【建長寺”さわる”模型】桝組層どう作る?製作の話

製作面で今回のポイントになっているのは、仏殿屋根下の桝組層。

本プロジェクトでは、真のユニバーサルを目指し、目にも手にも、仏殿ならではの寺社建築の美しさを伝えたい、と限られた予算の中で奮闘しています。

全体を1台のブロンズで作ればのっぺり仕上がり繊細さは出せない・・、型のほうを細かくすると抜くことが出来ない・・、金属出力の3Dプリントでは2000万円以上と高過ぎる!そこで、ここだけ別の金属で作ってくっつけたら‥というのが現時点での最善案です。

既にデータがあり、提供していただけるのは有難いこと!すると、こんなにも精密に桝組層がPCで描けるのですね・・先端技術スゴ過ぎです!

この日はミスター3Dがご病気で、詳細は復帰を待ってからに。それでも、朝イチの飛行機で駆けつけてくださった方もあり、第一号にかける皆の思い入れは半端ない・・だってこの仏殿の成功こそ、もしかしたら全国に広がるきっかけになるかもしれないのですから。

総費用約700万円、初めてのクラウドファンディングと、まだまだ高いハードルが待っていて、考えるだけでクラクラします。が、今日できる目の前の一つを着実にこなしていくだけ、です。

 

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