中屋敷地区センターにお邪魔しました

地区センターで初めてユニバーサル絵本を展示してくださった、横浜市瀬谷区中屋敷地区センターにお邪魔しました。

写真では知っていたのですが、何より驚いたのは展示が’生きている’ことです。同じ絵本が2冊ずつ並べてあり、「なんだろう?」といった吹き出しや簡潔な説明書きが随所に。受付近く誰かが足を止めればすぐ対応してくださり、オーラを放つも主張し過ぎず書架に調和しています。見ている端から小さな男の子が絵本をつかんでいきました。

今回は一人のスタッフの情熱で始まった展示ですが、実際にお会いし誕生・運営のご苦労や展示中のご様子等をお聞きし深く納得しました。キーは「人の温かさ」、小さな展示一つも詰まるところ「人」が全てでした。

終始笑顔の皆様に絵本展示のノウハウをたくさんいただき、今後のご指導もお願いして、会って話す大切さを肝に銘じた有意義な1日となりました。 (写真はお二人の副館長とスタッフの方です。)

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芹が谷南小学校で点字の授業をしました

10月9日、横浜市港南区芹が谷南小学校の総合学習で、出張講座をやりました。テーマはユニバーサルデザインについて考えることと、点字を学びネームカードを作ること。小学校での授業は初めてです。

この日の4年生は、ちょうど国語の教科書に点字の単元があります。元気がよく臆せず手を上げる子供たち、クイズで盛り上がり、墨点字まではどんどん進みました。

集中し疲れもたまったところで、いよいよ打つ番に。鏡になるので一気に難しく、あちこちで戸惑いの声が・・それでも思い思いに名前を完成し、紙を持った子供たちの列ができました。間違いを指摘されても誰一人文句を言わず、また並びに来る子供たちの忍耐に感心しました。

感想第一声「点字は面白くないと思いました!」。そうか~、ちょっと難しかったね。それでも先生方から、よく集中していた、ここまでできるんだと思った、との感想をいただきました。この日の機会を与え準備を整えご尽力くださった学校とPTAの皆様、本当にありがとうございました。

 

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専用のPCとプリンターが入りました!

絵本の点訳機械化検討の一環で、絵本の本文をPCに取り込み点字に変換・校正するため、県のプロジェクトでいただいたリユースPCとプリンターですが、このほど無事に機能し始めました(写真は貸出係の武田さん、何やらこのマスコットはさるのユニバーくん・・!)。

これでプリンターさえ手に入れば、少なくとも一部の絵本は機械で点訳、量産できることになります。子どもたちに読みやすいクリアな点字が本当に出るだろうか・・?遅々とした歩みですが、機械で打てる日が遠くないことを祈っています。

 

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新しい絵本が仲間入りしました!(新着案内)

ユニリーフ・ブックスに新しい絵本が仲間入りしました。

「黒部の谷のトロッコ電車」「おなべおなべにえたかな?」の2冊は、保土ヶ谷区で活動されている点訳グループ虹さんが手掛けて下さった最初の作品です。

あらしのよるにシリーズの第5弾「どしゃぶりのひに」、「かたあしだちょうのエルフ」、「黒部の谷のトロッコ電車」は、小学校中学年ころからのお子さんに大変、読み応えのある作品です。

春を待つ熊の親子の「ぽとんぽとんなんのおと」、きっことちい、にいのシリーズ「おなべおなべにえたかな?」、かこさとしの「おたまじゃくしの101ちゃん」、楽しい絵本がいろいろ。貸出のリクエスト、お待ちしています。

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UniLeaf では、この絵本に透明点字シートを挟み込んで製本した、ユニバーサル絵本の貸出をしています。 状況が「読みたい」になっている本はお貸しできます。 貸出方法については、ユニリーフのHP https://unileaf.org/ をご覧下さい。

 

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英語絵本の新着です!(全12冊各CD付)

お待たせしました!英語絵本の新着です。

これは2~3歳向け最初の絵本、サイトワードリーダーズと呼ばれる読み方のルールにのらない基本単語が多く使われています。

どの本も、1ページに本文1行、全8ページ、点字シート5枚です。3種類の録音で、繰り返しのフレーズが、効果音あり、リズミカルに録音されています。文が短い分絵に頼る場合も多いので、是非お話ししながらご一緒に楽しんでくださいね。

お子さんによって不思議とお気に入りって違います。すぐ口ずさむ姿が見られるでしょう。1冊からどうぞ。

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