お知らせ

【建長寺”さわる”模型】読売新聞「紡ぐプロジェクト」

「貴重な文化財を守り、後世に伝える」官民連携の「紡ぐプロジェクト」、その一翼を担う読売新聞様で毎月取り組みが紹介されています。

6月はたまたま複製品の特集で、4ページにわたるフルカラー、建長寺さわる模型も大きく取り上げていただき驚きました。

さすがの全国版、見たよ!のお声も複数届き、恥ずかしいやら、多くの方に知っていただけるのなら嬉しいやら・・

WEB版はこちら↓
https://tsumugu.yomiuri.co.jp/feature/fukuseihin-shinka-kenchoji-butsuden-mokei/

余談ですが、取材の担当記者様が諸事情に通じた方で、私のプロジェクトへの想いや周辺事情も理解し、その上おもてには決して出ない苦労までわかってくださり、(同い年の気安さもあって)こんなことは初めて、ぜひ応援ください!とお願いしてしまいました!

すると「ちょっと遅かったなぁ」。夏に定年退職を控えていらっしゃるそうです。が、掲載後に丁寧なメールを頂戴し、「できる範囲のことで協力していけたら」と言ってくださいました!

たった一度、初めてお会いした方、なのにもったいないお言葉の数々を頂戴し、電車の中で思わず涙・・このプロジェクトを通じ、どれだけの善意とよきご縁をいただいたかしれません。お金では買えないもの・・これ以上の幸せがあるでしょうか。

読売新聞様、この度はご掲載ありがとうございました。H様、これからもどうぞよろしくご指導ください。この場を借りて厚く御礼を申し上げます。

【建長寺”さわる”模型】CFリターン ユニバーサル絵本製作講座

昨夏のクラウドファンディングのリターンは多岐にわたり、ユニバーサル絵本製作講座もその一つです。

ご参加は4名でしたが質問多く終始活発、初めてなのに5枚も打ってくださった方も。

最後の感想も素晴らしかったです:
・母が点字を何十年もやっていて、改めてすごいなと思いました。(Kさん)

・久しぶりに頭使いました。楽しかったです。(Mさん)

・点字の仕組みが感動でした。6つの点でこんなに世界が広がったり、たくさんの人のそれこそ生命を救う役割を果たす大発明だなんて本当に知らなかった。(Cさん)

・見える人見えない人共に、という二分されたものを一つにという感覚でいたが、やっていると二分ではない。人はそれぞれの事情が違い、その人の使える能力でここに書かれているメッセージを読み取る。(紙とシートが)一緒になっているとできるだけ多様な人が関わって、例えば「あ、可愛いね」と言えば、こちらの人はそういう絵が描いてあるのかとわかっていくように、複合的に皆で読み取るということへの理解が深まった。(Cさん)

・見えなくても壁を触ればわかるじゃない、同じ空間を楽しめるじゃないと思っていた。が、一部だけわかるのと全体がわかるのは広がり感が違う。見ていてもどれだけ見えているか、さわってわかると言っても一部だけだったり、それぞれグラデーションがあるから一緒にいると楽しいなと。ものすごく楽しかったです。(Hさん)

全ての感覚は人それぞれ、1か0ではなくグラデーション。だからこそ、多様な対象に対応した本を、多様な人皆で読めると楽しいよね、というご意見、なるほど~とても新鮮でした。

この日は講座と模型、点字毎日の取材も入りました。皆様、ご参加本当にありがとうございました。

末筆ながら、松葉杖の方、白杖の方と多様な方々に準備万端ご対応くださり、おもてなしの心を教えてくださった建長寺様に厚く御礼を申し上げます。

【建長寺”さわる”模型】『かまくら春秋』で紹介くださいました

昭和45年創刊、文学、歴史、人をテーマにした文芸タウン誌「かまくら春秋」(2024年6月号)で、さわる模型をご紹介くださいました。

B6版の手のひらサイズ、文字ぎっしりの白黒誌面は格調の高さを感じさせます。一転、4ページにわたる季節の写真は息をのむ美しさです。

ご担当者様は、当初2022年にも一度取り上げ、以来個人的にも温かい応援のお言葉やご支援をたくさんくださいました。完成後も「私もいろいろな角度から触ってきました。感激しました」との嬉しいお言葉を寄せてくださいました。改めて、よきご縁がたくさん詰まった模型・・と光栄で心温まります。

最近見に来られる方が多いです、と受付の方からお聞きしました。滋賀や大阪からもご来訪があり、境内でも何度かさわっては写真を撮るという光景をよく見かけます。これからもどんなよきご縁が積み重なっていくかと思うと楽しみです。

かまくら春秋様、この度は素敵な模型写真とご紹介記事を有難うございました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。

 

【建長寺”さわる”模型】CFリターン特別御朱印発送しました

クラウドファンディングから、明日でちょうど1年になります(!)1年後なんて想像もできなかったけれど、時は同じように過ぎるのですね。

そして遅くなりましたが、お約束のリターン=建長寺様の「クラウドファンディング特別御朱印」を発送しました。

これはレアです!どこがレアかというと、まず御朱印の文字。通常建長寺様でいただけるのは「南無地蔵尊」や「南無釈迦牟尼仏」等ですが、これは模型になった「大仏寶殿」。しかも日付は、クラウドファンディングで目標額に到達した「令和五年七月十四日」です。二度と同じものはありません!

この特別御朱印は、百数十名以上の方がご希望くださいました。和尚様方は皆様書の達人、1枚1枚手書きですから趣もそれぞれで、まさに唯一無二です。実は初めて手に取りましたが、スペシャル感があって美しく、コレクターの気持ちがわかる気がしました。模型と共に末永く愛していただけましたら幸いです。

建長寺様からのお言付けは、御朱印は本来お参りされた方へお渡しするもの、「どうぞお時間のあるときに建長寺にお参りください」とのことです。その節はご一緒に模型を囲めましたら嬉しく、是非私にもお声かけください。紫陽花もそろそろ見頃です。

再来週になり、もし申し込んだはずなのに来ない、という方いらっしゃいましたら、お手数ですがご一報いただけますか。改めましてご支援本当に有難うございました。

 

【建長寺さわる模型】境内特別拝観その2 嬉しかったこと

特別拝観2回目、この日のご参加は8名。

三門の五百羅漢には象や龍といった動物の像もあり、仏教の特に動物にまつわる話をいろいろ教えていただきました。白い象、竹やぶの虎、鯉が変身した龍、滝壺の鯉魚石・・知ると知らないは大違い、見える景色が違います。

この日は楽しみにしていたことがありました。クラウドファンディング中、ご自身のX(旧Twitter)で熱く応援を呼びかけてくださり、X上で初めて言葉を交わした見ず知らずの方にお会いすることができました!信じられないご縁、旧知のような・・その嬉しさと言ったら!

翌朝一番にいただいたメール↓
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今回のプロジェクトで「1人では何も出来ない。しかし1人がやらなければ何も始まらない」という言葉を思い出しました。

昨日はしばらく模型の前で様子を見ていましたが、観光客の方々が次々に模型と説明に目を向けて、模型を触ったりしながら「あら、素敵なことねー」と話したりする様子を目にして、本当に微力ながらではありましたが、このプロジェクトに参加することが出来て良かったと、不覚にも嬉し涙がこぼれてしまいました。
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日常に感動がある、こんな心震える瞬間がありこんな佳きご縁をいただける・・クラウドファンディングは心底大変でしたが、時にこんな深い喜びが訪れ、どれほど光栄なことかしれません。