お知らせ

今年も!オムロン様から絵本と作成原稿が届きました!

オムロン株式会社名古屋事業所様から、今年もご寄付の絵本が届きました!

毎年、創立記念日に合わせて地域貢献活動をされているオムロン様、名刺に点字を付けたり盲導犬のご支援もされていて、ユニリーフへのお力添えもHPからご縁をいただき3年目になります。

こちらでお願いした絵本をWord原稿に作成した後、ご寄付くださいます。皆様パソコン巧者でいらっしゃるので、計測によると、画像からtxt原稿にするよりかなり早くて正確だそう!ちょっと長めの本でも大丈夫、ということで、今年は椋鳩十えほんシリーズを含むノンフィクションや名作絵本を選ばせていただきました。

今もユニリーフの「Word原稿作成マニュアル」は、オムロン様が社内用に作成されたもので、市民活動にはない企業の御知恵も還元してくださっています。名古屋から思いを乗せて送っていただいた絵本たち、こんな美しい本でみんなの世界が豊かに広がりますように・・

この度は本当に有難うございました。オムロン株式会社様にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。

 

第2木曜定例作業会@逗子 7月

最近、メンバーに書いてもらう記事が好評です!どうも大下には当たり前のこと、小さな夢や昔のことが新鮮らしい・・いろいろな人の目から、ユニリーフのことお伝えしていきますね~

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7月11日第二木曜定例作業会。

絵本をバラし点字シートを挟み 穴開け作業をしました。穴開け機で位置を調整したら紙と点字シートをセットしてガチャンガチャンするとバインダーのような穴が開きます。

調子良く穴開け作業をしていましたが 、表紙のときに大下からストップが。表紙は少し大きさが違っていて、 穴開けの位置の微調整が必要だったらしい。なるほど。絵本作りは奥が深い。

こうして丁寧な手作業で一冊ずつ本を作りあげています。喜んでもらえるといいな。(Y.U)

 

 

 

 

ワイズメンズクラブ国際協会様活動報告

7月6日、ワイズメンズクラブ国際協会横浜とつかクラブ様の新年度例会があり、そこで代表の大下が1年間の活動報告をしました。

平成20年度の横浜YMCA「夢すくすく賞」で特別賞をいただいて以来、変わらぬご支援をいただいているご縁で、この時期恒例の行事となっています。当時ユニリーフはクリアビジョン・ジャパンと称し、大下一人でありったけの思いと構想をしたため応募したそうです。目に留め御手を差し伸べてくださった、とつかクラブ様の先見の明に感謝いたします。

大下からは蔵書1000冊の報告、初代作成の絵本と現在の絵本との比較、製本に係る機械の変遷や現状が報告されました。今後は、より良い絵本となる質の向上、利用者さんへの貸出し支援、ユニリーフの理念とシンボル絵本を広めることを、活動の柱としていくという話もありました。また、メディアニュースや各団体の広報記事により、全国からボランティアの希望があることへの喜びと、地元逗子高校の9年に渡る継続活動への思いも語られました。11年前に描いた構想と思いが出会う人の輪を広げ、まさにLeaf(一枚一葉)がUnited(融合一体化)されたユニリーフの時の流れをご報告する場となりました。

点字の基本的な質問やユニリーフ命名の由来、製本の苦労話への労いやもっともっと広報をというエールなど、絵本や点字教科書を手に取ったり、新聞の掲載記事を読んだりする中で、お一人お一人からいただくお声には関心の高さや温かなお気持ちがあふれていました。

また来年この場所で充実した報告ができますように、そして変わらぬご支援への感謝をお伝えできるようにと願う、七夕前日の夕べでした。(M.K)

 

ファブラボ関内へ行ってきました!

7月1日ファブラボ関内へ、代表の大下と行ってきました。

絵本の中には、科学絵本など、点字だけではなく、触って分かる簡単な図が入ると、より理解が深まり、楽しい絵本になると思われるものがあります。これまではそういった絵本を、主に手作業で、点で図示したり、透明のシートを図の形に切り抜き、貼りこんだりしてきました。

昨秋、こういった図の作成を機械でするにはどうするのが良いか、ファブラボ関内のT様にご相談させて頂き、それをもとに今年度、キリン福祉財団様の助成を得て、カッティングマシーンの購入とファブラボの利用が実現しました。

早速カッティングマシーンを使い始めたところですが、今回の訪問は具体的に、カットする絵本の図をよりスムーズに電子データ化するにはどうしたらよいかを、T様にご指導頂きました。素人の私たちに嫌な顔一つせずいきなり5時間!忍耐強く丁寧にお付き合いくださり、本当に感謝です。ありがとうございます!

ファブラボにはレーザーカッター、3Dプリンターをはじめとして、様々なデジタル機材が並んでいます。それらを前に、雑談の中で、お家などの木製の3Dパズルキットなどをレーザーカッターで作製し、目の見えない子も見える子も楽しく遊びながら部品を組み立て、普段触れて確認することのできない大きな立体物(お家など)などを知る機会にできるといいな、また図鑑には見えない子も楽しめるようなものがほとんどなく、ユニバーサルな図鑑ができるといいな、さらには3Dプリンターで世界中の建築物のミニチュアを作成し、実際に建築物のある場所に(ここが重要!)置かせてもらい、見える人も見えない人も一緒にその存在や空気感を楽しめたらいいな・・・と夢は果てしなく膨らんでいきました。ひとつひとつ、できることから実現していきたいです。(k.k.)

 

新着絵本のお知らせ 6月

お待たせしました!新着絵本のお知らせです。左上から、

1.もったいないばあさん かわをゆく
2.ちびちっち
3.あいうえおのほん
4.こねこにこにこ ねどこでねころぶ
5.やまのおんがくか
6.ぞうきばやしのすもうたいかい

今月はちょっと短めだけど、人気シリーズの新刊が入っています。もったいないばあさんはエコバージョン、環境問題トレンドですね。「ちびちっち」は、人気の「うんちっち」の姉妹編、字も大きくてみんなにいいですね。点字学習の始まった1年生にぴったりの、あいうえお系の本も毎月増えています。

もうすぐ夏休み!今年は大きくなったみんなに会えるかな?定期便以外に臨時貸し出しもしますので、どうぞたくさん読んでください。