7月6日、ワイズメンズクラブ国際協会横浜とつかクラブ様の新年度例会があり、そこで代表の大下が1年間の活動報告をしました。
平成20年度の横浜YMCA「夢すくすく賞」で特別賞をいただいて以来、変わらぬご支援をいただいているご縁で、この時期恒例の行事となっています。当時ユニリーフはクリアビジョン・ジャパンと称し、大下一人でありったけの思いと構想をしたため応募したそうです。目に留め御手を差し伸べてくださった、とつかクラブ様の先見の明に感謝いたします。
大下からは蔵書1000冊の報告、初代作成の絵本と現在の絵本との比較、製本に係る機械の変遷や現状が報告されました。今後は、より良い絵本となる質の向上、利用者さんへの貸出し支援、ユニリーフの理念とシンボル絵本を広めることを、活動の柱としていくという話もありました。また、メディアニュースや各団体の広報記事により、全国からボランティアの希望があることへの喜びと、地元逗子高校の9年に渡る継続活動への思いも語られました。11年前に描いた構想と思いが出会う人の輪を広げ、まさにLeaf(一枚一葉)がUnited(融合一体化)されたユニリーフの時の流れをご報告する場となりました。
点字の基本的な質問やユニリーフ命名の由来、製本の苦労話への労いやもっともっと広報をというエールなど、絵本や点字教科書を手に取ったり、新聞の掲載記事を読んだりする中で、お一人お一人からいただくお声には関心の高さや温かなお気持ちがあふれていました。
また来年この場所で充実した報告ができますように、そして変わらぬご支援への感謝をお伝えできるようにと願う、七夕前日の夕べでした。(M.K)