お知らせ

アイネット地域振興財団様の二年目助成が決定しました!

アイネット様より、助成決定のお知らせが届きました。昨年度に続いて2年目となります。

今回は『新しいユニバーサルデザイン―点字付絵本&建造物ブロンズ像―の普及啓発事業』について理解を得られ、ご支援をいただくこととなりました。

ユニリーフ立ち上げから「ユニバーサルデザイン理念の啓発」をこつこつと続け、今や点字付き絵本は1300冊、必要とするお子さんや教育・福祉を学ぶ場へ広がりました。そして長年の夢である、建造物ブロンズ像のプロジェクトも確実に進展しています。ちいさな団体のおおきな夢に、また一歩近づく後押しをいただきました。選んでくださったアイネット様へ心よりお礼申し上げます。

当HPやFacebookでは、日頃の活動や利用者さんのおたより、建造物ブロンズ像の進捗状況をお伝えしています。より多くの人に知っていただくために、TwitterやInstagramも始まります。

見える子も見えない子も一緒が当たり前の社会を願って…SNSからの発信が皆様に届きますように。

 

ユニバーサルの喜び! 利用者さんのお便りから

ユニバーサルだからこそ!
利用者さんから嬉しいお便りが届きました。

「大好きな友達(健常)が同じ本を持っており、友達が墨字本、娘が点字で仲良く、マル読み」をしたとのこと。お母様も「奇跡的な出来事」と!

許可を得て、ママのメールも引用します。

========
今回の出来事は本当に感動でした‼︎
『ふたりはともだち』のタイトルを読んで、『私と◯◯ちゃんみたい!』と歓声をあげ、◯◯ちゃん宅へ遊びに行く時に持って行くと、『私もその本持ってる‼︎』という奇跡で。
“がまくん”と”かえるくん”のキャラクターの様子に、時々ふたりで笑いながら読み進める姿が愛らしかったです。
========

こんな姿、本当に嬉しいことですね~。
ですが、これが感動的な「奇跡」ではなくなってほしい、当たり前の日常の一コマになってほしいのです。

改めて、「この笑顔のために」私たちの活動はある、1歩1歩ガンバローと励まされました。この子たちのより良い未来のために・・

 

鎌倉ロータリークラブ様で障害児育て!?の話をしました

6月7日、鎌倉ロータリークラブ様の例会で、卓話をさせていただきました。

ロータリークラブ様は、異業種の経営者が集う国際的な社会奉仕団体です。本日は障害の理解、当時者の母として本音で、ということ。海を臨む広々としたホテルで、経営者の皆様を前に、障害児の話とは、超!場違いな感じ・・

全盲の娘のコスタリカ留学の話をメインに。彼女の文章を引用し、異国で何を思い、どんなことをしていたかをお話しました。地域の小学校時代のエピソードも、良いことばかりでなく、つらく思ったことやそこから何を学んだかも交えました。プライベートなことは重いので、胸はバクバク・・公にすることはほとんどないだけに、エネルギーを要しました。

最後に絵本の活動のこと、新規のブロンズ模型のことにも触れました。海外の台座にはよく、大きなロータリー様の歯車マークがあります。お目を引いたようで、卓話後に近寄り言及してくださった方もありました。

本日のお招きは、皆様に「まっさら新しい知識」であり、経営者が障害や家族を知ることはそこで働く当事者の理解につながる、とのお考えからです。まさか障害児を育てた経験がそんなところに・・日常過ぎてハズカシイの極みですが。

「地域社会から作る共生社会の仕組みも大事」とのお言葉にも学びました。叫ぶよりも、まずは身近な所から固める、ですね。準備に数か月かけたこの30分、何より無事に終えることができ、心からホッとしました。

鎌倉ロータリークラブ様、本日はこのような貴重な機会を本当に有難うございました。

 

【建長寺”さわる”模型】建長寺を知り尽くした建築士様

6月3日(金)、「建長寺を知り尽くした」建築士でいらっしゃるT様にお会いしお話を伺いました。

深いご専門に裏打ちされたご提案は普通に考えつくものではなく、プロジェクトの次元が変わった・・と感じられるほど。境内図を石に彫るなんて、風情があってとてもいいでしょう~?

「言い出しっぺの私が頑張らないと・・」との重圧は常にあります。が、「楽しそうにやっていると人が集まってくる。皆がいいよねと思ってもらえることが一番大事。年次ごとに建物を増やして、皆が夢を見れるようなものに」と。視覚障害なんて誰も興味ある訳ないよね、と疑わなかった長年の夢。皆の夢に・・!?なんて信じられる訳がありません。

過去に作られたという精巧なジオラマ、楽しみでなさっているという昔の建長寺の地図、それをもとに歩く度に地形がよくわかり、楽しんでいると自分もやりたいという人が現れる・・高い技術も、建長寺様への愛情も、心の持ちようも、新しいお話ばかりでした。

これは、物理的な模型を作るという話だけではないのかもしれない・・先日、修学旅行から帰って来たばかりの盲学校の6年生が「(触れるものがないから)東照宮行くだけ無駄~!」と。キミの笑顔を喜ぶ人がこんなにいるんだ、ということを伝えられる日が来るのかもしれません。

 

選書・貸出作業をしました 6月

6月2日、今月の貸出・発送作業をしました。いつも自宅から同時進行で記録してくれているKさんのレポートです。

========
本のある現場での作業は今回が初めてで、個人的にはかなりの緊張感。

書棚の分類に沿って返却本を収める、貸出の記録、レター作成、発送本の照合、梱包まで一連の作業や、コツ・ポイントを教わりながら取り組みました。1人1人がいくつもの作業を手際よく、かつ同時進行させていく様子に驚きつつ、こうして毎月利用者さんの元へ絵本が届くとわかり、皆さんが絵本をたのしんでくださるといいなと改めて思いました。

参加してみて気付いたのは、選書の前にまず返却本の傷や痛みの確認が必要なこと。好みに合わせつつ、過去に貸し出した本が続かないよう工夫していること。気づきにくいけれども利用者さんへの思いやりにあふれている配慮です。

6月と言えば…?いまの季節を感じることは何?お天気や行事から思い浮かぶ言葉や題材を基に利用者さんに合う絵本を選んでいます。皆さんが五感で捉える6月や季節には、どのようなものがありますか。

梅雨を迎える時期、そんな時こそどうぞ絵本の世界を楽しんでください!
M.K.