逗子トモイクフェスティバル

3月25日快晴の日曜日、逗子トモイクフェスティバルに参加しました。

今年は、逗子の海と山をイメージした「ぽこぽこ海とへにゃらら山のなかまたち」という素敵なアート空間の一画にて、点字しおり作りワークショップ。

それにちなんで、いつものしおりも海の仲間、山の仲間でご用意し、とっても素敵にグレードアップしました。

諸々好条件に恵まれ、小学生を中心に多くの方が点字タイプライターを体験、イルカや貝や葉っぱのしおり30枚程も早々になくなりました。2年前も来た、その時も点字をほめてもらった、とお嬢さんと立ち寄られご寄付までくださった方も。毎年出展することで、そんなお顔見知りが地域にできるのは本当に嬉しいことです。

今回は一福祉団体ではなく一絵本の活動という趣で参加し、ほのぼのした空間でゆったりと過ごしました。が、来てくださった方は去年を大きく上回りました。

せっかくの素晴らしい媒体である絵本を扱っている私たち、これをもっと生かすべき・・活動10年にしてすとんと心に落ちた春の1日でした。

 

 

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KDDI様に退職のご挨拶に伺いました

3月23日、KDDI株式会社を退職されるY様にご挨拶に伺いました。

わずか10日前も、絵本データ作成のご指導に拙宅まで来てくださいました。2013年に初めてご寄付をいただいて以来、CSRのご担当として全然畑違いの点字まで学ばれ・・全て手で打っていた点訳を機械化するため、個人輸入したプリンターにマニュアルを作り、プリントアウトするための本文データを実に150冊も作り続けて、軌道に乗せてくださいました。今、皆が800数十冊の絵本を存分に楽しめるのも、陰にこの方の御働きがあり、現場をよく知る頼れる存在でいてくださいました。

会社は離れられますが、また何かあったら、と言ってくださり、大丈夫、ご連絡先はいただきました!少し時が経って一段落されたら、どうぞまたご指導ください。Y様、5年間本当に有難うございました。そしてこれからもよろしくお願い致します。

 

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第4木曜定例作業会@逗子 3月

3月22日、第4木曜定例作業会をしました。

今日はなんだかみんな真剣な雰囲気~~というのも、先日KDDI様に教えていただいた絵本のデータ作成方法を、皆で習っているのです。

初日からさくさく・・とはやはりいかず、テキストデータを作成する前段階、アカウントの取り方やら、写真をPCに移す方法やらで、???もしばしば・・それでも2~3名のわかる人がまず枠組みを作り、それぞれやってみてからってからまた持ち寄ろう、ということに。何でも軌道に乗せるところまでが大変です。

本日は春休みということで、逗子高校ボランティア部のOG2人もお顔を見せてくれました!長期休みのたびに1冊打ってくれるKさん、イベントでいつも力を発揮する美大のNさん。本当に嬉しいことですね~以下、Nさんが寄せてくれた感想です。

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実は作業会には初めて行きました◎
作業だけじゃなく、皆さんとお話もできて楽しかったです!
また参加します。
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4月から、定例作業会は第2木曜日に変更になります。ご興味のある方、どうぞご一報ください!

 

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利用者さんからのお便り 3月

3月初めからのお便りです~♪ 最近は英語のCDのリクエスト増えています。お便り、ご紹介しますね~

◆まず初めは、関西の普通小3年生Y子ちゃん。やっぱり人気はあらしのよるに!

”あらしのよるに”シリーズをドキドキしながら読んでいます。今のところY子の予想では、オオカミガブがヤギのメイを食べてしまうのではないか!?と考えているようです。英語のCDは週末に聴くというルーティン化に成功しつつあり、まだ耳で聞くだけですが、文章で覚えることができています。(中略)妹のムチャクチャ英語で笑ったり、バムとケロを仲良く読んだり、今月も楽しい時間となりました。

◆がんばって点字でお手紙くれる東京の盲学校のF太クン。文が長くなってきたね~

今度は3月に、また5冊の本がくるのを楽しみにしています。5冊面白かったです。

ママからも、
F太は、ユニリーフの存在が大きくなってきたようで、月の初めには、「まだ本来ないの?」と心待ちにするようになりました。また月の終わりには、「ママ、そろそろ本返してきてよ」(次の本、借りられないじゃん)という会話をするようになってきました。点字を読むペースも速くなってきたので、少し難しめの本も入れてください。

 ◆関西の盲学校3年生H実ちゃん。経験からユニリーフ絵本の良さに触れてくださいました。

1か月は、長いようであっという間ですね。もう返却する時期が来たと残念そうですが、また新しい絵本が来ると思うと楽しみな様子です。
H実は、双子の姉妹で、同い年の妹がいます。妹の方は晴眼で、地域の小学校に行っていますが、いつも妹の方が絵本を出してきて、先に読んでいます。

今まで、点字付絵本は、文字の上に透明シールに点字を打ったものが、貼りつけられているものを読んでいて、下の文字が読みにくかったのです。でも、ユニリーフの絵本は、文字を邪魔することなく読めるので、妹も楽しめます。一緒に読めるって素晴らしいなと感じています。

◆九州のT大クンは点字の感想文。T大クンも入退院を繰り返していたそうです。

いもうとのにゅういん
いもうとが病気になってかわいそうだなと思いました。この本の中の人は大変なんだなと思いました。ここのいもうとは入院しているから、僕と一緒だと思いました。ここの本のおねえちゃんとお父さんはやさしいと思いました。この本のお姉ちゃんはいもうとのことをとってもだいじにしてるんだなと思いました。

ひとことお便りもたくさん!ありがとう~♪

◆『くだもの』親子3人で楽しみました。兄が読んで(母が教えながら)妹も興味を持ってみていました。(東京の盲学校2年生K広くん)

「でんしゃがくるよ」の警笛音「ビーボー」がお気に入りで、ビーボーと何度も本に合わせて言っていました。(東京の盲学校2年生T雄クン)

(はたらきものもじょせつしゃ)けいてぃの本がとても楽しかったとE介は言っています。(神奈川の年長さんE介くん)

動物に加え、草花やお天気、自然など興味が広がり、質問に答えられないことも多いです。(東京の年中さん、K奈ちゃん)

Y紗は思い出しては絵本を出してきて読んでいます。絵本があるっていいなあと思っています。(千葉の年中さん、Y紗ちゃん)

今回もどれもとっても楽しそうに聞き入って質問してくれたりしました。もうすぐ1年生、少しずつ自分で点を追ってくれる日が来るのかなぁと思いながら読んでいます。(神奈川の年長さん、Rクン)

最近「えいごであそぼ」のビデオを繰り返し見て、英語にはまっています。CDも「えいごのうた」(←聞き取り難しい!)をとリクエストされ、リピートしています。このまま英語好きになってくれればと妄想しちゃいます。(神奈川の3歳、K真クン)

 

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皆様から寄せられたお便りは、ご本人が特定されないような配慮のもとに、当HP、FBに掲載させていただくことがあります。掲載は困るという方は、事前にご連絡くださいますよう、よろしくお願い致します。

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パルシステム様の月刊誌で取材いただきました

3月17日、パルシステム生活協同組合連合会様の月刊誌『のんびる』で、ユニリーフの活動を取材いただきました。

昨年12月に、パルシステム合同助成金報告会で神奈川の事例としてお話しさせていただきましたが、目の不自由な子もそうでない子も一緒に絵本を楽しむというコンセプトに共感してくださったそうです。

今回の特集はずばり、「いっしょがいいね2 障がいがあってもなくても」、誰もがともに暮らす社会を目指した特集とのこと。首都圏中心に7000部、お一人でも多くの方に知っていただけるのは感謝以外ありませんが、対象が女性の雑誌で特集されること自体、道のりは遠いのかもしれません。

 

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