【建長寺”さわる”模型】境内はキンモクセイの香り

総門を入るとふわっとキンモクセイの香り・・10月の訪れです。

人出はいつもどおりですが、外国のお客様が少なめ。若者女子2人は「えーっ、すごーい!」「頑張ってください!」。小さいお子さんを二人連れたお父様は、深々と頭を下げてお礼を言ってくださいました。仏殿の話に若い男性は「社会科の教員なので・・興味深かった」。静かに聞いてくださった穏やかなご夫婦は「最近はこんな感じですか?」なんと宮崎から!円覚寺様と建長寺様によくいらっしゃるのだそうです。

写真は、花の下から空を背景に撮ると教えてくださった方がいて、真似してみました。

アメリカ人のお父様と男の子は”Do you speak English?”、ほっとしたような表情でよほど通じなかったのでしょうか?イタリアからという2人組に夢が実現するんだと言うと、”Congraturations!” ”I love Italy!”にはにっこり笑って ”We love Japan!”本当に日本中から世界中から人が訪れる場所なのだと実感します。

一番たくさん話したのは香港の若者。ワーキングホリデーで滞在中だそう、思わず最近の情勢を聞いてしまいました。日本人は政治の話をしない、心配してくれてありがとう、香港では話はできない、日本の自由を大事にして、というようなことを一生懸命話されました。台湾も危ない!同じアジア人、自由と平和のために手を携えていきたいものです。

日本の中でも一番日本的な場所は、実は一番国際的な場所なのかも・・そして、人の考えていること、大事だと思うことはそんなに変わらない、とも。思わぬ実感があり、ただの模型紹介とはいえ続けるって大事ですね。

 

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