お知らせ
神奈川ゆめコープ「市民活動応援プログラム」報告・交流会
5月30日、昨年12月にご支援いただいた神奈川ゆめコープ『市民活動応援プログラム』の報告・交流会がありました。
このプログラムは、安心・安全な食材を届けるだけでなく、地域のさまざまな問題に取り組む市民活動を応援することにより、組合員様の暮らす地域そのものを豊かにしていこうという取り組みのひとつです。
その地域を豊かにする資源のひとつとして、ユニバーサルデザインの本を通してうまれる『見える子も見えない子も一緒に』という体験を大切に取り上げてくださったこと、とても嬉しいです!
報告に続く交流会では、おかげさまで多くの方が熱心に絵本を見て触って手に取ってくださり、人が途切れることがありませんでした。応援やらイベントへの貸出し依頼やら、嬉しいお声もたくさんいただきました。県内で活躍される皆さまとの貴重なつながり、是非未来に繋げていきたいものです。ゆめコープ様はじめご縁をいただいた多くの皆さま、本当にありがとうございました。
科学絵本の貼りこみを習いに行きました
今日は都内にある『手と目で見る教材ライブラリー』へ埼玉の点訳グループさんと一緒に行ってきました。
UniLeaf絵本の監修をして下さっている大内先生が開設されたこちら、なんと、イタリアにある視覚障害者のための美術館の「触れる絵」を展示する姉妹館でもあります。
『触れる絵があることで、聞いただけの情報よりも広がる世界があれば。』そう仰る先生のアドバイスに全員で頷き、質問が尽きません。
それでもなんもか、ストーリーを追いながらイメージも膨らませていけるような図を作る工夫をたくさん習って来ましたよ!
スーツケースいっぱいに絵本を詰め込みやってきたわたし達に、予定時間を大幅に過ぎてもお付き合い下さった大内先生、ありがとうございました。
利用者さんからのご寄付
まだ小さいお子さんを育てていらっしゃる利用者の若いお母様お二人から、ご寄付をいただきました。
初めてのお子さんの目が見えない・・ずっと背負う荷の重さにつぶされそうな今、毎日過ごすだけで精一杯のお心のうちが痛いほどよくわかります。
寄付やボランティアという行為は、余裕があって初めてできることと思っていました。いっぱいだった昔を思い、させていただける今に感謝をしつつ・・
でも、今一番つらい時にも他者を思い行動に移せる、すごいことだと思いました。そんなお母様たちのもとで、お子さんたちもすくすくと大きくなることでしょうね。このサイトを見てくださる全ての方が、温かい目と手で応援しています。ご寄付と共に、学びと感動もいただきました。本当に有難うございました。
パルシステム神奈川ゆめコープ様ご来訪
絵本点訳の機器購入のため、市民活動応援プログラムとして助成くださったパルシステム神奈川ゆめコープ様が、5月23日、来訪されました。
実際の絵本や製作・貸出の様子、新たな機器でシートに点字を打ち出しこれで何が変わるのか、全て実物を見ていただきながらご紹介し、一つ一つ熱心に耳を傾けてくださいました。
さらに金銭だけでなく、今のユニリーフの課題に対し、ゆめコープ様としての支援のご提案までくださいました。助成といっても行動でのご支援は少なく、本当に有難いことです。広く呼びかけていただくためにも、多くの方が少しずつ関われる仕組みを1日も早く作らなくては・・自分の役割に気を引き締める同時に、善意とお志への新たな出会いに感じ入り、感謝をした1日となりました。
ユニリーフ絵本の撮影をしました
毎年夏に、横浜山手の西洋館で行われる絵本フェスタ。先日少しお伝えしましたが、今年ユニリーフは111番館さんから声をかけていただき、一館まるまる使って絵本の紹介をさせていただきます!そして今日は展示につかう写真を撮影しました。
まずは完成している絵本の撮影。しかしクリアシートに打たれているユニリーフの点字、透明なものを撮るって難しいですね。背景を変え、ページを変え、色々な場所で何冊も広げて進めました。
つぎは作業工程。市販の絵本を切り開くところから、ひとつひとつの工程を再現していると、日ごろの作業の話で盛り上がります。
最後にとても人気のある科学絵本を撮影し、この日は終了。イベントのパネルや印刷物、ホームページなどで皆さまにご紹介できる日が楽しみです。
最後に、ボランティアで快く撮影を引き受けてくださり、2歳のお嬢さんと駆けつけてくれたAさん。ありがとうございました!