お知らせ

一般財団法人未来2016様より今年もご寄付いただきました

一般財団法人(非営利型)未来2016様から、今年もご寄付のお振り込みがありました!本当に有難うございます!

一般財団法人未来2016様は、寄付文化振興のために活動されている財団で、無私の活動をされていながらご自分たちのアピールは一切なさらず、いつも活動団体を案じてくださいます。お志には敬服するばかりです。

「皆様の日頃の社会活動に、心より感謝いたしております。コロナウイルスの広がりが、Unileaf様の活動の障害になってはいませんでしょうか?案じております。」

さらにご寄付の場合、使用の条件や報告書類の提出は普通のことですが、どこまでも負担をかけまいとご配慮くださり、そのお心には言葉もありません。

「領収書等は、お送り頂かなくて結構です。又、使途制限もございませんので、英気を養う時にでも、ご使用頂ければ幸いです。コロナウイルスの為、私達が社会活動をされている方々を訪問するのが、大変難しくなっていますが、コロナウイルスの鎮静を気長に待っております。相模湾を渡ってくる風も、大分、春めいていることと思います。皆様、ご自愛ください。」

一般財団法人未来2016様、この度は本当に有難うございました。 UniLeafを選んでいただき光栄です。この場を借りて、厚く御礼申し上げます。

 

新着絵本のお知らせ 2月

お待たせしました!新着絵本のお知らせです。左上から、

1.おーい、こちら灯台
2.どうぶつしんちょうそくてい
3.はしれ ちいさいきかんしゃ
4.木のすきなケイトさん
5.はちかづきひめ
6.かばくんのふね
7.おべんとうばこのうた
8.うさこちゃんとじてんしゃ
9.どっちからよんでも にわとりとわに

昔は灯台に人が住んでいたって、知っていましたか?2019年コルデコット賞受賞作品『おーい、こちら灯台』、灯台にきっと行ってみたくなるロマンチックな1冊です。オムロン名古屋事業所様、素敵な本をありがとうございました!

1月のユニバーサル絵本製作講座で皆さんで作った本『どっちからよんでも にわとりとわに』、出来上がりました!貸し出しますよ~!手に取ってご覧になりたい方はご一報ください。

今、コロナコロナで大変ですが、定期貸出し以外にも本はお送りできます。どうぞご連絡ください。突然時間ができたこの機会、ゆっくり本でも楽しんでみてはいかがでしょう。

 

 

利用者さんからのお便り 2月

2月にいただいたお便りです。学校が忙しくてなかなか読めない‥そんな時もありますよね。無理しない、無理しない、楽しむためのものですから~

◆小さい男の子はみんな乗り物好き!初めは千葉の年中さんY太クン。

Y太は、相変わらず乗り物が大好きで、音のマネやアナウンスをマネしています。週末は、出かけられる時は、駅まで歩いて行き、電車に乗って近くの駅まで行き、電車を見て帰ってくるというコースを楽しんでいます。下の弟にも、パトカーや消防車、救急車の玩具を近くまで持っていき、目の前で動かしてくれたりと遊んでくれています。引き続き、乗り物の本があればよろしくお願いします。

◆こちらも乗り物好き。神奈川の年中さんK佑クン。

K佑は近頃たくさん声を出して、「トラック~」「きゅうきゅうしゃ!」「はやい~!!」とおしゃべりしてくれています。色を見分けるのも好きで「あかー」「あおー」とおしえてくれて、とてもかわいいです。

◆東北の1才、R紗ちゃん。

送っていただいた「はくしゅぱちぱち」では、一緒に絵本に合わせて拍手をして楽しませていただきました。「きゅっきゅっきゅっ」では、絵本のきゅっきゅっきゅっに合わせて娘をきゅっきゅっと吹いていたら、娘は人形にきゅっきゅっとするようになりました。食事のあと、いつも口をふくのをいやがるのですが、きゅっきゅっきゅっと言いながらふいたらあまりいやがらなくなってくれたので助かっています。

◆1年生は確実に点字が上達しています。千葉のY奈ちゃん。

最近、ゆきのひのゆうびんやさんぐらいの絵本が一人で読めるようになっており、驚きと喜びを感じています。

◆東京の1年生K帆ちゃんは点字のお便り。

いちばんおもしろかったほんは、ねずみのさかなつりです。またかしてください。

◆北陸の3年生R花ちゃんは科学絵本がお気に入り。

天気の本、何度も読みました。毎朝夕、JRに乗っているので、窓からの景色を具体的に伝えられるようになりました。R花も、西の空と言うと「あー、それなら今日は晴れだね」とか言うようになりました。

◆東京の3年生F真クン。

特に「うんこしりとり」はゲラゲラ笑いながら何度も読んでいました。

◆上級生は忙しくて大変です・・関西の普通小5年生、Y莉ちゃん。

学校でビブリオバトル(伝記)が続いており、墨字本に時間がかかり点字本までたどり着けず・・。12月分は本人が読みましたが、1月分は私が半分読み聞かせたところです。墨字点字共に読む速度が上がらず、いろんな所で支障が出てきました。

◆「元気にすごしています」という東京の4年生K雄クン。神奈川の年中さんK哉クンは「遺伝子解析の結果が出ました。(中略)両親による遺伝、妊娠中の過失ではないことが分かり、スッキリしました」、一つ重荷を下ろせて本当に良かったです。

◆最後は点字のお手紙、神奈川の2年生M斗クン。

「いきてるってどんなこと」でいきてるっていいな ほんとにたいせつなことなんだなとおもいました。ぼくたちはいきています。ほんやそれをうつてんじのきかいやたてもの(いえなど)はいきていないけれど いきてるひとによってつくられたものです。そしてあらためて あるかんかくにふれました。それはいきものは だれもが『いのち』をもっているということなのです。ほんとにいきてるっていいですね(あせ)。

 

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皆様から寄せられたお便りは、ご本人が特定されないような配慮のもとに、当HP、FBに掲載させていただくことがあります。掲載は困るという方は、事前にご連絡くださいますよう、よろしくお願い致します。

保育園で絵本の紹介と経験談をお話ししました

2月20日、保育士をしているメンバーの保育園に伺い、絵本の紹介と、障害児の親として当時の経験をお話ししました。

保育士さんたちからもお話を伺い、現場は意識も受け入れも20年前に比べ格段に良くなっていると、大変嬉しく頼もしく感じました。

以下、メンバーのレポートです。

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東京で保育士をしています。園長との面談で、ユニリーフのことを話したのがきっかけとなり、本日大下さんの話を聞く機会を持ちました。お雛様の飾られたホールに、園長以下保育士、看護師9名が集まり、子どもたちの午睡の時間に話を聞きました。

ユニリーフの絵本も実際に手に取りましたが、点字というものを初めて触った保育士もいて、保育で使っている本を一度解体して再製本しているという話に聞き入っていました。

大下さんの経験、今に至るまでの苦労や普通の小学校に通われて今は大学生となって一人で海外にも出かけていくというお嬢さんの話も実際の経験談であるだけに、心に残るものでした。

保育園という場所柄、大下さんが当時保育園の先生たちに接して思ったことにも触れ、小さい時から”混ざる“ことが大事でそのことが、共に生きる共に育つことの素地となる、見えないからといって、つい過剰に手を出してしまいがちだが、子どもは、そのことを大人の考えるようには感じていないという指摘も私にとっては目からうろこでした。

決められた時間内に、凝縮されたエッセンスの詰まった話で、自分たちの保育を見直すきっかけともなりました。

H.O

 

製作講座に参加した高校生が授業で発表しました

1月のユニバーサル絵本製作講座に参加してくれた高校生が、その様子を学校の授業で紹介しました。

参加してくれた2名の1年生は、講座終了後も身近な障害の経験を話しに来てくれ、これからもイベントに参加したい、手伝いたい、と積極的!今はクラス外にももっと知ってもらう機会を模索中で、文化祭を考えているそう。自分で考え行動できることが本当に素晴らしい!

「発表はクラスからはもちろん担任教師からも好評でした。良い学びができ自分の成長に繋がったと思っています。」メールもいつもきちんとしていて立派です。また一緒に何かできそうですね~とても楽しみです♡

以下、彼女たちが作成した発表資料も是非ご覧ください。