お知らせ
【建長寺”さわる”模型】鎌倉ガイド協会様とご面談
ガイド協会さんは4月に視覚障害者16名を含む40名もの方々を案内して鎌倉アルプスを歩かれたのですが、スタート地点の建長寺では皆でブロンズ模型に触ってみたとのことで、その時の様子を伺ったり、あのブロンズ模型を設置するまでの経緯などをお話しました。
数ある歴史的建造物の中でなぜ建長寺仏殿になったのかという話では、
「建長寺さんの寛大さを感じますね、さすが鎌倉五山第一位!」とガイド協会さん。
今後の展望をお話する中で、例えば今は失われた永福寺や法華堂(北条義時墓)などの模型を設置できれば誰もが目にすることができますね、などのアイディアも生まれ、ワクワクするひとときとなりました。
S.K.
追記:視覚障害の方々を初めてガイドされたHさん、山の会の方から「自力で歩くから手を貸すな」と言われた、時間は通常の3倍かかったけどその姿に何だか感動した、他のガイド3名も皆そう言っていたと。
気さくな温かい方で居心地がよかったのでしょう、その後2名も個人で史跡めぐりに申し込まれたそう。今後、ガイド協会様でもノウハウを蓄積していくと言ってくださいました。充実したツアーの数々、皆様も是非!
同じように目が不自由でも希望は人それぞれ。一緒に過ごすことで、ステレオタイプでないそんな生身の姿を感じていただくことこそ大切・・と実感します。
選書・発送作業をしました 6月
ユニリーフのオリジナル郵送袋に、触り心地の違うアルファベットの布文字がついているのに気づかれましたか?ユニリーフのUとLです。使い込むうち取れかかることもしばしば・・いつも快く直してきてくれるのがSさん!今月はそのSさんのレポートでお届けします。
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季節の絵本は、七夕、雨、カエル、などキーワードを出し合いました。
今回は選書チーム3名、記録チーム3名でバランス良く作業が進んだように思います。
選書はご希望や年齢に、ちょうど良いものを話し合いながら選び、重複がないかチェックし、発送です。
チェックの際、利用者さんごとの好みが見えます。その中に、つながりを感じられつつも、少しだけ違うジャンルの物が入っている所が選書チームの技だなあと思っています。
ユニリーフの作業は、私にとって子供と読んだ懐かしい絵本と再会できるのも楽しい時間です。
【建長寺”さわる”模型】鎌倉観光公式ガイドに掲載されました
ウレシ~!!!
鎌倉市観光協会様の「鎌倉観光公式ガイド」バリアフリー情報ページに、建長寺”さわる”模型を掲載いただきました!
自分も内外の模型情報に全然たどり着けなかったように、周知こそが大変!鎌倉観光で検索すれば真っ先にヒットするのがこの「鎌倉観光公式ガイド」、これで当事者も周囲の方々もアクセスしやすくなったのでは・・本当に大きな一歩です!
https://www.trip-kamakura.com/article/7515.html
駅改札横にある鎌倉市観光総合案内所(観光協会様の組織)にもチラシを持参。建長寺模型のことは御存知で、ディズニーランドにはドアもあくようなアトラクションの乗り物模型があるそう。やっぱり模型がいいですよね!と盛り上がりました。嬉しいご縁がここにも!
親身にご対応くださった鎌倉市観光課様、鎌倉市観光協会様、この度は本当に有難うございました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願い致します。
【建長寺”さわる”模型】開山忌を前に
ちょっと用があり建長寺様に行ってきました。開山の蘭渓道隆禅師の御命日法要、一年で一番大切な「開山忌」の準備が始まっていました。
例年7月ですが、近年の猛暑で今年は5月23,24日に。御僧侶の列が境内を巡られ、初めて見た時はその荘厳さに、ここは観光名所ではない、寺院なのだ、と圧倒されました。美しいです。どなたでもご覧になれますので是非!
模型の傍らでは、静かに案内板を読み、じっくりさわってくださっている方の姿がありました。模型がこの方のお心に働きかけてくれていると思うと感無量です・・
本日(5月20日)の模型の様子。少し緑色がかってきたかなぁと思いましたが、いかがでしょうか。
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建長寺開山忌
5月23日 14:00 宿忌
5月24日 09:30 半斎 (建長寺HPより)
選書・発送作業をしました 5月
風薫る季節、GWは楽しく過ごせましたか?
利用者の皆様、年度末のアンケートにご協力有難うございました。お子さんのご様子やご要望が聞けて、今回は今のお一人お一人により適した本が選べたのでは・・と期待が高まります。みんなが本を楽しんでくれることが、集う私たちの喜びですから。
今月は司令塔のKさんがお休みでマゴマゴ・・ですが久々のお顔も嬉しく、そのIさんのレポートです。
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本日は選書、発送作業を行いました。
幅広いジャンルから季節や行事には敏感に選書します。また一度貸出した絵本は出来るだけ月日が経ってから貸し出すようにしています。もう一度読んだときに自分自身の成長を感じて、褒めてほしいのも願いです。
なにより利用者さまの声はとても励みになります。今後も近い存在で喜んで頂けるようにがんばります。
余談ですが、初めて点字を打ってお手紙のやりとりをしているスタッフがいます。凄く楽しそうにしているので刺激を受けうずうずしています。
みなが得意とする分野を活かし活動していることに誇りに思う今日この頃です。
(O補足:点字のお手紙に「○○モアタタカクナリマシタ」とあり、聞きなれない○○とは何だろう、気候?気持ち?点字の読み間違いか・・結局、そんな地名があったのか!と大盛り上がりのひと時でした~)