お知らせ
利用者さんからのお便り 3月
お便りのご紹介です~♫
◆初めは活発な幼稚園生、東京のK子ちゃん。メールにて。
2月の絵本では「まゆとおに」がお気に入りで、おにの叫び声をにたにた笑ってきいていました。節分で幼稚部に鬼がきたこともあって、さらにおもしろかったようです。
先日3月の絵本が届き、夏歩は歓喜の叫びをあげていました(笑)さっそくパパと一緒に「ぶたぶたくんのおかいもの」の地図を必死にたどっています。
4月からは地域の幼稚園の年中さんに!幼稚園関係の本のリクエストいただきました。
◆2~3歳児さんは毎月どんどん変化していきます。子どもってスゴイ♫
・神奈川のK太クンは、赤を「あか~」、青を「あお~」と言うようになりました!しかも百発百中!!色も少しわかる!? ママのときめき、伝わってきます。
・こちらも神奈川のK介クン、滑り台が大のお気に入りで、息をきらしながら何度も何度もやっています。すべりだいの絵本、送りますね~
◆東京のTクン(盲学校1年生)は幼稚園の弟クンといつもたくさん読んでいます。
鉄ちゃん兄弟には「せんろはつづく」はたまらないようで、毎晩読みました。
(幼稚部や育児相談の点字使用予定児の保護者さんと話す機会があり、)子供が読めなくても、ガリガリするだけでもいいと思う。絵本て触れる!この本好き、と感じる本に出会えると素敵だし、少なくともうちの子は毎月楽しみにしているとお話しするととても関心を持ってくださいました。すぐにではなくても、ユニリーフ友達が増えるといいなと思っています。
おおっ~、これはまさにアンバサダーですね、ありがとうございます!将来どこかで会うでしょう同世代のお友だち、絵本でつながっていたら嬉しいですね~♫
◆最後は、いつも関西で読書イベントを開催し、絵本を紹介してくださっている「NPO法人弱視の子どもたちに絵本を」のT様より達筆のお便りです。
(前略)これだけの活動をして下さり、ありがとうございます。感謝の思いは大きく、大きくあります。(中略)お子さんを支えつつ、仕事も、ユニリーフの活動もされていることにびっくりした次第です。何と、何と。体も時間も、もっとほしいとお思いであろうと。ゆっくりなさる時間は、おありであろうかと。(中略)ちょっと、体を休めていただきたく、(後略)
と、関西銘菓まで送ってくださいました。T様のグループは長年の点字本製作だけでは飽き足らず、一人一人の要望に応えた触る資料作りや本に親しむイベントまでされている尊敬すべき大先輩。にもかかわらずいつも優しく思いやってくださいます。続くメールでは、ご専門の目から絵本の使い勝手について貴重なご感想がありました。本当に有難うございます!
見えにくい子、見えない子、見える子、親御さんなどが一緒に読める絵本は、本当に価値あるものです。これまでのタックペーパを貼った点訳絵本はありましたが、その不具合が解消されています。タックペーパーの痛さがなく、指にやさしいことがうれしいです。点字がつぶれにくく、本として開きやすく、点字が読み易いです。点訳の分量が多くても、点字を入れることができる。点図の導入にも驚きました。
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皆様から寄せられたお便りは、ご本人が特定されないような配慮のもとに、当HP、FBに掲載させていただくことがあります。掲載は困るという方は、事前にご連絡くださいますよう、よろしくお願い致します。
逗子トモイクフェスティバルに出展しました
3月26日、冷たい雨の日曜日、逗子トモイクフェスティバルに出展しました。
今年は広い会議室の奥、他の福祉系グループさんたちとご一緒で、いろいろな体験コーナーが並び、この日の一番人気だったとか。
3月まで頑張って受験をしていた逗子高校ボランティア部のNさんも、晴れて笑顔で駆けつけてくれました。
作業仲間も久しぶりに会いに来てくれる人たちももちろん嬉しかったのですが、特筆は周囲の他の福祉グループの方々で、熱心に見入ってくださり、写真を撮ったり、「ずっと話していたい!」と言ってくださる方までいらして、本当に有難いこと!
助成の視察にいらしたパルシステム神奈川ゆめコープ様も、まず絵本を人々に知ってもらうには何ができる?と真剣にお知恵を絞ってくださいました。
イベント出展は、応援をじかに感じられる日、そして新しい展開のきっかけが生まれる日でもあります。さて、何か芽が出るでしょうか・・?とても楽しみです。
新着絵本のお知らせ 3月
1.はろるどのふしぎなぼうけん
2.マドレーヌといたずらっこ
3.さくら
4.ゆうびんやさんのホネホネさん
5.はるかぜのホネホネさん
6.ぐぎがさんとふへほさん
7.あがりめ さがりめ
8.あかくん まちをはしる
9.くるまはいくつ?
10.だいふくもち
11.さかさことばでうんどうかい
12.トマトさん
13.まあちゃんのまほう
14.くもりのちはれ せんたくかあちゃん
15.めっきらもっきらどおんどん
16.だるまちゃんとだいこくちゃん
17.でんしゃにのったよ
18.バムとケロのおかいもの
19.パオちゃんのでんしゃごっこ
20.パオちゃんのぼくもだっこ
21.パオちゃんのたのしいピクニック
22.パオちゃんのすべりだい
23.パオちゃんのみんなでおかたづけ
24.ノンタン はっくしょん!
年明けに購入した新しい100冊がどんどん新着に並んでいます!パオちゃんシリーズから5冊、こどものとものロングセラーもたくさん!落語系の「だいふくもち」、妖怪?と遊ぶ「めっきらもっきらどおんどん」、お手紙が楽しいホネホネさんシリーズなど、ワクワクしますね~春休みの1日、ゆっくり読書の日・・なんていかがですか?
逗子高校生からの手紙
神奈川県立逗子高校のボランティア活動部Z-Selecで、3年間一緒に絵本を作ってきた生徒のSさんから、卒業を機にお手紙をいただきました。ご本人の許可を得て、ここに掲載します。
写真は3年間に彼女が作った絵本たち。第1作「どうぶつのおかあさん」は皆と1ページずつ。続いて一人で打ったのが「ちょうちょう」と「わにわに」。「わにわに」のシリーズは盲学校幼稚部で順番待ちになるほどの人気になりました。4冊目は全ページに点図を入れた「かお かお どんなかお」、先日会った時も点字をまだよく空で覚えていて感心しました!以下、お手紙です↓
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2年前の夏休みから今日まで、ご指導ありがとうございました。小学校の頃に点字の事を少し学んだことはありましたが、高校に入学するまで、点字絵本の存在を知りませんでした。
講習会で初めて点字を打った時のドキドキな気持ちは今でも覚えています。はじめて、みんなで1冊の本をつくりあげたことも、1人で1冊つくりあげた達成感も忘れられません。こんな貴重な経験を与えて下さったのは、大下さんのご指導のおかげです。
点字のルールを理解しきれていなかったり、何度も間違えてしまったりしていたにも関わらず、指導して下さったことに感謝しています。(中略)
もし、可能でしたら大学生になっても活動を続けたいです!また、イベントのお手伝いなどありましたらご連絡ください。お待ちしています!!(後略)
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高校生は皆、いつも淡々としているように見えますが、熱い思いは秘めているのですね・・こんなに嬉しいことってありません。将来は青年海外協力隊員を目指しているSさん、またコツコツと努力して夢をかなえることでしょう。その日を楽しみにしています!
逗子ロータリークラブ様で絵本を紹介しました
3月16日、逗子ロータリークラブ様の例会で、絵本の紹介をさせていただきました。
暮れたばかりの海沿いの一室、ロータリークラブ様と言えばビジネスの第一線でご活躍のそうそうたる紳士方、障害児・絵本・点字とほとんど無縁の話にお耳を傾けていただけるだろうか・・と心配しての卓話でした。
絵本の説明や活動の経緯の後、せっかくだから点字クイズ!皆さん活発にお手を挙げてくださり、その勢いで高校の授業のごとく模造紙に赤丸を置き点字の仕組みも説明すると、真剣なまなざしが一斉にこちらに・・その後も点字や視覚障害についてご質問が途切れず、何とか無事に大役を終えることができました。終了後も温かいお言葉を頂戴し、深く感謝致しました。
逗子ロータリークラブの皆様、拙い話にお耳を傾けてくださり、この場を借り心より御礼申し上げます。逗子トモイクフェスティバル3月25・26日です、是非お立ち寄りくださいませ。お待ちしております!










