お知らせ
西洋館絵本フェスティバル 最終日
7月24日日曜日はさわやかな晴れ、昨日までと打って変わって開館の9時半より続々とお客様が訪れ、夕方までほとんど波が途切れることがありませんでした。
読み聞かせにも多くの方がご参加くださり、終了後も点字クイズの答えを確かめたり、点字機器をご覧になったり・・ワークショップのネームカードに挑戦した小学生は皆、「夏休みの自由研究できた!」。一心不乱に点で絵を描く姿も見られました。
今回、ほんの思いつきながら大好評だったのが、シートの切れ端のしおりに、点字タイプライターでお名前を打つという企画。点字盤はハードルが高いですが、「3回押すだけで、お名前が打てます!」との宣伝に、本当に多くの方が手軽に点字を体験され、「記念になります」と喜んでくださいました。ウレシイ・・♡
この日もたくさんのサプライズがありましたが、終始あわただしくてゆっくりお話できず、申し訳ない限り。7月にしては涼しい夕暮れ、撤収まで一気に付き合ってくれた皆にひたすら感謝し、初の大イベントがとにかく無事終了した安堵感に包まれました。ご来館くださった皆様、山手111番館の皆様、ボランティアスタッフの皆様、すべての皆様に、この場を借りて、心より御礼申し上げます。
西洋館絵本フェスティバル 2日目
西洋館絵本フェスティバル2日目。涼しめの曇り空ながら、特に午前中は人も少なめ。洋館建築がお目当ての方も少なくないようです。
この日は全盲大学生が、読み聞かせをしたり、使っている機器をお見せしたり、「1日ですっごく新しいこと学んだ」とのお声があがりました。
心に響くサプライズも続出!点訳ボランティアさんや利用者さんご家族、友人知人が、東京、埼玉、千葉からも来てくださいました。この絵本を初めて見る方でも、熱心に何十分も話を聞いてくださり、お名前を交換し再会をお約束するほどの熱いご縁をいただいた方もありました。わずかなボランティア謝礼を寄付してくださる方もあり、この絵本を愛してくださる方々が確かにいる、と実感できる幸せな一日となりました。
西洋館絵本フェスティバル 初日
横浜山手西洋館絵本フェスティバル、始まりました!
初日22日は朝から大雨注意報。お客様の出足が遅く、ゆっくり打合わせができました。
11時頃から時折混雑、と思うと、どうやら観光バスが着くようで、中国からのお客様がたくさんいらっしゃいます。ご家族でしおりに点字でお名前を打つのを楽しんでくださり、中国語が全くわからないのが悔やまれました。
以降、ほぼ数名のお客様があり、説明したり、透明しおりにタイプライターでお名前を打っていただいたり、ネームカード作りや点図でテディベアを描いたり・・ゆったり過ごしましたが、100名以上のお客様があったでしょうか。
時折、思いがけない嬉しいお顔に出会い歓声を上げ、この日のために集った新しい仲間たちとのつながりにも感謝し、心豊かな時を過ごすことができました。
株式会社ワールドライブラリー様から、ご支援をいただけることになりました!
昨3月、原作に点字が付いていたグアテマラの絵本『まぼろしのおはなし』をユニリーフ仕様にするお話でご縁をいただいた株式会社ワールドライブラリー様ですが、この度第2刷の発行を機に、売上げの一部をご寄付いただけるという感動のお話をいただきました!
ご覧ください!絵本の奥付には、「ワールドライブラリーはユニリーフの活動を支援しています。」のお言葉が活字に・・!
ワールドライブラリー様は新しい会社ながら、「多様性の受容」をテーマに、多くの国や地域の絵本を通じて、子どもたちの心に受け入れあう気持ちを育て、いつか「見えない壁」をとりはらう大きな力に・・との願いを込めて活動されています。
今回のお話も、我家にいらした担当のT様が、以来ずっと温め続け、社長様に直訴されて実現したというもの。高いお志を謙虚に語ってくださるお言葉が心に沁みます。

こんなささやかなことが精一杯ではありますが、なんとか小さな一歩を踏み出せたことがとても嬉しいです。
子どもたちの心のために、より良い社会のために何かしたい・・そんなお心ある方々とのつながりこそ、ユニリーフの何にも勝る宝です。本当に有難うございました。





























