お知らせ

パルシステム『のんびる』に逗子高校OGが紹介されました

パルシステムの月刊誌『のんびる』(2019年新年号)で、逗子高校時代から点字絵本製作を続けてくれている大学生が紹介されました。

この雑誌は、昨年はユニリーフの活動を詳しく採り上げてくださり、それを見て活動に参加された方もあります。

今回は「私がこのボランティアをやる理由(わけ)」という特集で、当時の彼女の気持ちを新鮮な思いで聞き、やっつけ仕事だった赤ペン添削には赤面(わ~まだ持ってたんだ~!?)反省しきり・・自力で1冊仕上げた人に贈った「ユニリーフ学生点字マイスター」の名刺やら、頑張った点図満載の彼女の力作本やら、懐かしい品々を今、誌面で見るとは・・・

逗子高校での授業と部活動の絵本製作は今年で8年目になります。が、この労力って何だろう・・と思ったこともありました。取材が目的ではないけれど、少なくとも一人、何かを感じてくれたのかも・・・

ありがとう~! I’m proud of you!!

 

 

 

第2木曜定例作業会 @逗子 12月

12月13日、第2木曜定例作業会をしました。

会の将来のために仕事を一人で抱え込まないで、なるべく皆にお願いするよう指導を受け、今日は会計をKさんに。なんで~!?と思うほど、皆の協力がスムーズ(それをひがみ根性という!とつっこまれ・・)!

そのKさんが、思わずホントですか~嬉しい~(涙)のコメントを寄せてくださいました。ありがとう~

========

今日の定例会は大きな点字シートを絵本サイズにカットする作業でした。はじめのワンカットは裁断機にも入らないため、カッターで手作業になります。どうすれば効率よくカットできるか、考えながらカットし、目標分のカットが出来ました。最後には、みんな職人のような気分になっていました。 手を動かしながらも、笑いありの和やかな雰囲気で、居心地のいい空間でした。

いつも大下さんに頼ってばかりですが、自主的に考えたり、相談して自ら動いたり、もっと積極的に参加し、この活動をもっと楽しんでいきたいです。

 

成育医療センターに絵本を納入しました

12月3日、国立成育医療研究センターの図書ボランティア「にじいろ」様を訪ね、ご注文いただいたユニバーサル絵本7冊をお届けしました。

こうした施設に絵本を置いていただくのは、長年の夢の一つでした。巻末にはユニリーフの紹介ページを入れ、点字シートも付いています。たくさんの心づくしの子供向けコーナーのある中、今回は眼科外来の本棚に入れていただきました。

広々した紅葉の敷地も美しく、テーマパークを思わせるようなカラフルな院内、エプロン姿のボランティアさんたちが子どもたちに寄り添い、絵本もおもちゃも全てが心地よく整えられています。

でも・・きっと何も目に入らず、知らずに済みたかった場所であることには違いありません。たくさんの若いお母様とお子さんたちの前にある、せつない現実・・

絵本が窓になりますように・・少し形は違うけれど、別の幸せがあることに思いを致す日が来ますように・・祈らずにはいられません。

 

新着絵本のお知らせ 11月

お待たせしました!新着絵本のお知らせです。左上から、

1.パンのかけらと ちいさなあくま
2.ふきのとう
3.ねむい ねむい ねずみ
4.どうぶつサーカス はじまるよ
5.もうすぐ おしょうがつ
6.いきてるって どんなこと?
7.シロナガスクジラより 大きいものって いるの?
8.    くちばし
9.  ねむりのはなし
10.  ことばあそびうた
11.  おならしりとり
12.  What’s In My Pocket?

お待ちかねの科学絵本が5冊もできましたよ~!それから、絶対みんなが好きなのはきっと、『おならしりとり』・・!?人気の言葉遊び絵本からは名著「ことばあそびうた」、格調高く深く、大人も子どもも何歳でも楽しめそうです。さらに、ひと昔前は当たり前だったお正月風景の本、『もうすぐおしょうがつ』も。来週から貸し出しますね!どうぞお楽しみに~

 

利用者さんからのお便り 11月

今月もお便りたくさんいただいています。早速ご紹介しますね~

◆初めは久しぶりの年長さんK菜ちゃん。こういう絵本生活、素敵ですね~

カレーライスの本がとても気に入り、本を読んだ後に、一緒にカレー作りました!!

◆選書について年少K雅クンのママからは

絵本のレベルを考えたことはありませんでした。気に入れば長くても見ていますが、基本的にバンバンページをめくっています。

◆理科の本がお気に入りの普通小2年生のR乃ちゃん、点字です。

とくににしっぽのはたらきがおもしろかったです。わたしにはないしっぽをもつどうぶつのしっぽをほかにもさがしたいです。

◆点字のタイプライターも始まった1年生のR汰くん、頑張った跡の見える1行のお便り。

うみがたのしかったです

◆いつも兄弟で読んでくれている東京の盲学校3年生T祐クン。

かえるをのんだととさんは、飲み込むものが大きくなるよと弟が教えてくれました。またおのまとぺの音が楽しく、どんな感じかな?と想像しながら話し合いました。

◆東京の盲学校2年生のF真クンはいつも点字です。

はなのあなのはなしがおもしろくてよかったとおもいました。(以下ママからも)鼻をつまんでしゃべるところに大ウケしており、何度もまねしていました。

◆神奈川の1年生E也クンは、お兄ちゃんのせいか男の子っぽい本が好き。

おじぞうさまがおもしろかったようで、声に出して笑っていました。

◆東京の盲学校3年生のK翔クン、

しばらく停滞していた読み・・この1ケ月でまた成長しはじめたみたいです。<リクエスト>11ぴきのねこシリーズがあったらお願いします。

◆関西の普通小4年生のY優ちゃん。たまたま学校の人権参観で先生が採り上げられたのが”3びきのかわいいオオカミ”、貸出とピッタリ重なり、おうちでも話題に。いろいろと語り合う素敵な時間となりましたと。

今月のヒットは歯いしゃのチュー先生でした。面白いです。また、英語のCDは歌がとても気に入り、2人とも鼻歌を英語で歌っていました♪(むちゃくちゃだけど、ほんのり合っている・・程度。)

◆年少のK吾クンママは、『でんしゃはうたう』の全盲作家さんの講演を聞いて、

実際に電車に乗ったり、体の中にひびく音を文字にしたというのは、とてもいいお話が聞けたなあと思いました。電車=ガタンゴトンというステレオをおしつけることなく、K吾にきこえているありのままの音の経験を、これからも沢山させてあげたいなあと思いました。

◆東京の盲学校4年生のM樹クン、理系の本が少なくてごめんなさい。

3びきのかわいいオオカミがすごくおもしろかったです。ものがたりがだいすきなので、りけいのほんはあるときでいいです。

◆最近登録された関西の盲学校4年生のママも、嬉しい立派なアンバサダー・・!

本校の保護者の方にも、ユニリーフさんの紹介させて頂いております。反響があるといいです。

◆九州の6年生T昭クン、スイミーの感想です。

おもしろかったところは、スイミーが1ぴきでおよいでいると いろいろなものがあってたんけんみたいにおもえたので ぼくもうみのなかをたんけんしてみたいけど中にははいれないから てんずでもいいのでみてみたいなとおもいました。(後略)

◆最後は、授業に絵本を貸した神奈川県の小学4年生からの感想です。

絵本の中は、点字だけの本と思いましたが、目が見える人も読める本だったのがすごい工夫してあったと思いました。点字の文字をうつのは、たいへんだったんですか?私も点字をうってみたいです。点字をうつ時は、はりみたいな道具を使いますか?私は学校で点字のことをべんきょうして、目の不自由な人にすごい便利だなぁ~と思いました。

 

-------------

皆様から寄せられたお便りは、ご本人が特定されないような配慮のもとに、当HP、FBに掲載させていただくことがあります。掲載は困るという方は、事前にご連絡くださいますよう、よろしくお願い致します。