鎌倉市インクルーシブ教育シンポジウム

何話そうかなぁ・・娘が横浜市全盲児第一号で普通小学校に通った日々。久しぶりにいろいろなことを思い返し、今でもまだ重たい作業であることに半ば驚き、古傷癒えていないんだな・・

快晴の日曜日、鎌倉市初の「インクルーシブ教育シンポジウム」がありました。パネリストは、幼・小・特別支援学校の先生・校長先生方という教育のプロ、私だけが一保護者です。

教育長の基調講演は、インクルーシブ教育は北極星であると。日頃私たちが活動で仰ぎ見ている「共に生きる社会」も同じ、果てしなく遠いもの。それでも少しでも近づこうと多くの方が集まったのは、それだけでも素晴らしいこと!

先生方からは教育現場での温かいお話が多々ありました。支援学校の子が同年齢の普通学校の子と遊ぶと見たこともない笑顔を見せるとか、そうだろうなぁ、楽しいだろうなぁととっても共感。

終始バクバクしながらも、この話だけはしたいと思っていたことがありました。3年生のとき交流級の担任が変わって、子供たちに「あの子は可哀そうだから助けてあげてね、でも助けるって大変だよね、その気持ちわかるよ」と投げた、すると皆が娘を物のように扱い、娘は精神的にまいって非常に不安定になり前向きなことが一切できなくなってしまった。4年生で担任が変わったら、同じメンバーなのに1週間もしないうちに、逃げていた子供たちが「点字教えて」とか話しかけてくるようになった。これって・・子供の態度は大人一つ、大人って本当に怖い・・

もちろん良かったこともいろいろお話させていただきました。終了後には何人もの方がお話とてもよかったと言ってくださり、大役何とか果たせたかなと一安心。

そして嬉しかったのは、教育委員会の方々が模型や絵本のチラシを来場者にお渡しくださり、展示にも進んでご案内くださったこと。「素敵!」と熱心に聞いてくださる方が多く、こちらも感激しました。

シンポジウム終了後にはまた、絵本や模型に託す私の想いを感じてくださったのか、多くの方が絵本を手に取り、模型にさわってくださいました。何と嬉しい・・(涙)

インクルーシブ教育はインクルーシブな社会の根っこ、学校だけの話ではないでしょう。大人はどう?が大いに問われ、自分はどう?と我が身を振り返る日々です。

鎌倉市教育委員会様、この度は小さなご縁から貴重な機会を本当に有難うございました。仰ぎ見ているものは同じなのかな・・と大変勉強になりました。この場を借りて厚く御礼を申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願い致します。

 

カテゴリー: お知らせ