お知らせ

見えない・見えにくい人の図書展@大阪

10月13・14日、大阪市にて開催の「見えない・見えにくい人の図書展」(視覚障害者社会福祉協議会主催)で、ユニバーサル絵本が紹介されました。関西イベント初上陸です!

これは、主催の読書イベントでいつもユニリーフ絵本を御利用下さっているNPO法人「弱視の子どもたちに絵本を」様の御厚意で、ご一緒に出展くださったもの。この世界で長く活動され、子どもたちの絵本への反応を熟知している代表のT様だからこそできることです。ご自身のハードな活動の上にユニリーフの本まで・・いつもながらそのお心意気に深く感謝し、敬意を表します。以下、T様から報告をいただきました。

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昨日は、大入りで400名来られて、写真を写す余裕なし、今日は、280名で、午後は少なくなって、やっと若い人に頼んで、写してもらいました。ご期待に沿えていないなーと思いますが、添付します。ただ、子どもは少なくて、弱視や盲の小さい子を連れて、来ている方があるだけですね。大人の方が、興味津々でした、やはり、『タンポポ』(編注:大きな点図付科学絵本)を、見せて、パフォーマンスしました。借りていますという方もありました。パンフレット、熱心に持って帰られる方があり私は期待してしまいました。
明日、盲の子のいる幼稚園に持って行かせてもらいます。先生がいろいろなものをもとめていらしゃるので、21日例会、まだ、しばらくお貸しください。

 

第2木曜定例作業会 @逗子 10月

10月11日(木)、定例作業会をしました。

今回は作業だけでなく、廃棄している点字シートで何か商品になりそうなものを作れないか、アイデアを出し合い考える時間も持ちました。大量のプラスチックシートを使っているユニリーフ、エコも考えたいものです。

本日は、5月のパルシステム月刊誌を見て参加され始めたTさんのレポートです。

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本日は定刻(10時)前に11名が揃いました!人数が多いので自己紹介、その後に報告と点字シートの活用方法(宿題)についての案発表や、キャッチコピー講座を受講した方のキャッチコピーの発表を行いました。それぞれ素敵な案が出ていました。

実作業は、先月までに直した本のリング製本をするための穴開け作業、本の解体作業、点字訳するための写真撮影、ユニリーフの本につける金色のシールの角を丸くする作業を行いました。

一人では気がつかないことも、三人寄れば文殊の知恵…というように3名で気がついたこともありました!手を動かしている私たちも楽しく、読む人も長く楽しんでいただけるように作業ができました。

 

 

キャッチコピー講座に参加しました

10月6日(土)、交流センター主催のキャッチコピー講座に、ユニリーフから6名で参加しました。

病院や地区センター等に置くキットを作りたい、ひと目でわかるキャッチーなコピーを添えたい・・とは長年思い続けていましたが、この機会にまずは勉強!となりました。

理念、目的、ターゲット、分かりやすさ・・すとんと落ちる15文字かぁ・・メンバーは視覚障害について知らない人がほとんど、普段の作業から活動にどんなイメージを持ち、どんな言葉を紡いでくれることか・・楽しみですね。次回作業会で持ち寄って、さらに磨きをかけていきます。

アイデアのある方も、是非お寄せください!ユニリーフのキーワード、あなたのお知恵をどうぞよろしくお願い致します。

 

新着絵本のお知らせ 9月

お待たせしました!新着絵本のお知らせです。左上から、

1.おだんごぱん
2.トラのじゅうたんに なりたかったトラ
3.むかしむかし とらとねこは・・・
4.おとうさんの ちず
5.にじ
6.きゃべつばたけのいちにち
7.はちみつ
8.はしるはしる とっきゅうれっしゃ
9. 105にんの すてきなしごと
10.おおきな木
11.おさるとぼうしうり
12.Miki’s First Errand(『はじめてのおつかい』英語版)
13.こぐまのトコト きょうはなんのひ?
14.おててがでたよ

今月も、世界の昔話や古典、自伝に科学絵本、有名な『おおきな木』等々、ワクワクする本がたくさん入りました。点訳にあたり、昔話はオムロン様で、4冊は新聞を見て手を挙げてくださった全国のボランティアさんが、5冊はメンバーがケイタイの画像から原稿を作ってくださっています。

みんなのお待ちかねは、電車本でしょうね~この本は解説の図がたくさんあります。周りの人にちょっと説明してもらって、一緒に楽しんでくださいね。『おててがでたよ』は、逗子高校時代から続けてくれている大学2年生の点訳。先日彼女にも、パルシステム様から取材が来ました。

今回「かおりえほん」に出会い書店に注文したところ、記念事業として制作された資生堂様が1冊ご寄付くださいました。すでに点字を付けてくださってあります。この場を借りて、資生堂様に厚く御礼申し上げます。

 

利用者さんからのお便り 9月

8月終わり~9月にかけてのお便りです。みんな夏に本を読んでくれてありがとう~!

◆初めは、こんなに立派なアンバサダーが!なんと復帰された職場で絵本を紹介してくださった神奈川の年少K一クンのお母様。まだまだ辛い時期に・・心動かされます。

このあいだ職場のミーティングでユニバーサル絵本の紹介をしてみました。みなさん、初めて見る点字絵本やユニバーサル絵本に、こんな絵本があるんだーと驚きつつも、とても熱心に見てもらうことができました。今でも子どもの障害について説明うまくできないのですが、職場の人から、絵本を通じて理解が広がっていけばいいなぁと思っています。

◆こんな面白いお便り、初めて!夏だけ借りてくれた関西の盲学校4年生H人クン。点字です。

本を届けてくれてありがとうございました。大下さんとよく似た声の人がリトルミックスというグループで一人いました。是非その曲を聞いてみてください。

◆点字上達!やった~東京の盲学校3年生K紀クン。

2学期が始まって、1学期よりも点字の読みが上手になっていると先生にほめられ喜んだK紀です。夏休み中はたくさん本を読みました。妹も絵本に興味をもってよく聞いてくれるようになりました。にんじんとちょうちょうひらひらがお気に入りでした。

◆続いて8月に2回借りてくれた関西のY子ちゃん。学校が始まると忙しい・・

夏休みにたくさんの本を通して点字の感覚をとり戻せ良かったです。追加分、大変ありがたかったです!

◆東京の盲学校3年生T介クン。英語のCDもずっと続けて聞いてくれています。

英語は何って意味?と聞くので、大きくなったら何になりたい?だねと話すとT祐は(運転)免許を取りたい、(弟の)Y真は学校の先生だそうです。時代が進めば夢ではないと思っています。

◆続いて関西の盲学校4年生、H実さん。点字が難しくなり少し遠ざかっていたようですが・・

今回は、しかけえほんの「おやすみなさーい きれいなちょうちょさん」が、とても気に入りました。寝る前のタイミングで、読んで、さわれて、ちょうちょが減っていくのがよく分かって楽しかったようです。これがきっかけで、しばらくさわっていなかった、絵本の点字をさわって読んでみようとしていました。

◆点字のお便りは、東京の盲学校4年生、理系のM汰くんです。

ぼくが面白かった本は、だじゃれ日本一周です。特に面白かっただじゃれがあります。それは、「きれいな花がさいたまけん」です。今度のユニリーフの本は、電車系の本にしてください。

◆九州の6年生T貴くんからは点字の感想文。お母様からは日本の歴史学習が難しく人物や背景や年代がよく分からないと、伝記の本のリクエストです。

「マーシャとくま」はマーシャが村に行ってまいごで歩いてたら休み小屋があったけど、くまが住む場所だったから少しびっくりしました。くまには食べられそうになったけど、大丈夫でした。マーシャが小屋から逃げる時、くまにつづらを家に持って行ってという考えで逃げることができたので、マーシャはちょっと頭がいいんだなと思いました。(後略)

◆東京の盲学校2年生F雄クンも点字。お母様から双子の2人で本を楽しんでいたと。

「時計つくりのジョニー」が面白かった。9月の本も楽しみにしています。

◆久々のお便りは神奈川の年長さんY莉ちゃん。早くから点字頑張っています。

5才児向けの本を2、3冊入れてもらえると嬉しいです。本を次回から5冊に増やしてもらえますか?

◆こちらも年長さんは千葉のY優ちゃん。

8月はあまり本を読む時間がとれなかったのですが、毎月違った絵本を読めるのはやはり嬉しいみたいです!!

 

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