定例作業会@葉山 2月

こんなにあったのが・・

2月24日(木)、定例作業会をしました。

本日は書庫にて、山積みの返却図書の記録&チェックを中心に、見つけた端から修理も手掛けていきました。参加してくれたお二人からの感想です(修理本たくさん持ち帰ってくれました。ありがとう~)。

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きれいに片付きました!

Y.K.さん: 今回の作業会は少人数だったので大下宅書庫で実施。交流センターでの作業は本の修理・製本が主なので作業の一部しか見えませんが、今日は別の面を見ることができました。

利用者さんから戻ってきた貸出し絵本を袋から出して無事に帰ってきたかチェック、破損・汚れが無いか確認して本を棚に戻します。何年も同じルーティンを続けてきた活動。誰かが喜んでくれる事、誰かの役に立ててる事、それを思い出させてくれるような何通かのお手紙💌これがあるから次へと繋げられるんだと感じました。

N.I.さん: 返却された本を一冊ずつ修理するところはないか、確認する作業は長く大切に読んでもらう為には大事なことだと改めて感じました。また、借り手からの思わぬ手紙で心温まることはやりがいに繋がってありがたく思いました。

 

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第3回「皆一緒に多感覚で遊ぼう!」3/30 参加者募集!

春休み、第3回「皆一緒に多感覚で遊ぼう!」’22、開催します!

スマホにゲーム、視覚ばかりの日常ですが、自分の持ついろいろな感覚を使って遊んでみませんか?視覚以外の感覚で生活する”プロ”、点字使用の小学生も参加します。一緒に “ユニバーサルに” 遊びましょう~

限定2名、一緒に遊ぶ小中学生、募集します。
「ビックリした」「普段とても視覚に頼ってることもわかった」・・この春のユニークな1日が、キミの何かを変えるかも!?

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日時: 2022年3月30日(水)13:30~15:30
場所: 東京都文京区 アカデミー音羽(東京メトロ有楽町線護国寺駅徒歩2分)
募集: 普通文字使用の小学生か中学生 2名
※点字使用の小学3年生2名(男児と女児)が参加します
参加費: 1,500円(材料費込み、当日お支払いください)
申し込み・問合せ: info@unileaf.org または HPお問合せフォームから

皆様のご参加をお待ちしています~♪

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私たちは現在鎌倉市様と協働で、空から眺め触って楽しむ建造物ミニチュアブロンズ像~建長寺ユニバーサルモデル~設置に取り組んでいます。その日に向け、遊びの素材には鎌倉ゆかりのものを選んでいます。
(写真はドイツ、マインツ大聖堂)

 

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【建長寺”さわる”模型】鎌倉副市長様、観光協会様と打合せ

2月某日、鎌倉市役所で、副市長様、観光協会様と、建長寺様ブロンズ製ミニチュア模型について打ち合わせをしました。

観光地における、ユニバーサルとしての触れる立体模型像は全国でもほとんど例がありません。誰もが足を止め、触ったり気づいたり会話したりと楽しくユニバーサルの力を発揮し、しかも鎌倉五山第一位であられる建長寺様にふさわしい美が必要です。

ブロンズ像を作るには原形制作が重要で、大きく精密ならお金もかります。伽藍と庭園だけの場合、見晴らし台のある山までの場合、建物の大きさとの兼ね合いも考え、お土産建物を使ってイメージを作りました。

実現に向け、副市長様、観光協会様も豊富なご経験と人脈と笑顔で御知恵を絞られ、次なるステップをご提案くださいました。大きなプロジェクト故心配は尽きませんが、不思議ときっと大丈夫、という気持ちにさせてくださいます。

本日は超御多忙な中、貴重なお話合いの場を本当に有難うございました。

※海外の美しいブロンズ像コレクション。写真は世界遺産、ドイツ、べルリン博物館島。

 

 

 

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選書・貸出作業をしました 2月

2月3日、2月の貸出作業をしました。

本日はまず、初めて1か月分の返却本30数袋を皆で開け、傷みをチェックして記録し、書棚に戻しました。いつも一人で読ませてもらうメッセージ、やはり皆で共有するとより楽しく盛り上がります。

今日は、ご自宅からリアルタイムで記録をしてくれるKさんともオンラインでつなぎ、改めて選書や梱包の留意点も共有しました。以下、本日初参加のIさんの感想です。

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今日は選書と発送準備をしました。借り手の気持ちになって選書し、また作業効率も気にしながら時間はあっという間に過ぎました。

絵本は絵だけで表現することもあるので、言葉だけで読み取ることは難しいと改めて感じました。初参加でとても勉強になりました。ありがとうございました。

 

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定例作業会@逗子 1月

1月27日(木)、定例作業会をしました。パーキンスからミシンまで、多彩なIさんのレポートです。

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蔓延防止措置発令中ですが、消毒等感染予防対策を取りながら活動しました。今日は作業のまえに代表の大下から「何でこの活動をするか?」、大きい点字図書館があるのに小さな団体であるULが活動する意味を改めてみんなで考えました。

参加者からは、
「見えない子にもおはなしの世界を届けるため。」
「見える子と見えない子が一緒に絵本を楽しむため。」との声。すると、大下が自身の経験を語りました:

娘が失明して初めて自分の立場が変わり、社会からシャットアウトされているような感覚でした。例えばピアノを習いたくてもお教室は全部断られました。何故かと考えてみると、”知らない”ということが拒否反応として現れるのではないか、ならば多様な人がいることが当たり前になればいい、一緒に使える、”知る”ためのツールは多い方がよく、ユニバーサル絵本はそのツールでありシンボルです。それがユニリーフの活動の目的です。

私たちの作業も、絵本の先に読む人がいることを意識してほしい。絵本を読む年齢の頃のママたちはまだまだ泣いていること、視覚を使わないと日常のあらゆることに時間がかかること、情報も少ないので季節感など絵本からも世界を広げられるよう良い選書をしたいこと・・シートがギザギザだったり点字の点が浅かったりするのもどうでしょう。目の前にある本だけを見るのではなく、そんな背景にも思いを馳せる活動でありたいと願っています。

話を聞き、あらためて活動の目的を胸に手を動かした作業日。作業内容は絵本の修理作業をメインに。私は久しぶりの定例作業会参加で絵本にリングを通していく綴じ作業を教えていただきました。参加のみなが得意な分野を活かし、道具を持ちよったり、作業をされている姿がとても印象的でした。

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