選書・発送作業をしました 10月

「運動会の本、入れるの忘れた~」作業終わりの一コマです。かつては10月と言えば運動会!今や思い出さないほど影も薄く・・

今月の貸出は月曜日(通常木曜日)。月曜なら、という方々がご参加くださいました。そのお一人、手仕事の名手Kさんのレポートでお届けします。

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貸し出し作業はユニリーフでは毎月の作業ですが、私は暫くぶりの参加でした。

本を貸し出す作業というと、事務的なイメージを持ってる方も多いかと思います。わたしも昔はそうでした。しかし、ユニリーフの貸し出しは、貸し出す方一人一人の年齢、見え方、興味のある事、季節…などなど色々な事を思い浮かべながら、選書していく作業です。

前回参加した時よりも、貸し出しする方の状況やご要望を細かく分かりやすく共有できるようになっていて、みんなでお一人お一人の事を細かく想像しながら、より丁寧に選書し、お送り出来るようになっていました。

喜んで絵本を読んで頂けているといいなと思います。
K.K.

 

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新着絵本のお知らせ 秋風

新着絵本のお知らせです。後列左から、

1.きょうのごはん
2.ラッテと ふしぎなたね
3.すいどう
4.かえる ぴょこぴょこ

11月末に、ユニバーサル絵本の製作講座を開催します。数えてみたら、市民向けの講座はなんと5年半ぶり!ユニリーフの点訳者さんは、この講座に参加されてそのまま続けてくださっている方が多いです。またそんな出会いがあるかしら~?楽しみ💛

『ラッテとふしぎなたね』は一時期点訳もされていた児童書関係の方からのご寄付、『かえるぴょこぴょこ』は娘の小学校時代の先生からのご寄付です。有難いことにご縁がずっとつながっていて、”さわる”模型の時にもひときわ大きな温かいお気持ちを寄せてくださいました。こんなお心に、私たちの活動は支えられています。

1冊1冊に思い出があります。全ての本に共通するのは、子どもたちへの「想い」です。

 

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5年ぶり!ユニバーサル絵本製作講座開催します 11/29

一般市民向けに「ユニバーサル絵本製作講座」を開催します。市民向けは、なんと5年半ぶり!

点字を学び、絵本の本文を一人1枚1行程度、透明シートに点字で打って、皆で1冊仕上げます。人類の大発明である点字の仕組みがわかり、街の点字表示が読めるようになります。

完成絵本は、ご参加の皆様のお名前を入れ、全国の目の不自由なお子さんに貸し出されます。

前回は満員御礼、東京はもちろん静岡や群馬からもご参加いただきました。逗子葉山高校の現役教諭からも「素晴らしい授業」と言っていただいたわかりやすく楽しい点字講座です。

【ユニバーサル絵本製作講座】
日時: 2025年11月29日(土)13:30~16:30
場所: 逗子文化プラザ市民交流センター 第1会議室
※JR「逗子」駅徒歩5分、京急「逗子・葉山」駅徒歩2分
参加費: 2,000円/名(絵本代・資料代・材料費すべて込み)
定員: 15名(小学生は保護者同伴)
お問合せ/お申込み: info@unileaf.org または ユニリーフHPお問合せフォーム

この機会にあなたも是非ご参加ください!
当日、お目にかかれることを楽しみにしています。

 

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【建長寺”さわる”模型】オンラインシンポジウムで模型紹介

“さわる”模型製作に際しては、部分模型を作っては障害当事者にさわっていただき、ヒアリングを重ねました。その中心が、大学入試センター教授の南谷和範先生です。

先日、先生主催の「写真は触って分かるのか?」というオンラインシンポジウムがあり、終盤の「情報コーナー」で、”さわる”模型の紹介をさせていただきました。

絵本の活動を始めた経緯から、紆余曲折の建長寺”さわる”模型誕生ストーリーまで、6分です。お恥ずかしいのですが、ユニリーフの歴史がまとめてありますので、よろしければどうぞお聞きください。

■UniLeafの軌跡:ユニバーサル絵本から建長寺”さわる”模型まで(06:13)

 

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【建長寺”さわる”模型を囲むお話会】お話会 第三回

第三回お話会、今回の懸案はまずはパネル!前回イーゼルが風で吹っ飛び、国重要文化財ですから今回はゴム紐で固定することに。柱の太さって違うのですよ(ショック~)、境内に通うこと4回、これで大丈夫かしら~

もう一つの懸案は外国人対応、毎回日本人より多いくらいの方がいらっしゃいます。間際に急遽英語バージョンを作り、スライド1枚ごとに日本語→英語で説明しました。奏功し、座ってくださる方もいましたが、あとが続かず・・いつしか退席され、お互いにとても残念。

それでも英文準備のおかげで留学生グループには樹脂模型を持って説明でき・・一歩は進んだかな。

      

プログラムには季節感が大事ですが、唯一固定なのが建長寺伝説の紙芝居『建長寺のたぬき和尚』。この日は制作者さんが見に来てくださいました。「本堂が覆われて、見えない今だから障害のあるなし、国籍にかかわらず、模型もイキイキしますね」

鎌倉で長年多彩に活動されていらした方で郷土史研究はその一つ、「過去にアメリカの障害のある大学生とアテンドする日本の障碍者とサポーターの団体を鎌倉で受け入れ、建長寺で座禅体験と食事会をさせていただいたりもしました。

その時々で無謀なことも受け入れてくれる度量がこのお寺にはあります」と熱く語ってくださいました。

実は、三門下でお話会?お坊さんでなくても本当に?と半信半疑でいらしたとか。

そうですよね、ここは建長寺様の御縁をいただける特別な場所。読み聞かせやお手伝いにも、皆2~3か月かけて仕事をやりくりして参加してくださいます。

身に余る光栄に感謝して、丁寧に大切に繋いでいきたいものです。

 

 

 

 

 

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