第2木曜定例作業会 @逗子 3月

3月14日、今年度最後の定例作業会をしました。

大下が昨年から湘南ビーチFM番組審議会委員を仰せつかっておりバッティングしたため、時間を30分早めての開催となりました。

まずは、年間を通じてコンスタントに活動に従事してくださった5名の方に、感謝を込めてささやかな活動奨励金をお渡ししました。

今日の作業は、本の修理にタイトルの点字ラベル作り、英語冊子のCDを差し込むポケット作り、ご寄付者のお名前を貼りつけるシールの作成等々、いつもその都度少しずつやっている作業を手分けしてお願いしました。一つ一つは小さいことですが、チリも積もれば・・おかげで絵本製作、はかどりそうです!

定例会も少しずつご参加が増えて本日は9名、本当に有難いことです。来年度も、
■第2木曜日10~12時、@逗子文化プラザ市民交流センター
どうぞのぞきにいらしてください~

 

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新しい郵送袋ができました

新しい郵送袋、完成しました~!

皆さんのお手元に本をお届けする際のユニリーフオリジナル郵送袋、バージョンアップしてこ~んなにたくさん出来上がりました。

制作者は前回もお願いしたTさん、子育てで忙しい中、あらゆる要望を検討し、丁寧に格安で作ってくださいました。本当に有難いことです。

新バージョンの改良点は、何と言っても材質。針も折れそうな最厚のキャンバス地で、多少の防水機能も。さらに大型本も収まるよう、サイズを少し大きくしてあります。宛名カードの小窓も、マジックテープでより使いやすくなりました。

学校への長期大量貸出等もあり、袋が滞ると、最近は月初に一斉発送できないこともしばしば。これでスムーズになります。

新年度からお目見えしますよ~どうぞお楽しみに~♪

 

 

 

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新着絵本のお知らせ 2月

お待たせしました!新着絵本のお知らせです。左上から、

1.かぞえうたのほん
2.はしれクラウス
3.かさ
4.ねずみのさかなつり
5.ねずみのでんしゃ
6.きっときってかってきて
7.くうきはどこに?
8.ずっとまもっているよ
9.  If We Could Do What the Animals Do
10.  I Can Write
11.  I Can Read
12.  How to Make a Mudpie
13.  ちいさいしょうぼうじどうしゃ

皆さんにいろいろリクエストいただいて、ことばあそびの本、ノンフィクションに科学絵本、CD付英語絵本がまた加わり、それぞれのジャンルが充実してきました。ことばあそびは大人でも読みごたえがあり、さすがはロングセラー。見えにくい子たちって言葉で遊ぶの、好きではないですか?是非、ご家族皆で楽しんでくださいね~

製作現場では、最近プリンターの調子が悪く、長いページが打ち出せません。またポーランドに送るのかと思うと憂鬱です・・1000冊までは何とか頑張ってほしいなぁ~あと27冊です!

 

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利用者さんからのお便り 2月

利用者さんからのお便りです~♪
今月は、進学先が決まった~というお知らせが届きました。進学・進級は親子共にビッグイベント、良い新生活になりますように・・

◆初めは新規貸出しの神奈川の盲学校1年生M介クンから、点字のお手紙です。

(前略)ぼくはえほんをよむのがすきなのでこれからも、よろしくおねがいします。とくにぼくは、のりものがすきなので1がつごうの「ぴんぽんばす」と、「はたらきもののじょせつしゃけいてぃー」をみたら、とってもうれしくていっぱいよみました。2がつごうもたのしみにしています。

◆たま~に好きそうな本をこちらから勝手に送っている関西の4年生、H哉クン。点字です。

まえ、おならしりとりと はなをほじほじいいきもちを おかあさんとよみました。だじゃれにほん1しゅうは よんだことがあったんですよ。またおわらいけいのほんがよみたいです。これからもほんのせいさくをがんばってください。

◆東京の盲学校2年生のFくん、今回はお母様が弟クンと一緒に読み聞かせ。’二人でげらげら笑って面白がっていた’という本は・・?

(「ふたりはともだち」の1編の)「おはなし」のがまくんがあたまにみずをかけるのがおもしろかったです。

◆兄妹で11ぴきのねこシリーズにはまっている東京の3年生K真クン。

11ぴきのねこたのしかったです。またよろしくおねがいします。

◆幼稚園の妹ちゃんも楽しんでいる関西の4年生Y奈ちゃん。2人で英語も聞き続け暗唱も。

今回のヒットは姉妹揃ってポケットのないカンガルーでした。絵も気に入っていました。

 ◆タイプどんどん上手になる神奈川の1年生のRクン。

1がつごうはふしぎなたまごというほんがたのしかったです。とくにねこがわたしのたまごといって しまったところがおもしろかったです。

◆夏に機器をゲットし、自分で読んで録音しているという東京の3年生T史クン。ママからは、

自分の興味のある本を読んで、録音、デイジーが出来たと満足している姿を見ると、本の世界を彼なりに楽しんでいるんだろうなと思っています。

◆神奈川の年少さんK汰クンは電車にはまっていて、「朝、布団から起きて第一声が『マタ○○(電車に乗れる場所)イコウネ』だったりします笑
◆小学校が決まってホッとしているところだという千葉のY子ちゃんは、「親子でまた頑張っていこうと思っています。

 ◆最後は盲学校の先生から。豊かな絵本生活ですね~♪

・「はがぬけたよ」は、ちょうど子ども達の歯も生え変わっていて、自分もぐらぐらの歯をひもで引っ張って抜かれるんじゃないかと、 こわごわ読んでいたのがかわいらしかったです(笑)
・「おとうさんはうんてんし」は、感想で「運転士なのに男の人だから変だなあと思いました。」と話した子がいて、びっくり。 どうしてそう思ったのかというと・・・彼は、電車に乗った時のアナウンスがいつも女性の声だったので、 電車を運転している人も全員女性だと思い込んでいたんですね。なるほど、そういうことかと納得。
・「どろんこおそうじ」は、子ども達も大喜び。「(ばばばあちゃんは)大人なのに、子どもみたーい!」 だそうです。
・「ジルベルトとかぜ」は、少し難しいのかな・・・と感じていましたが、読後に外でみんなで走った時に強い風が吹き、 「ジルベルトの風だあ。」と向かい風に突っ込んでいく子がいました。 子どもの心にはちゃんと残っていました。
子どもの数だけ読み方や受け取り方、感想があるなあと感じた今回のUniLeafでした。

 

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皆様から寄せられたお便りは、ご本人が特定されないような配慮のもとに、当HP、FBに掲載させていただくことがあります。掲載は困るという方は、事前にご連絡くださいますよう、よろしくお願い致します。

 

 

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横浜市読書活動推進ネットワークフォーラム 2/17

2月17日(日)、光栄にも横浜市教育委員会よりお声かけいただき、横浜市読書活動推進ネットワークフォーラムに出展させていただきました。真新しい二俣川地域ケアプラザ、読書推進を願う熱心な関係者250名が来場され、ユニリーフへも100名弱がお立ち寄りくださいました。
以下、Kさんのレポートでお届けします。

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会場が住まいから近いこともあり、何かできることがあればと参加しました。 

イベントや講演の終わるタイミングで出てくる方たちをユニリーフコーナーへいざなうために、案内掲示の位置や色合いのインパクトなど見え方を工夫しました。そして訪れてくださった方が「見える子と見えない子が一緒に楽しめる絵本」に関心を寄せて、さらに想像力をはたらかせてくださるよう言葉を考えました。 
 
イルカのしおりに点字タイプライターでお名前を刻まれた方へは、絵本サイズに合わなくなったシートを無駄にしないよう気持ちを込めて作られたイルカですよ~という思いも届けたかったです。

目にする、耳にする、手にする、どれも初めての方が殆どのなか、利用者の親子さんが訪ねてくださり、展示している絵本を何冊も何冊も読んでいかれました。

百聞は一見に如かずの通り、お子さんのなぞる指の速さやたくさんの声が入り混じる中の集中力、そして何よりももっと読みたいとアピールする姿がこの本の存在価値を証明していたように感じました。その場に居合わせた方たちも、きっと似たようなお気持ちになられたのではと思います。

本の貸出返却の記録をお手伝いしている私にとって、文字で見るお名前だけだったお子さんが目の前に現れて絵本に触れている、その時を共にしていることの感激は大きく、次の記録作業は新たな楽しみをもたらしてくれそうな予感を抱きました。

笑顔・笑い声の絶えないお仲間のおかげであっという間に時が経ち、また来場者の皆さんと接することで得る知識もあり、広がりのある充実した一日になりました。


 

 

 

 

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