6月7日、鎌倉ロータリークラブ様の例会で、卓話をさせていただきました。
ロータリークラブ様は、異業種の経営者が集う国際的な社会奉仕団体です。本日は障害の理解、当時者の母として本音で、ということ。海を臨む広々としたホテルで、経営者の皆様を前に、障害児の話とは、超!場違いな感じ・・
全盲の娘のコスタリカ留学の話をメインに。彼女の文章を引用し、異国で何を思い、どんなことをしていたかをお話しました。地域の小学校時代のエピソードも、良いことばかりでなく、つらく思ったことやそこから何を学んだかも交えました。プライベートなことは重いので、胸はバクバク・・公にすることはほとんどないだけに、エネルギーを要しました。
最後に絵本の活動のこと、新規のブロンズ模型のことにも触れました。海外の台座にはよく、大きなロータリー様の歯車マークがあります。お目を引いたようで、卓話後に近寄り言及してくださった方もありました。
本日のお招きは、皆様に「まっさら新しい知識」であり、経営者が障害や家族を知ることはそこで働く当事者の理解につながる、とのお考えからです。まさか障害児を育てた経験がそんなところに・・日常過ぎてハズカシイの極みですが。
「地域社会から作る共生社会の仕組みも大事」とのお言葉にも学びました。叫ぶよりも、まずは身近な所から固める、ですね。準備に数か月かけたこの30分、何より無事に終えることができ、心からホッとしました。
鎌倉ロータリークラブ様、本日はこのような貴重な機会を本当に有難うございました。