建長寺”さわる”模型プロジェクト
【建長寺”さわる”模型】「鎌倉朝日」K記者と共有した想い
この記事で私が、ここスゴく良い!素晴らしい!と思った箇所はどこでしょう?
お伝えしたら、なんと!書いてくださったK記者も「私自身も最も思いをこめた場所」とおっしゃりビックリ。お互い通じ合って感激しました!
6月22日(日)の建長寺さわる模型一周年「感謝の集いとこれから」が、朝日新聞姉妹紙「鎌倉朝日」の7月1日号一面トップで掲載されました。
1年が経ち目新しいニュースもないし、皆さん遠いし、申し訳ないな、と実は思っていました。が、思いがけず温かいお言葉が並び・・そんな皆様の想いや、活動の夢見る未来をK記者も確かに共有くださり、「皆様と同じ熱量でお伝えしたい」と!
嬉しかったのでK記者からのメール、許可を得てこちらに引用します。想いを汲んだ、お気持ちのこもった記事を本当に有難うございました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
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気温以上に熱かった皆様の思い…
大下さん歩さん親子の愛がこのような大きく温かい輪となり、「さわる模型」という共に生きる意味を象徴する真のユニバーサルを形にした素晴らしい取り組みに結実したこと本当に喜ばしく、大きな感銘を受けました…。
小さな紙面になりますため、この取り組みの奥深さを全てお伝えすることはできないかもしれませんが、思いを込めて最善の努力をいたします。
【建長寺”さわる”模型】一周年感謝の集いとこれから‥感動!
いまだ興奮冷めやらず・・心深く沁み入る素晴らしい時間でした。
4月21日に一周年を迎えた建長寺”さわる”模型、「感謝の集いとこれから」と銘打ち会を催しました。6月22日(日)、40名以上のご賛同者が建長寺正受庵(しょうじゅあん)に集い、想いを語り、これからに心を寄せました。
原点は「共に生きる社会」。共生は仏教の原点・・総長様のお話はそんなふうに始まりました。「共に生きる」とは「お互いに良い影響を与え合うこと」、「共に生きる社会」で大事なのは「自然に受け入れること」。
これまで経験から自分なりに考えて発信してきたことと重なり、こんなに深く大切なことだったんだ・・と初めて大局的に教えていただいた思いでした。大きな温かなエールまで頂戴し、まさに身の引き締まる思い。「お話は素晴らしいもので、感激しました」(S.K.さん)。今後のユニリーフの活動に自信をもって取り組める確かな支柱となり、それは何より有難いことでした。
お1人1分の自己紹介はこれまでの道のりが思われ、どのストーリーも想いにあふれた素晴らしいものでした。「お一人お一人の発信全てが、心からのメッセージでしたね。場に居られた幸せをかみしめ」(M.K.さん)たとのご感想は、まさに同じ思い。
模型周知のアイデアを共有すると、早速アンバサダーのご希望や、絵本を置いてくれるカフェの嬉しいお申し出が。何と有難いこと!
新規三門下お話会のデモンストレーションでは、紙芝居「建長寺の狸和尚」も、ユニバーサル絵本を使った2人読みや点字触読も楽しい気づきに満ち、とても好評でした。7月からが楽しみです。
「皆さん様々な想いを持ってのご参加でしたね。本当に優しくて温かい会でした」(H.Y.さん)のお言葉どおり、至るところに感じられた熱量。支えてくれたスタッフは急遽の変更にも臨機応変、周到な準備とお気持ちがこもっているからこその働き。大下の緊張をほぐしてくださるお心遣いまで・・(涙)
「参加のお一人お一人の一点の曇りもない言葉、一朝一夕では生まれない関係性の深さ、大下さんが、ユニバーサル絵本の活動を通して積み重ねて来られたことにも心震え。」(Y.N.さん)「気持ちがつながった仲間作りが始まったのだと思います。次のフェーズが始まりますね。」(M.M.さん)
実はこの一年、いろいろなことが消化し切れず、混沌の中にいました。今ようやく、前を向いて、元気に、自信を持って、進んでいける!建長寺様にも皆様にもこんなにもお心を寄せていただいている光栄と喜びと感謝に心が震え、かけがえのない一日となりました。
皆様、本当に有難うございました。「共に生きる社会」を仰ぎ見、手を携えてこれからも歩んでまいります。どうぞよろしくお願い致します。
【建長寺”さわる”模型】鎌倉ガイド協会様に感謝感激!
先日面談させていただいた鎌倉ガイド協会様、その後温か過ぎる過分なメールをいただきました。許可を得てここに掲載します。
日頃、理解が得られないと感じることも多い中、こんなお心ある方々とのご縁はどれほど嬉しく励まされるか知れません。
■広報担当者様:
私は、お客様を建長寺の本殿にお連れしたときになぜここに模型があるのかなと疑問に思っていました。 今回「六つの星山の会」のご案内がご縁に、昨日大下様にお会いでき、詳しくお話しを伺い、その背景には こんな深いお話しがあったのだと知ることができました。お嬢様のご病気、社会からの不寛容な態度に絶望 されたこともあったかと思いますが、「さわる模型」として形になったことは、やはりお母さまの強い信念が 人々の心を動かしたからだと思います。(←号泣)
いただいたパンフレットは、近日中に、今回のお伺いしたお話しの概要を添え、協会員に配布させていただきます。(←なんと有難い!)
(翌日)お一人の気持ちが、多くの方の気持ちを動かし、形になって、後世に伝わっていく。 本当に思いがもつパワーの偉大さを感じ入っております。(←もったいないお言葉)
※早速この翌日には、ガイド関係者全員へユニリーフ活動内容と模型についての詳細なご案内があり、ガイド仲間からも心温まる感想が寄せられているよう、とのことでした。(←嬉し過ぎます)
■ガイド協会様:
お伺いした、大下さん達の活動を鎌倉ガイド協会内でも共有し、建長寺でのガイド時、「さわる仏殿模型」設置の経緯、苦労もお客さまへご紹介できるようにしたいと思います。(←なんと!涙)
面談時にご紹介した、鎌倉ガイド協会の主活動「毎月恒例の古都鎌倉史跡めぐり」へ、お嬢様とぜひ一度ご参加してみてください。(←はい、是非!)
鎌倉ガイド協会は、障がい者向けのガイドにも注力する用意があります。
障がい者の方からの生のご意見もいただけると大変助かります。(←お心あるお言葉!)
「古都鎌倉史跡めぐり」は、下記URLからも参加のお申し込みが可能です。
https://www.kcn-net.org/guide/monthly.html?ver=20250601
思うことと行動することは次元が違う、といつも思います。どなたでもWelcome!と動いてくださるガイド協会様、ますますファンが増えそうです💛
【建長寺”さわる”模型】鎌倉ガイド協会様とご面談
ガイド協会さんは4月に視覚障害者16名を含む40名もの方々を案内して鎌倉アルプスを歩かれたのですが、スタート地点の建長寺では皆でブロンズ模型に触ってみたとのことで、その時の様子を伺ったり、あのブロンズ模型を設置するまでの経緯などをお話しました。
数ある歴史的建造物の中でなぜ建長寺仏殿になったのかという話では、
「建長寺さんの寛大さを感じますね、さすが鎌倉五山第一位!」とガイド協会さん。
今後の展望をお話する中で、例えば今は失われた永福寺や法華堂(北条義時墓)などの模型を設置できれば誰もが目にすることができますね、などのアイディアも生まれ、ワクワクするひとときとなりました。
S.K.
追記:視覚障害の方々を初めてガイドされたHさん、山の会の方から「自力で歩くから手を貸すな」と言われた、時間は通常の3倍かかったけどその姿に何だか感動した、他のガイド3名も皆そう言っていたと。
気さくな温かい方で居心地がよかったのでしょう、その後2名も個人で史跡めぐりに申し込まれたそう。今後、ガイド協会様でもノウハウを蓄積していくと言ってくださいました。充実したツアーの数々、皆様も是非!
同じように目が不自由でも希望は人それぞれ。一緒に過ごすことで、ステレオタイプでないそんな生身の姿を感じていただくことこそ大切・・と実感します。