絵本も模型ももっと知ってもらいたい!と投げたら、連れてきてくださったのが「佐助カフェ」さん。
ラジオ出演がご縁で知り合ったパーソナリティY子さんは今や究極のアンバサダーだし、街のお掃除仲間だというS様は実は式典にもご参加くださっていたそう。何も言わずに見守っていてくださったなんて・・と沁み入ります。そのお二人が懇意なのが、こちらのアートと読書を楽しめるカフェ、オーナーのS様が人格者だからと。
滞在2時間弱ながら、ご近所の絵本作家さんや人形劇の方、イベントの企画者とひっきりなし。ご挨拶する度絵本も見ていただいてチラシもお渡ししながら、どなたか覚えきれず申し訳なく・・
お手が空く度、オーナー自ら「フ~ン点字がついてるんだ、で終わりでは悔しい。どう見せたらよいか・・」「ある意味、人生かけてやっているんだろうから」と、初めてお会いしたとは思えない深いお言葉が次々と。YさんもS様も皆様が真剣に考えてくださるお姿に、他人のことなのに何て温かいご縁の輪の中にいるのだろうと光栄で胸がいっぱいに。
絵本は、絵本作家さんも巻き込んで何かやろう!と。それから、来週から「エコール ド カマクラ」という製作者を伏せたアート展が始まる、健常の応募者はだいたいプロで賞が欲しいとかそういう気持ちが出る、障害のある人はそういうのがなくてあくまで心の表現だからよい、十分やれると。
と言う訳で、翌日娘の小学校時代の作品をお持ちしました。視覚の障害は初めてだそうで、「バランスが良い」と浮き出し線画一点を選んでくださり展示品のお仲間に。私自身アートとは無縁で、まさかこんな大昔の図画工作が!と目が開かれる思いです。
日々活動していると壁を感じることも多い中、こんな人の輪もあるのかと、ここから新しいことが始まるかもと、ちょっとワクワク心弾む週末になりました。
「佐助カフェ」さん、お心を寄せてくださる皆様、よきご縁を本当に有難うございます。これからもどうぞよろしくお願い致します。