視覚に頼らないと世界は別の顔を見せるかも・・11月27日(日)、ホテルメトロポリタン鎌倉MUJIでは、そんな仕掛けの数々を多くの方が体験されました。スタッフの感想でお届けします。
「今は失明されてしまった方が、昔の記憶をたどりながらミニチュアを触って、お池はどちら側になるのかしらとか、ここに階段があるのでは?などと建長寺の姿を確かめておられました。」
「女の子が本当に熱心に点字に触りながら、丁寧に1ページ1ページめくられていました」
「点字のしおりを作った方が、絵本を触りながら知っている点字を見つけてはこれがコだね、これはアだね、などと確かめていました」
◀はてなボックス:箱の中は見えません。「立体の大仏様は頭の凹凸で皆さん正解!点字の絵はわかる人はいませんでした」「ちっさな女の子が大仏を当てた時の嬉しそうな顔が可愛かった」
▶ヘレンケラーのいた米国パーキンス盲学校工房製点字タイプライター体験:「出来上がると、おー!という感じでみなさん喜ばれていました♪」
▼トーク「白杖でめぐるコスタリカ」では、
国立公園内には生息しているけれど、滅多に会えない野生動物の模型がいろいろあるそう。
「トークが楽しかったです!」「(歩さんが)柔らかくて癒されました~」「お話が素晴らしかったです!また聞きたいです」「おじさまが活発に質問してくださって嬉しかったですね」
「中でも印象に残ったのは、コスタリカはでこぼこ道が多くて車椅子には不向きだし、点字ブロックも見かけない。でも親切でフレンドリーな人が多く、気軽にサポートしてくれるので助かった、ということ。(中略)他者を気に掛ける社会になることが最も大切なのでしょう」
今回一番残念だったのは、はるばる埼玉から目の不自由な2才のお嬢さんを連れて来てくださったお母様に気づけず、お話ができなかったっこと。一番嬉しかったのは、そのお兄ちゃんたちが点字のしおりをたくさん作ってくれたと聞いたこと。ほんの少しでもその方の励みになれば、このイベントをやって本当によかった・・
今のお気持ち心からお察しします。ご来訪、本当に有難うございました。よかったら、どうぞいつでもご連絡くださいね。
思いがけず、議員さんやメディアの方も、お忙しい中多数ご来場くださいました。深く感謝申し上げます。
おかげさまで、盛況のうちに楽しい時間があっという間に過ぎました。全ての皆様に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。