建長寺”さわる”模型プロジェクト

【建長寺”さわる”模型】おかげさまで2周年

建長寺”さわる”模型は、本日4月21日、2周年を迎えました。
Happy 2nd birthday!2歳のお誕生日、おめでとう!

まずは、お掃除から。4種のブラシでサッサカサ~
鳥のフンもホコリも、できる限りきれいに整えて――
♪Happy birthday to you, happy birthday to you・・♪

2年前

ふと、あの日を思い出します。
あの日は、こんなに暑くはなかったなぁ。
ぼたんも、やっぱりきれいだったなぁ。
そして何より、本当に大変だったなぁ、と。

今朝、「お披露目から、2年が経ちますね」とメッセージをくださった方がいました。「あの日のことは、とても大切に覚えています」と。

数日前から一人感慨深く思い出していたのですが――同じ気持ちを共有してくださる方がいることに胸が熱くなります。こうしたご縁こそ、模型そのものにも増して、何よりの宝と感じ入ります。

さらにその方は、こんな言葉もくださいました。
「さわる模型が一歩一歩、成長しているさまを感じています」
そう、2年前と今とでは、色合いもずいぶん変わりました(2枚の写真ご参照)。
そして今では、毎月10名ほどの方々が集いお話会を開き、模型を紹介しています。かつて静かにたたずんでいた模型は、多くの方に囲まれ、実際にさわっていただけるようになりました。

建長寺”さわる”模型プロジェクト、3年目へ。
ここからまた、皆さまとともに歩んでいきます。
この模型を通して生まれる豊かなご縁に支えながら、
これからも、少しずつ、確かに成長していけますように。

 

 

 

 

 

 

 

模型紹介動画の撮影をしました

やっぱり動画!さわる模型を多くの方に知っていただきたい、特に目の不自由な方にもお知らせしたい、となれば、やっぱり動画です。

ということで、この日は娘の友人のYouTuber、Tさんに来ていただき、カフェでのインタビューから始まりました。質問はいただいていたけれど、よく知る人なのでついつい楽しくお話ししてしまい・・盛り上がったけど時間オーバー。編集大変だろうなぁ。

次に、実際の模型にさわりに建長寺へ。こんなに人がいないこともあるんだ・・というほど静かな月曜日の午後。

さわるのはこの日が初めて、という彼。こちらもビデオ撮りながら解説するなんて初めて、終始アタフタです。とはいえ、「お土産屋で小さいのをさわることはあるけど、(実物の)目の前でさわるなんて初めてだ」と言いながら、周囲をぐるり、じっくり時間をかけてさわってくれる姿はやはり嬉しい。

さて感想は?「模型の存在だけでなく、お母様の想いも聞いた上で触ると、愛おしささえ感じますね!改めて感動しました」

「模型の存在だけでなく、お母様の想いも広く届けられるような動画を目標に、作成していきますね」とは、恥ずかしいような嬉しいような・・完成は5月頃とのこと、どんな動画になるのか今から楽しみです。

 

【建長寺”さわる”模型】「寄せられた声」に心熱く

「観光地に行くと、せっかく実物が目の前にあって、みんなそっちを見上げているのに、私はいつもスマホで撮った写真を拡大してスマホ見ながら観光・・(中略)仕方ないと思ってました・・」「誰もが楽しめるという観点ってどこにもありそうですがなかなかないんですよね」「実物の建物の前に置いてあるのがまた素晴らしいですね」

建長寺”さわる”模型完成から1年半余、この間、心に沁みるお声をどれだけいただいたかしれません。「感動」、「感激」、一人外に出せなかった切なさ、思いがけない共感・・

これは皆様と共有しなくてはいけない!ようやくですが時系列にまとめ、HPに掲載しました。どうぞご覧ください。そして是非、あなたの想いもお寄せください。このページがどんどん伸びて誰もがいいよね、と実感出来たら、きっと次の模型ができるでしょう。

■建長寺”さわる”模型プロジェクト 寄せられた声
https://unileaf.org/kenchoji

先日も視覚障害関係のイベントにチラシを置いていただいたら、こんな嬉しい報告がありました。お一人の心が動く、その積み重ねですね。感謝を込めてご紹介します。

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建長寺のチラシ。 ボランティアの建築の学生さんで、視覚障害は今まで全く接点がなかった子が、めっちゃ食いついてきたとのこと。

最初は、視覚障害者が景色や建造物を目で見ることができないということ自体が飲み込めなくて(考えたこともなかったのでしょうね)、 さらに、目で見る代わりに触れることで「見る」ということを知って大変驚いていたそうです。

学生に説明してくれた視能訓練士の方が、「たくさん質問してくれて、理解が進んでいく過程がかけがえのない時間だった」と仰っていました。

人から人へ、人のつながりが何より暖かく嬉しいことだと思います。
(H.M.様より)

 

「触れる展示で広がる学び」記事をめぐるご縁

「同じ展示を一緒に味わい、お互いの感想、感覚の違いを共有できることが、ユニバーサル・ミュージアムの最大の成果」

11/7付産経新聞記事「触れる展示で広がる学び、ユニバーサル・ミュージアム増加 見える人にも見学以上の発見」の最後にあった柳原崇男近畿大学教授のコメントです。心震えました。一素人である私が経験的に感じているのと全く同じ!そう、分かち合うことはより豊かになることですよね・・

引用の許可をいただこうとオソルオソルご連絡したところ、なんと光栄なるお言葉とご自身で撮影された美しい写真まで送ってくださいました:

マーチャーシュ教会@Hungary

バルバカン砦@Poland

カステレット要塞@Denmark

 

 

 

 

 

「建長寺仏殿の精巧な模型は、知りませんでしたので、ぜひ現地で拝見したいと思いました。
私自身もこれまで、海外で設置されている触察模型に触れる機会があり、それらはいずれも、晴眼者も楽しめるものであり、視覚障害者の方にとっては、文化遺産への理解をより深めるうえで非常に良いと感じていました。
建長寺での模型制作と設置のご活動は、非常に意義深いものだと思います。貴重な情報を共有していただき、本当にありがとうございました。(中略)日本の寺社仏閣の建築物もいろいろ作ってくれたら、楽しみが増えますよね」

建長寺模型はやはり関西では全く知られていないよう。是非話題に!と図々しくもお願いすると、関係のお仲間にお知らせくださるとご快諾くださいました。

数年前、識者にも役所でも「そんなもの作ってどうするの!?」と疎まれ続けた”さわる”模型。面識もない立派な大学の先生が温かいお返事をくださるようになるなんて・・(涙)少しずつ、お一人ずつ、広まっていきますように。

ムルシア大聖堂@Spain

クラクフ旧市庁舎@Poland

近畿大学柳原崇男先生、この度は突然の御無礼に温かいご返信を有難うございました。これからもご指導くださいますよう、どうぞよろしくお願い致します。

 

 

 

【建長寺”さわる”模型】オンラインシンポジウムで模型紹介

“さわる”模型製作に際しては、部分模型を作っては障害当事者にさわっていただき、ヒアリングを重ねました。その中心が、大学入試センター教授の南谷和範先生です。

先日、先生主催の「写真は触って分かるのか?」というオンラインシンポジウムがあり、終盤の「情報コーナー」で、”さわる”模型の紹介をさせていただきました。

絵本の活動を始めた経緯から、紆余曲折の建長寺”さわる”模型誕生ストーリーまで、6分です。お恥ずかしいのですが、ユニリーフの歴史がまとめてありますので、よろしければどうぞお聞きください。

■UniLeafの軌跡:ユニバーサル絵本から建長寺”さわる”模型まで(06:13)