お知らせ

日本新薬株式会社様に原稿を作成していただきました

日本新薬株式会社様より、絵本の原稿作成へのお力添えをいただきました。

京都にあるこちらの会社は「はしる図書館 日本新薬きらきら未来ゴー!」と銘打った、素敵な社会貢献活動をされていらっしゃいます。車内には約800冊もの絵本や図鑑などがあり、小学校や特別支援学校を訪問しているそうです。たくさんの子どもが様々な本と触れ合い、その豊かな読書体験が広く地域に根付いていく様子が目に浮かびます。

今回ユニリーフへいただいた原稿は7冊分あり、きっと大変なお骨折りとお時間をいただいたことと想像します。どれも長編でなかなか取りかかれなかった作品です。この社会状況下で集まって作業することもままならず、そのような中で京都から届いた思いに感謝の気持ちもひとしおです。

絵本を手にとる子どもたちのワクワクする姿を思い浮かべ、これから作製してまいります。読書の秋にふさわしい、読み応えのある名作ばかりですので、皆さん楽しみに待っていてくださいね。

日本新薬株式会社様、この度はたくさんのご支援をありがとうございました。

 

月刊『視覚障害』で活動の歩みを紹介しました

月刊『視覚障害』9月号に、これまでのユニリーフの活動の歩みを寄稿させていただきました。

久しぶりに10年以上前を懐かしく思い返し、初めて(!)これまでの歩みの全てをまとめることができました。改めて書き出してみるといろいろあったなぁ~どれもこれも昨日のことのような気がします。

拙い文で編集者のH様には大変なご迷惑をおかけしましたが、たくさん直して何とか読めるようにしてくださいました(有難うございました!)。2013年に英国のモデル団体「クリアビジョン」のHPから『点字を使う子どものいる家族のために』を翻訳発行させていただきましたが、これを機にまたご希望をいただいたことも嬉しく思います。

ユニリーフの歩みとこれからの企画=ミニチュア建造物像きっと作ります~、10ページと長いですが、よろしければどうぞお読みください。

    

 

東京家政大学生にオンライン講座をしました

9月5日、東京家政大学3年生田中ゼミ17名の皆さんに、オンラインでユニバーサル絵本製作講座をしました。

自粛期間中にお話をいただき、ひと夏をかけてオンライン化を進めてきました。初めてのことだらけで何もかも時間がかかり苦しみましたが、何とか講座の動画も出来上がり、この日にたどり着きました。

聞けば障害福祉を目指している学生さんもが多く、障害児の親としての気持ちや願いもお話させていただき、その後の講座。点字の自習サイトなどはご紹介していましたが、それだけでは絵本にならず、あれもこれもと詰め込んで最後は超特急・・時間配分サイテイの上、zoomでない初めてのWebexにますます戸惑って、ご迷惑ばかりの講座になってしまいました・・

それでも、自宅からなので点字音読を見ていただけたのはせめてもの救いでした。

東京家政大学の皆さん、本当にごめんなさい。この日の失態を忘れず修行します。絵本はしっかり仕上げてお届けしますので、引き続きよろしくお願い致します。

 

 

利用者さんからのお便り 8月

8月にいただいたお便りです。年長さんはドキドキの就学準備が始まっていますね~。貸出を始めた高校生へのメッセージも有難うございます!

■広島の盲学校5年生I穂ちゃん。高校生のRさん宛、点字です。

はじめまして。おてがみありがとうございます。がっこうはあたらしいくらすにもなれてきました。そうなるととてもたのしいです。おしごともてんじもがんばってください。

■神奈川の年長さんK雅くんママからも。

Sさん学校も大変なのに、子供達のためにお手伝い頂きありがとうございます!K雅は6才!!妹も3才になり、今週は就学相談をむかえました。まだまだ赤ちゃんのつもりだったのに本当にはやいですね。

■東北の年長さんN紗ちゃん。

先日教育委員会と、進学先の相談をしてきました。難しい選択ですね。

■神奈川の3年生R太クン、夏ならではの良い時間が過ごせました。

今回はトマトの本がとても良かったです。休校中に育てていたミニトマトにすごいひみつがあることを知って、匂いを嗅いでみたり、虫がつかないなんてすごいなあーと親子で楽しんで家庭菜園をすることができました。兄弟で本が大好きです。

■東京の盲学校5年生T介クン。

「およぐ」は一緒に「プハー」と笑いながら読んでいました。本人も楽しくプールを習っていますので、楽しんでいました。

■神奈川の年長さんK実クン。

エレベーター三昧だった梅雨から、公園や近所の散歩にシフトしてきています。せなけいこが好みのようで『どろどろ』を読んだ時の反応が楽しみです。

■東北のR絵ちゃんは2歳になりました。毎月の成長のご様子楽しみです。

たくさん読ませていただきました。「なんのにおい?」や「雨ポッシャ」など絵本に出てくる言葉を普段の生活でも話すようになりました。

■千葉の小学2年生Y子ちゃん。

夏休みの宿題におすすめの本紹介がありまして、今回お借りしていた「どろぼうがっこう」にしました。Y子が自分で読める長さで感想も書けてちょうどよかったです。来年も使わせて頂きたい!と思っています。

■関西の普通小6年生Y莉ちゃんはいつも忙しい・・。

この夏の連休はたっぷり点字に触れる事ができました。墨字と併用している(絵本以外は全て墨字)ので、点字を忘れかけていましたが、この休み期間に取り戻せました!なんでも使わないと忘れるものですね・・。私は漢字がヤバイです⁉

■東京の盲学校5年生K貴クン。東京は大変・・

夏休みが始まりました。この夏はあまり出かけられないので本を読む時間が増えそうです。

■東京の盲学校2年生K菜ちゃん。

3冊ともとても気に入り、何度も読んでいました。

■夏休みも追加を送った東京の盲学校2年生K花ちゃん、点字です。

がっこうはあいかわらずたのしいけど ちょっとしんぱいごとがふえてしまいました。あらしのよるにしりーずも ぜんぶよみおわりました。とってもおもしろかったです。プッテはえほんにじぶんでうつして がっこうでよみきかせをしてあげたら はくしゅをもらえてうれしかったです。ほかにもたくさんのほんがよめるのをたのしみにしています。

■最後は神奈川の盲学校3年生M海クン。いつも点字のお手紙ありがとう。

(前略)「バーバパパのだいサーカス」は、バーバパパがげきをじぶんでつくるところで、とってもおはなしづくりじょうずだなとおもいました。「このよでいちばんはやいのは」は、のうのなかのそうぞうりょくがなんと、びょうそくむげんだときいて 驚きました。(後略)

 

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皆様から寄せられたお便りは、ご本人が特定されないような配慮のもとに、当HP、FBに掲載させていただくことがあります。掲載は困るという方は、事前にご連絡くださいますよう、よろしくお願い致します。

 

新企画始動!ユニバーサル建造物像 応援お願いします!

ユニリーフの新企画です、ユニバーサル建造物像プロジェクト!

私事で恐縮ですが、数年前にポルトガルで見たこの要塞のミニチュアブロンズ像、これなら旅先でみんな一緒に見れる!!!以来、これを日本でも作りたい!というのが大きな夢になりました。でもずっと本当に夢でした。

絵本が1000冊を超え、活動が賞までいただいたこと、コロナ自粛で時間が出来たこと等が重なり、もしかしたら今ならできるかも・・と思い立ち、4月頃から調べ始めました。大仏、氷川丸、江の島・・が、今回は土地が絡んでいるだけにハードルが高い、高い・・

二転三転し、それでもなんとか「五感で楽しむ江の島 ユニバーサル観光事業」として、江の島のブロンズ像を含め、いろいろな感覚でユニバーサルに江の島を楽しもうという企画を作り上げ、藤沢市の助成事業に申請するところまでこぎつけました。9月1日、第一回打合せです。

結論から言うと、江の島は県有地だそうで、いちばんのネックは場所!現地にという夢は難しく、作戦の練り直しを迫られましたが、市の担当課や市民活動推進機構の皆様からは、良い企画で思いはわかった、一緒に考えて行こうという温かい励ましをいただき、次につながる大きな力を得ました。

誰に話しても、すごくいい!ワクワクする!と言ってもらえるこのミニチュア像、死ぬまでに絶対1つは作る!!まだ緒についたばかりですが、願い続ければいつかはかなうと信じて、1歩1歩進んでいきたいと思います。あなたのお力を貸してください。応援よろしくお願いします!