絵本の活動のご縁で、『みんなのねがい』―障害者の権利を守り、発達を保障するために―という雑誌に寄稿させていただきました。2026年1月号です。
秋に光栄なお話をいただいて検索すると、1970年創刊、大学教授はじめ特別支援学校の先生など教育の専門家のお名前がずらり。歴史と想いのある雑誌、イチ母であるだけの私でよいのだろうか・・
ただ、掲載コーナーのタイトルが「人として」。畏れ多いですが、何かを決める最後にはよりどころにする言葉で、少し身近に感じ、背中を押してもらいました。
ユニリーフの活動の最も大事にしていることは、「皆一緒に」であり「共に生きる」未来です。障害があるとまず分離され、健常者には「関係ない」世界になるのが現状。生活圏から価値観まで全てを変えないとやっていけない。でも「人の幸せ」は・・?皆、悩みながら生きているのは同じ。
私は娘が目を失って、「幸せとは何か」を初めて真剣に考えた気がします。数え切れず拒絶されたからこそ、知らない子にもほんの少し温かなまなざしが注がれる、そんな社会だったら・・日々あくせくしていますが、「人として」そんな余裕を持てたらと自戒を込めて思います。
「やさしくあたたかみのある一冊でありたい」、お言葉どおりのT先生と編集のS様、この度は貴重な機会を有難うございました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。









