お知らせ

【建長寺”さわる”模型】チラシが出来ました!

 

 

 

 

 

 

 

プロジェクトのチラシができました!

観光地で、目が見えないと一人だけ文化財が何もわからないこと、こうすれば皆と一緒に楽しめること、同じ模型を囲むことで会話が生まれ、互いに興味を持つきっかけになること、場を分かち合い、互いの発見を分かち合えるように・・

「共に生きる社会の具体的な1歩」です!調べれば調べるほど、知れば知るほど、すごくいい!実現したい思いが強くなります!このチラシが、そんな思いを多くの方に運んでくれますように・・これをきっかけに、皆一緒がいいと思う人の輪が広がりますように・・

熱い思いを託して配ります。皆様のお近くでも、置いてくださるところがあったらお知らせください。「鎌倉から全国へ」、脈々と継がれてきた地元の誇り=日本の誇りを、目が見えないから共有できなくても仕方ないの・・?いいえ、同じように知ってほしいです!

皆様のご支援をどうぞよろしくお願い致します。

 

選書・貸出作業をしました 7月

雨降りの本、水泳の本、海の本、夏休みの本・・今月はこんな本を中心に選びました。今感じている季節を、少しいつもと違った言葉で表現できるようになると素敵ですね。

今月のレポートは、逗子市立小学校図書館でお仕事されているNさんです。

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7月の選書・貸出会は猛暑続きの6月が終わり、台風の影響か少し涼しく感じられた7月4日に行いました。

今回はPCが3台、メンバーも5人と充実していたので、お昼前には選書、入力、梱包とスムーズに作業終了。

夏の本、七夕の本など季節に合った本の入れ忘れのないよう注意しました。

毎回、利用者さんのことを思い浮かべながら本を選んでいますが、いかがでしょうか?こんな本を読んでみたい、この本は好きじゃないなどの希望にできるだけ沿うように本を選んでいます。

リクエストがありましたら、ぜひ教えてくださいね。

 

ワイズメンズクラブ国際協会様でブロンズ進捗報告

7月2日、ワイズメンズクラブ横浜とつかクラブ様で、1年間の活動報告をしました。

2年前、ブロンズ模型を始め右も左もわからなかった頃、まずご相談させていただいたのがワイズメンズクラブ様でした。

この日は出来立てのチラシを配り、改めてこういうものを作ります、こういう意義がありますとご説明。そして、なんと鎌倉の建長寺様がご賛同くださったことを大きな驚きと感謝を持ってご報告し、「あれから10歩も100歩も進んだね」と共に喜んでいただくことができました。

鎌倉在住の方も多く、早速ご提案やご紹介を申し出てくださったり、中には早々にご寄付をくださったりする方まで!絵本もブロンズも、大下の思いと言葉以外何もない時代から、いつも手を差し伸べ、温かい応援を継続してくださる無私の皆様です。

来年はクラブ設立30周年、ユニリーフへのご支援も実にその半分の15年になります。「青少年のためにYMCAにつくそう」「社会には奉仕第一」を信条に集われる先輩方の生き方を仰ぎ見、来年、きっと嬉しいご報告ができることを祈るばかりです。

 

 

【建長寺”さわる”模型】境内立体地図が石の上に!?

1m以上ある石の上に、総門から山までの境内のミニチュアが、本物と同じ起伏で現れる・・その上には、手のひらサイズのブロンズ製伽藍が一直線に並び・・それ、全部さわれます!めっちゃ素敵ではないですか!?

6月29日は建長寺様で、建築士のT様、造形工房のK様からそんな説明を伺いました。

欧州は石の文化、日本は木造で自然を尊ぶ文化です。天然石でそんな表現が出来たら、それはもう欧州のコピーではなく、日本ならではの芸術品になる!どんなにワクワクすることでしょう。

総門の模型もお持ちくださり、ブロンズで作る伽藍のイメージも共有します。キモはスケールの選択だそうで、それにより精密度も決まります。

仏殿の前で。建築士T様と造形のK様。

今回作るのは、触るためのもの。「見る」に縛られている私たち、サイズをいろいろ変えて「さわっているところを見たい」。そうしたさわる様子を一つ一つ公開して伝えていくのも意義があるでしょうね・・御僧侶のお言葉にハッとします。プロジェクトはもう始まっているのだ、製作の過程にも価値がある!発信しっかりしないと。

良いものを作ろう・・言葉にしなくてもそんな空気に満ち満ちた空間。皆様が図らずも「有難いご縁」、と同じ言葉で言ってくださるこのプロジェクト。お心ある方しかいらっしゃりようもなく、感謝と重圧と深い喜びに頭を垂れて・・ため息。

6月にしてはや梅雨明け、連日大混雑の鎌倉もこの日は猛暑で人も少なめ。境内の紫陽花はまだまだきれいです。

 

 

 

 

【建長寺”さわる”模型】鋳造会社さんからご説明をいただきました

6月22日、鋳造会社の方から建造物模型の製法についてご説明を受けました。

いつぞや見積もりをお願いしたご縁で、東京出張のついでに逗子までお寄りくださいました(勝手に同年輩と信じこんでいたらお若くてビックリ・・!)。

「日本にもブロンズ模型を作りたい!」それだけでスタートしたものの?????だらけ。鋳造業は富山県に集中、400年の歴史を誇るってご存知でしたか?

最近は美術館の中に「さわる」を意識した展示も増えていて、このA社も建造物模型を手がけられました。その時の詳しい製造工程から、最近増えているアート系作品まで、画像満載で教えてくださいました。

「(銅像屋さんって)皆さんお電話くださるんですよね~」なんておしゃべりもしながら、業界事情も見えてきて・・当初やみくもに問い合わせていた時の言葉の断片が、だんだん意味を持ってつながってきました。やっぱり会うこと、直接話すことって大事ですね。

一つ進むと、分からないことが出てきて、1週間くらい調べてまた進む、の繰り返し。でもその過程で、お心ある方との出会いに涙する瞬間もあり・・完成したらどんなに嬉しいでしょう。頑張ろうっと!