お知らせ

利用者さんからのお便り 2月

2月にいただいたお便りです。学校が忙しくてなかなか読めない‥そんな時もありますよね。無理しない、無理しない、楽しむためのものですから~

◆小さい男の子はみんな乗り物好き!初めは千葉の年中さんY太クン。

Y太は、相変わらず乗り物が大好きで、音のマネやアナウンスをマネしています。週末は、出かけられる時は、駅まで歩いて行き、電車に乗って近くの駅まで行き、電車を見て帰ってくるというコースを楽しんでいます。下の弟にも、パトカーや消防車、救急車の玩具を近くまで持っていき、目の前で動かしてくれたりと遊んでくれています。引き続き、乗り物の本があればよろしくお願いします。

◆こちらも乗り物好き。神奈川の年中さんK佑クン。

K佑は近頃たくさん声を出して、「トラック~」「きゅうきゅうしゃ!」「はやい~!!」とおしゃべりしてくれています。色を見分けるのも好きで「あかー」「あおー」とおしえてくれて、とてもかわいいです。

◆東北の1才、R紗ちゃん。

送っていただいた「はくしゅぱちぱち」では、一緒に絵本に合わせて拍手をして楽しませていただきました。「きゅっきゅっきゅっ」では、絵本のきゅっきゅっきゅっに合わせて娘をきゅっきゅっと吹いていたら、娘は人形にきゅっきゅっとするようになりました。食事のあと、いつも口をふくのをいやがるのですが、きゅっきゅっきゅっと言いながらふいたらあまりいやがらなくなってくれたので助かっています。

◆1年生は確実に点字が上達しています。千葉のY奈ちゃん。

最近、ゆきのひのゆうびんやさんぐらいの絵本が一人で読めるようになっており、驚きと喜びを感じています。

◆東京の1年生K帆ちゃんは点字のお便り。

いちばんおもしろかったほんは、ねずみのさかなつりです。またかしてください。

◆北陸の3年生R花ちゃんは科学絵本がお気に入り。

天気の本、何度も読みました。毎朝夕、JRに乗っているので、窓からの景色を具体的に伝えられるようになりました。R花も、西の空と言うと「あー、それなら今日は晴れだね」とか言うようになりました。

◆東京の3年生F真クン。

特に「うんこしりとり」はゲラゲラ笑いながら何度も読んでいました。

◆上級生は忙しくて大変です・・関西の普通小5年生、Y莉ちゃん。

学校でビブリオバトル(伝記)が続いており、墨字本に時間がかかり点字本までたどり着けず・・。12月分は本人が読みましたが、1月分は私が半分読み聞かせたところです。墨字点字共に読む速度が上がらず、いろんな所で支障が出てきました。

◆「元気にすごしています」という東京の4年生K雄クン。神奈川の年中さんK哉クンは「遺伝子解析の結果が出ました。(中略)両親による遺伝、妊娠中の過失ではないことが分かり、スッキリしました」、一つ重荷を下ろせて本当に良かったです。

◆最後は点字のお手紙、神奈川の2年生M斗クン。

「いきてるってどんなこと」でいきてるっていいな ほんとにたいせつなことなんだなとおもいました。ぼくたちはいきています。ほんやそれをうつてんじのきかいやたてもの(いえなど)はいきていないけれど いきてるひとによってつくられたものです。そしてあらためて あるかんかくにふれました。それはいきものは だれもが『いのち』をもっているということなのです。ほんとにいきてるっていいですね(あせ)。

 

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皆様から寄せられたお便りは、ご本人が特定されないような配慮のもとに、当HP、FBに掲載させていただくことがあります。掲載は困るという方は、事前にご連絡くださいますよう、よろしくお願い致します。

保育園で絵本の紹介と経験談をお話ししました

2月20日、保育士をしているメンバーの保育園に伺い、絵本の紹介と、障害児の親として当時の経験をお話ししました。

保育士さんたちからもお話を伺い、現場は意識も受け入れも20年前に比べ格段に良くなっていると、大変嬉しく頼もしく感じました。

以下、メンバーのレポートです。

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東京で保育士をしています。園長との面談で、ユニリーフのことを話したのがきっかけとなり、本日大下さんの話を聞く機会を持ちました。お雛様の飾られたホールに、園長以下保育士、看護師9名が集まり、子どもたちの午睡の時間に話を聞きました。

ユニリーフの絵本も実際に手に取りましたが、点字というものを初めて触った保育士もいて、保育で使っている本を一度解体して再製本しているという話に聞き入っていました。

大下さんの経験、今に至るまでの苦労や普通の小学校に通われて今は大学生となって一人で海外にも出かけていくというお嬢さんの話も実際の経験談であるだけに、心に残るものでした。

保育園という場所柄、大下さんが当時保育園の先生たちに接して思ったことにも触れ、小さい時から”混ざる“ことが大事でそのことが、共に生きる共に育つことの素地となる、見えないからといって、つい過剰に手を出してしまいがちだが、子どもは、そのことを大人の考えるようには感じていないという指摘も私にとっては目からうろこでした。

決められた時間内に、凝縮されたエッセンスの詰まった話で、自分たちの保育を見直すきっかけともなりました。

H.O

 

製作講座に参加した高校生が授業で発表しました

1月のユニバーサル絵本製作講座に参加してくれた高校生が、その様子を学校の授業で紹介しました。

参加してくれた2名の1年生は、講座終了後も身近な障害の経験を話しに来てくれ、これからもイベントに参加したい、手伝いたい、と積極的!今はクラス外にももっと知ってもらう機会を模索中で、文化祭を考えているそう。自分で考え行動できることが本当に素晴らしい!

「発表はクラスからはもちろん担任教師からも好評でした。良い学びができ自分の成長に繋がったと思っています。」メールもいつもきちんとしていて立派です。また一緒に何かできそうですね~とても楽しみです♡

以下、彼女たちが作成した発表資料も是非ご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第2木曜定例作業会@逗子 2月

2月13日、第2木曜定例作業会をしました。

まだ開始まで時間があるというのに、先に集まったメンバーが細かいビーズを手にものづくりを始めています。何やら素敵な点字の小物ができる予感が…? 「先のお楽しみ!」ということでした。

早速、今日の作業に使う道具の運び込みが始まりました。もちろん絵本も! 今日の中心作業は、大きな透明シートの裁断です。このシートは最終的に点字を打たれて、点字シートとして絵本に挟み込まれるものです。

最初の裁断はシートが大きすぎて機械に入らないので、今日は一人ひとりがカッターを握っての手作業です。 決めた位置にシートをセットする、ものさしで押さえる、カッターで切る、切ったシートを重ねていく…一枚一枚、いくつもの手の動きを経て裁断されていきます。 シートに傷をつけないように、指紋がつかないように、 取り扱いは慎重です。

途中で、集中力を休める休憩タイム…と思ったら、休憩しながらも、先月の作業会で始めた「iPhone で写真を撮って、Google ドライブにあげてテキスト化する」ことについて、あれやこれや情報交換に余念がありません。どうやら写真を撮ってアップするところまでは順調にきているようです。

さて、作業再開!
無事に時間内に予定していたすべてのシートを切り揃えることができました。

これを書いている私はすべてをパソコンでやっているので、スマホでできるようになったらそれは便利だろうなぁと思う反面、画面が小さいのが辛いかもと、自分の眼の心配をしています。

A.N

 

ニッポン放送で絵本を紹介しました

2月9日(日)13:40~、ニッポン放送、「中村こずえ Sunday Happy Map」に電話で出演、ユニバーサル絵本を紹介しました。今回の放送は東北や山陰、四国の数県だけとのこと。

ご連絡をくださったH様には事前に絵本をお送りしたのですが、返却時に大変丁寧なメッセージをいただきました(写真参照)。

やり取りのメールも含め、仕事の枠を超えてお心ある温かい方だな~と思っていましたら、その後のメールでさらに納得!こういう出会いこそが醍醐味、本当に嬉しいことですね。以下にご紹介します↓

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貴重な一冊をお借りでき、パーソナリティが実感を持ってお話しをうかがうことが出来ました。(中略)

*余談ながら・・・
暮らす地元で、地域や学校のボランティアとして活動しております
学校図書館の司書は、予算や待遇でご苦労がある中、様々な工夫をしてくれています
多様性を学ぶ児童や生徒たちにとって、ユニバーサル絵本は、日常で気づけないことに触れる機会になると想像します
本校の司書と話す時には話題にしたいと思います

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番組のご紹介はこちら(放送はお聞きいただけませんが・・)↓

https://www.1242.com/happymap/

番組twitterはこちら↓

https://twitter.com/kozue_nippon