模型ストーリー、仏殿の見どころ等)は充実してきましたが、人の往来とタイミングが合わず・・移動も模型を見に行きましょうまでは言えず・・う~ん難しい。

お話会はどうでした?お客様のご感想から:
・「触れる模型に触るのも初めてでした。地域の紙芝居も見れて楽しかった。たくさんの人に知ってもらいたいイベントだと思います」(50代女性)
・「紙芝居がもっと大きいとよい。拍子木とかでもっと呼び込むとよい。せっかくよいことをやっているのだから」(60代男性、アイネット地域振興財団様)
・「仏殿が修理中だからこそ、ブロンズ像を介していろいろな方とお話しし、理解してもらいながらチラシを受け取っていただけたと感じています」(A.O.)
・「本堂が修理中なので却ってミニチュアが存在感を増していて、この会が良いタイミングになっているのではと思いました」(Y.F.)
・「英語ができ、ブロンズ模型の説明ができたら、きっと日本人以上に共感してくれるだろうなあと、それが残念」(Y.M.)
・「個人的には、最後にされていた仏殿の建築の細部のお話が気になりました。仏殿の事をもっと知りたい気持ちになりました」(A.O.)
雨だからこそじっくり聞いていただけたとの感想も。雨もまた良し。建長寺”さわる”模型を囲むお話会、次回は11月8日(土)11:30~です。皆様のお越しをお待ちしています。

【建長寺”さわる”模型を囲むお話会】ご案内 次回10月11日
”さわる”模型をもっと知っていただけるように、目の不自由な方にも模型だけでなくもっと楽しんでいただけるように、建長寺で定例お話会を開催します。
【「“さわる”模型を囲むお話会」のご案内】
🔹日時: 10月11日(土)11:30~12:30
🔹場所: 建長寺三門下
🔹予約不要/無料(拝観料別途)
🔶開催:毎月第二土曜日
🔹内容: ”さわる”模型誕生ストーリー、建長寺伝説紙芝居『建長寺のたぬきの和尚』、けんちん汁クイズ、ユニバーサル絵本による点字触読/読み聞かせ等
🔴建長寺派和尚様による土曜法話
毎週土曜日11:00~ / 13:00~ @三門下
こちらと是非ご一緒に!
清風渡る三門下でお待ちしています。
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🔹‘共に生きる’ とは
~お互いに良い影響を与え合うこと~
🔹‘共に生きる社会’ とは
~人それぞれの違いを自然に受け入れること~
【建長寺”さわる”模型を囲むお話会】お話会 第三回

第三回お話会、今回の懸案はまずはパネル!前回イーゼルが風で吹っ飛び、国重要文化財ですから今回はゴム紐で固定することに。柱の太さって違うのですよ(ショック~)、境内に通うこと4回、これで大丈夫かしら~

もう一つの懸案は外国人対応、毎回日本人より多いくらいの方がいらっしゃいます。間際に急遽英語バージョンを作り、スライド1枚ごとに日本語→英語で説明しました。奏功し、座ってくださる方もいましたが、あとが続かず・・いつしか退席され、お互いにとても残念。
それでも英文準備のおかげで留学生グループには樹脂模型を持って説明でき・・一歩は進んだかな。
プログラムには季節感が大事ですが、唯一固定なのが建長寺伝説の紙芝居『建長寺のたぬき和尚』。この日は制作者さんが見に来てくださいました。「本堂が覆われて、見えない今だから障害のあるなし、国籍にかかわらず、模型もイキイキしますね」
鎌倉で長年多彩に活動されていらした方で郷土史研究はその一つ、「過去にアメリカの障害のある大学生とアテンドする日本の障碍者とサポーターの団体を鎌倉で受け入れ、建長寺で座禅体験と食事会をさせていただいたりもしました。
その時々で無謀なことも受け入れてくれる度量がこのお寺にはあります」と熱く語ってくださいました。

実は、三門下でお話会?お坊さんでなくても本当に?と半信半疑でいらしたとか。
そうですよね、ここは建長寺様の御縁をいただける特別な場所。読み聞かせやお手伝いにも、皆2~3か月かけて仕事をやりくりして参加してくださいます。
身に余る光栄に感謝して、丁寧に大切に繋いでいきたいものです。



























