解剖学者の養老孟司先生が、応援メッセージをお寄せくださることになりました!
6月4日は「虫の日」、建長寺境内に先生のつくられた虫塚があり、多くの方が参列されて法要があります。当初からの事務局が本プロジェクトのメンバーというご縁から、是非先生にお願いしようということに。
快晴の1日、箱根の「養老昆虫館」を訪ねました。その名のとおり、お部屋の壁一面に、昆虫の標本箱が並んでいます。3㎜くらいの小さな黒い虫が整列している箱もあり、どう見ても同じにしか見えません。
何台も並ぶ顕微鏡、画像をスクリーンに映し出すと、小さな虫の表面には丸い模様がびっしり浮かび上がり、青に緑とそれはそれはきれいです。普段何も考えずに追っ払ってしまうような虫が、実はこんなに美しいとは・・しかも1匹1匹全部違うとは・・まさに自然界の脅威です。これはワクワクが止まらないだろうなぁ、果てしない宝探しだなぁ、と合点がいきました。
触覚と脳のつながりのお話は興味深く、虫の日の打ち合わせの合間には、プロジェクトの紹介もさせていただきました。お言葉少なでしたが、知る方々は「よく聞いてくれていたね」と。畏れ多くもソファのお隣に、どうぞ、と言ってくださり、お写真もご一緒させていただきました。
こんな別世界のひと時をいただけるなんて感謝しかない・・プロジェクトしっかり実現しなくては、と改めて身が引き締まる思いです。養老先生、担当編集者のA様、この度は本当に有難うございました。次回「虫の日」、引き続きどうぞよろしくお願い致します。