お知らせ
パートナーシップミーティング in 鎌倉
「応援したい!」
そのお言葉がどんなに嬉しいかわかりません。「FBがあればこちらでも皆に読んでもらえるから」とまで(夜、早速つながれました!)。
出会ったのは子育て支援NPOの代表者。志も行動力も素晴らしく、さぞお心ある活動をされているのだろうな・‥と。そういうことって不思議とお言葉の端々からわかります。有難いご縁でした。
鎌倉の地域の方や他の活動も知りたいと思い、パートナーシップミーティングに参加しました。おそらく初めてご覧になる透明点字シート付絵本と歴史的建造物のブロンズ模型に、皆様興味を示してくださり・・
終了後には、絵本をうちのギャラリーに置いたら、とか、3月にイベントがあるからプロジェクトを紹介します、とか、建長寺様での打ち合わせに参加したい、とのお声まで。
自分のことばかりでなく、他の方が大切にしていらっしゃる活動にも興味津々、ヒント満載。愉快でお心ある関西の方からは、皆で運営やお金のこと教わりました~(ベストは飲みに行くことだそうです(笑))
広めたいといくら言っても、やはりできることは1日ずつ、お一人ずつの積み重ね。新しい出会いにワクワクした早春の1日、さて、これから何かにつながるでしょうか・・?
(写真は会場隣の八雲神社。黄葉に夕暮れの西日が美しい。)
児童図書館サービスの解説書に掲載、光栄です!
『児童サービス論 地域とつながる公共図書館の役割』(ミネルヴァ書房刊)の中に、ユニリーフ絵本に関する記述が!
同書は児童図書館が提供するサービスを網羅し、その未来を考える関係者向けの解説書。その中の「障害児向け資料」という章で、なんとさわる絵本の名門グループさんとかとご一緒に、ご紹介いただきました。
嬉しかったのは、その章の冒頭の言葉。「障害児である前に、子どもファーストであるという理念を忘れないでほしい」(p.160)。絵本の先にいる子供を確かに見やる、温かいまなざしを感じます。
「あの目の見えない子」ではなく、「○○ちゃん」として皆の中で笑っている光景・・それはユニリーフの当初から変わらぬ願いに他なりません。
その上、お礼をお伝えしたミネルヴァ書房のご担当者様からは、「貴団体の活動には敬意を表しており、応援しております」とのもったいないお言葉まで!光栄過ぎて、目を疑いました。本当にありがとうございます(涙)
お心ある方々が情熱を持って作られた本だから・・手作り絵本と公共図書館との連携事例等も紹介されており、ユニリーフ継続のヒントに導いていただけるかもしれません。
【建長寺”さわる”模型】高精度先端技術+「さわる」ということ
最新の3D技術と組み合わせると、どこまでも精密な鋳造ができる、ということが分かってきました。髪の毛の先に乗るほどのものまでできてしまうそう。
私たちが伝えたいとこだわってきた、寺社建築の醍醐味=屋根を支える華麗な桝組層がいよいよ再現出来る・・!
今回は大学研究室の極めて精度の高いデータがあるため、扉を開き、内部を再現し、そこに手を入れることまで可能です。最新の技術のスゴさには圧倒されます!が、そうなると今度は、どこまで作るのがいいの?という話に。
精巧を極めれば、視覚的な美しさは際立ちます。でも触覚的にはどうか・・?今回の模型の目的はあくまでも触るため、誰もが触って楽しむことが趣旨です。
あんまり細かいと壊れそうで怖くて触れない、では意味がない。実際折れたり、破損、紛失したり、ということもあり得るし。
その辺りをまとめたガイドラインは、今後のために絶対必要!「触るための模型」という当初の趣旨や、こうした議論の過程がしっかりと引き継がれないといけない・・検討課題が多いだけに、その重要性を皆がヒシヒシと感じています。
引き続き、金属出力の3Dを試行錯誤しつつ、ガイドラインも作成、広く知っていただきご支援を仰ぐ努力ももちろん大事。年内完成を目指し、まずは今日の1日、ガンバロー。
【建長寺”さわる”模型】イベントは出会いの宝庫
すでにある絆は深まり、新しいご縁もいただけた・・大きなイベントで大変だからこそ、こんな喜びがあるんだと知った1日。
鎌倉青年会議所の皆様とご一緒に建長寺様で、市内の小学生+親御さんに、プロジェクトのご紹介イベントをしました。
事前に打ち合わせを重ねるうち、青年会議所の方々が「鎌倉をユニバーサルに!」と共感し始めてくださり・・毎回車で送ってくださる方ともお話も弾み、勝手に同志を得た気分!若者に響くかと驚きましたが、思いがあり、伝える難しさを痛感している方々だからこそなのでしょう。点字の仕組み、男性に人気だったなぁ。
小学生がたくさん来て、タイプライターや触覚遊びを楽しんでくれたのも、嬉しかったこと。建長寺様とのトークでも、手を挙げて頑張って答えてくれた子もいました。さわって漢字は結構分かる、子どもの触覚はスゴイ!
何よりよかったなと思えたのは、いくつも病気を持った赤ちゃんのお母様が声をかけてくださったこと。滅多にしない失明当時の話をしたからのよう。今のお気持ちお察しします、一人ではない、またお話しましょう。
模型のチームの方も、お休みなのに駆け付けてくださいました。第一号で大変なことばかりなのに、共感し熱く取り組んでくださいます。お心ある方々と夢を追える幸せもかみしめます。
大変だけどやってみる・・人は経験ないことは予測できません。こんな充足感が訪れることもやる前に知ることはできません。
全ての皆様、本日は本当に有難うございました。
定例作業会@逗子
10年選手の本が増え、返却の度、プラスチックリングの劣化や、特にリング周りのページの破れが目立つようになり・・この日は2時間ばっちり集中して20冊ほども蘇りました~
いつもブックフィルムをかけてくれるTさんのレポートでお届けします。
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久しぶりのユニリーフ参加となりました。4人と小規模でしたが、皆様元気に集まりました。古いリングの交換や、傷んだページの修繕が主な作業でした。作業ははかどり、多くの本が貸出に出せるようになりました。
修繕とブックカバーが私の得意なので本が綺麗に治っていく様はとても嬉しく思います。貸出が多い、よく読まれる本ほど傷みも多く、人気があるのがよくわかります。1冊1冊を大切に読んでいただけることはとても嬉しくて、気持ちを新たにすることが出来ました。
A.T.