返却・選書・発送作業をしました 2月

1月30日と2月2日、返却・選書・発送作業をしました。返却袋には図書カードが!S様、M様、S様、ご自分も担おう、というそのお気持ちが何より嬉しいです♡ありがとうございます~!

毎月末・月初の定例作業ですが、メンバー全員揃うことは少なく、3人程度で持ち場を繰りながら進めています。記録、送り状、梱包時のお名前や絵本選びの照合は、利用する皆さんへ思いを馳せる時間です。絵本を抱えPCのコードに気付かずひっかかっても、大切な絵本は落としません(笑)。

ちょっとしたエピソードをやりとりしながら、少人数人海戦術で無事に作業を終えて郵便局へ。私たちよりはるかに腕力のある局員さんが運搬を手伝ってくださったおかげで、ユニバーくんの絵本袋は、あっという間に集荷仕分けの場所へと送られていきました。

節分・立春を過ぎても、体感としてはまだまだ冬真っただ中です。それでも豆まきをしたりひな祭りを準備したり、受験・卒業が迫ったり、季節を感じる経験や絵本に触れながら春を迎えるのは素敵だなと思います。ユニリーフの絵本を必要とする人に、1人でも多く届きますように。
M.K.

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【建長寺”さわる”模型】ご寄付に感謝~心に沁みます 1月

あっという間の1か月~いつもありがとうございます。1月のブロンズ模型へのご寄付は2件でした。が、どちらも心に沁みます・・

1月4日  K.K.様
1月5日  M.I.様

K.K.様は、ゆうちょ口座にお振込みくださいました。が、分かるのはカタカナのお名前と、店番号から東逗子郵便局、ということのみ、お礼のしようもありません。見返りどころか言葉すら求めず、大切なお金を寄せてくださる方がいる‥敬意と共にそのお気持ちに恥じぬよう、責任を持って必ずやり遂げます!K.K.様、この場を借りて心より御礼申し上げます。いつかお目にかかって直接御礼をお伝えできますように。

M.I.様は、実は中学生、なんとこのお金はお年玉!学校でも、お年玉を何に使ったかという話題があり、プロジェクトのことを皆の前で発表してくれたそうです。嬉しいなぁ~、Mクンが完成を待っていてくれるから頑張ろう!という気持ちになるよ~。Mクン、頑張るからね、本当にありがとう!

他にも数年来、毎年1月にご寄付をくださる方がいらっしゃいます。こちらは例年どおり、絵本のためとさせていただきました。M.S.様、毎年思い出してくださり、温かいお気持ち心より嬉しく思っております。継続が簡単でないのはわかり過ぎるほど、この場を借りて改めて感謝をお伝えしたいです。

日常の中に、心動かされる涙があります。本当に幸せなこと、ありがとうございます♡

 

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イベント「違いを知って体験しよう!」2/19 @建長寺様

イベント「違いを知って体験しよう!工夫でつながる新しい世界」のお知らせです。

鎌倉青年会議所様主催。様々な立場や境遇の人がいる中で、手を取り合い寄り添った地域社会を目指すには、まずは違いを理解しようという趣旨です。そのシンボルがブロンズ模型!

ブースでは、建長寺仏殿1/50模型や、日本初の透明点字シート付絵本にも触れます。点字タイプライター体験、目を閉じて触って粘土やゲームに挑戦します。あなたの触覚、鍛えていますか?きっと発見に満ちた2時間に。

鎌倉市内の全小学校から、お子さん+親御さんのご参加を募ります。限定80名。よろしければ、どうぞ遊びにいらしてください。

日時: 2月19日(日)13:00~15:00
場所: 建長寺応真閣(鎌倉市山ノ内8)
料金: 大人1名¥500、小人1名¥200(建長寺拝観料として)
お申込み期限: 2月17日(金)までにユニリーフへ
お問合せ: ユニリーフHPお問合せフォーム または info@unileaf.org

 

 

 

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定例作業会@逗子 

定例作業会をしました。

この日は、昨年末のNHKニュースを見て、点訳希望のT様が見学に来てくださいました!点字は学生時代にご経験があるとはいえ、テレビを見てお声を上げるのは勇気のいること!よきご縁をいただき嬉しかったです。早速、点字学習資料をお送りしました。

作業の様子は、Sさんのレポートでどうぞ。

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今日は新年最初の作業会でした。参加者は少なかったですが、見学の方が来てくださいました。

作業内容は、以前も作成したイルカのしおり作りと本の修理です。イルカのしおりは、点字体験にイベントなどで使用しています。前回もたくさん作った記憶があるのですが、また追加作成。なかなか人気なんですね。

ユニリーフのロゴのエンボスや、リボンを通す穴の位置を検討しつつ作成しました。可愛らしく出来上がっているので、点字をたくさん打ちたくなりそう・・活躍してくれるのが楽しみです!
C.S.

 

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【建長寺”さわる”模型】建長寺境内古絵図ツアー

広大な建長寺様境内を描いた古絵図「延宝図」に沿って、今はなき旧跡などを巡るツアーに参加しました。ガイドは建長寺様をこよなく愛し、長年修理に携わる建築士のTさん。ブロンズ模型製作を担ってくださる方です。

この日の参加者は、円覚寺で草刈りのボランティア(!)をされている皆さん、さすが鎌倉ですね。主要伽藍の先を東側からまわり、巨福主山を登ります。知る人がいないとちょっと入れない所ばかり、という説明に興味津々。

初めは、干上がって水がなくなっていた旧池跡に、Tさん自らが工事され水をたたえたという亀池に。水量が増えても近くのお堂は流されないような設計になっているそうです。

鎌倉時代から変わらないと言われる水のしたたる崖を横目に、山に入っていきます。途中、道の左手に幅2~3mのいくつかの段が。ここは昔、平家がそこで首をはねられたと伝えられる地獄谷。道に沿った溝は、血が水で流れていくよう掘られたのだとか。

山道に平場が現れると、そこは高僧を供養するために建てられた小さな庵(塔頭=たっちゅう)の跡。鎌倉は平地がないため、谷を削りその土でならして平場にしたそうです。その数、全部で49院。

ワメキ十王岩下の古道にはいくつも横穴が掘られており、やぐら群がぐるっと50穴ほどもあります。目を引いたのが、天井に紅い平行線が付けられた朱垂木(しゅだるき)やぐら。やぐらを建物に見立て、垂木を描いたそうです。中世、こんな山奥で思いを持って仕事をした人々が確かにいた証・・

若宮大路を望む十王岩周辺は、ハイカーで結構な混雑!途中、イケメンくんを先頭に、息を切らして歩くNHKBS番組のクルーにも遭遇。そして、ようやく建長寺の最奥座敷、勝上獄(しょうじょうけん)展望台へ。相模湾を見渡し、曇りながらかすかに富士山を望む絶景です。

山頂には、過去に建長寺が火事で何度も焼けてしまったことを嘆いてか、火災消滅塔という小さな石の塔がありました。いくつかの石がなく、「元どおりの形にしたい」とはTさんの願い。

天空のお堂、地蔵堂をお参りし、お手洗いの脇から登って大覚禅師座禅窟を拝見。小さな冷たい空間に、当時の厳しい修行を思います。

斜面にはたくさんの天狗像。これでは触れない、3D模型ほしいなぁと願いつつ、山を下って行きました。途中、一輪の河津桜に歓声!

お昼は皆さんでけんちん汁をいただきました。2時間強、清々しくも結構な山道でした。が、驚いたことに最高齢の方は何と80代後半。東京から週2回、草刈りボランティアに円覚寺に通われているそう!健脚で何より姿の良い生き方に、私もあやかりたい・・としみじみ。

午前の2時間ほどですが、素敵な方々と心洗われる時間を過ごさせていただきました。クラウドファンディング、ご寄付にこんなリターンだったら素敵ではないですか!?

 

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