建長寺”さわる”模型プロジェクト

【建長寺さわる模型】助成団体交流会でお話ししました

アイネット地域振興財団様の設立5周年の機に、助成団体の交流会がありました。

報告では子育て支援の他、大人の居場所やひきこもりも差し迫った課題のようで、多世代型の支援活動が目を引きました。ユニリーフも活動資金を3年間助成いただき模型が完成、感謝を込めて報告させていただきました。

そもそも歴史的建造物模型は、ユニバーサル絵本の助成書類の隅に鎌倉でこんなことをやりたいと書いていた一文を事務局ご担当者様がお目に留め、鎌倉市と繋いでくださったことが始まりです。個人的にご寄付までくださり、ご縁には感謝しかありません。

報告後には「すぐ建長寺に行こうと思いました」「熱い想いが伝わり、感動してしまいました」等々お声かけいただき嬉しい限りです。

前理事長様が熱い想いで設立されたお志高い財団、選んでいただけて光栄でした。今後ともどうぞよろしくお願い致します。

 

 

【建長寺さわる模型】模型紹介の感想をいただきました

先の全国盲ろう教育研究協議会でさわる模型の紹介をさせていただいたことは先にお知らせしたとおりですが、ご感想が届きました。

やや反応薄いかなぁ‥と心配しましたが、温かく受け止めていただけたようで感謝致しました。皆様がそれぞれお近くで話題にしてくださったら・・以下、原文のとおりです。

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●さわる体験型の建物探究や博物館の見学など、意義は大きいことを知りました。
●模型プロジェクトはとても勇気をもらえる取り組みだと思った。今後応援していきたい。「今自分にできることはないか?今自分にできることから」という言葉が胸にささった。私なりに少しでもやっていこうと思った。ありがとうございました。
●さわるブロンズ像を実際に触りに行きたいと思いました。点字絵本もとてもいいですね。
●建長寺の模型プロジェクトは、盲ろう者にとっても、視覚障害者にとっても、健常者にとっても、とても意義深い取り組みだと感銘を受けた。
●盲学校の中でもこのような情報があまり周知されておらず、本校でも情報共有して、ぜひ活用していきたい。
●大下様の取組、すごいと感じました。いつか鎌倉に息子を連れて行ってみたいです。
●私の働いている作業所で、皆の楽しみにしている日帰り旅行や一泊旅行、その他行事を開催する時、通所者の皆さんが、体験できたり、触って確認できることを第一に考えるのですが、博物館や観光名所、美術館など、もっと触って楽しめることはできないかと、いつも思ってしまいます。なので大下さまの活動とても嬉しく思いました。また、思っているだけではだめなのだな、とも思いました。
●新しい取り組みは、かたちになるまで、辛いことも多くあったと想像するが、そのがんばりが良い出会いを引き寄せて完成させることが出来たエピソードは素晴らしかった。これからの活動も楽しみ。
●“さわる”プロジェクトの取り組みの発表から、保護者としての思いも強く感じました。“一緒に”がキーワードになると思いました。
●触るブロンズ模型 機会があれば近くの京都の三十三間堂に一緒に行って見たいです。
●今まで、直接、絵本等に点字シートを貼り付けて子どもに読ませていたので、透明点字シートつき絵本、目からうろこです。貸し出しに興味ありです。

 

【建長寺さわる模型】模型を広く知っていただくには?

最近、視覚障害関係者でも模型を全然知らなかった、という声をよく耳にし、知ってもらうのって難しい・・と痛感しています。どうしたらもっと知っていただけるようになるのでしょうか?

1)こちらは、お友だちがPTA行事でいらしたときのお写真とコメント。

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本日、PTAで座禅研修でした。
座禅を行う龍王殿(本殿)に行く前に、仏殿で一礼合掌するのですが、そこで知ってるママ友が、「これが〇〇さんが言っていた模型!?」と聞いてくれたおかげで、近くにいたママさんたちが皆さん興味を持ってくださり、皆さん立て看板を読んだり、触ったり、「テレビで見たよ!!」と言ってくださったり。
ワタクシめも、知っている知識総動員で説明させていただきました。やはり、皆さん、説明などのきっかけがあると興味を持ちやすいですね。
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2)こちらは鎌倉校外学習に行った2年生生徒さんの様子を、豊島区立西巣鴨中学校がHPにあげてくださったものです。生徒さんたちがさわっているのを見た他の観光客や外国人観光客が「さわっていいんだあ」と言って、みんなさわり始めたそうです、とのこと。

さわってはダメ、という先入観ありますよね。やはり地道に境内ツアーやワークショップをやってSNSでしょうか?アイデアやご希望ありましたら是非!お声かけいただけたら嬉しいです。

 

 

 

【建長寺さわる模型】鎌倉ワイズメンズクラブでお話しました

ワイズメンズクラブ国際協会横浜とつかクラブ様には、絵本の活動を始めた2008年度、横浜YMCA夢すくすく賞特別賞をいただいた時からずっとご支援をいただいてきました。毎年7月に少しでも発展したことをご報告するのを励みとし、初心に戻り感謝を新たにする機会でもありました。

が、今6月、まさかの解散・・にわかには信じられず、大きな存在でいてくださったことを痛感している次第です。

この日は、お仲間である鎌倉クラブ様にお邪魔しました。絵本の活動ととつかクラブ様やYMCAとのご縁のこと、建長寺さわる模型にも早々にご支援くださり、短い動画にまとめ感謝を込めて完成の御報告をさせていただきました。

ワイズの皆様は、日頃YMCAを支援し積極的に活動されています。個人的に言うと、その魅力は何と言っても皆様の「笑顔」!年齢も同じかそれ以上、お体の大変な方もいらっしゃりながら、女性も特に男性も笑顔が素敵!見る人を幸せにする力を思い、私もこうありたいなぁ~・・一方で、いけないいけない、私、全然笑顔がない!と気づかされ・・

素敵な方々とのご縁こそ何よりの宝!感謝と学びの温かい時間でした。本当に有難うございました。

【建長寺さわる模型】必要な方に届け!新チラシです

完成した建長寺さわる模型、必要とされている方に、関心を持ってくださる方に、お一人でも多く知っていただきたい・・そう願って新しいチラシを作りました。

これはやはり写真が大事でしょ!と、全面に据えさせていただいたのは、「かまくら春秋」社のT様が記事掲載の折に撮影くださったもの。自分ではこうはいかない、とても気に入り借用をお願いしたところ、快諾いただきました。

仕上がりが少々暗く、軒下の精緻な枡組層がちょっと見づらいかなぁ・・ですが、雰囲気や存在感が感じていただけたら嬉しいです。

次に繋がれば嬉しい、けれど、横たわる幾多の困難を知ってしまっただけに、そこはもう私だけではない、流れに任せるしかありません。ただ活動の大きなモチベーションだった「視覚障害理解に繋がる」という点は何ら変わりなく、絵本も模型も一緒に広報励んでいきますね。

置けるところあるよ、イベントで配れるよ、そんな方もしいらっしゃいましたらお声かけください。感謝を持ってお送りします。

”さわる”模型、鎌倉建長寺から全国へ。引き続きどうぞよろしくお願い致します。