お知らせ
日本ベーリンガーインゲルハイム社有志の皆様で絵本製作 点字本番!
10月に点字を学ばれ、先月本番シートを打たれた日本ベーリンガーインゲルハイム社首都圏営業部有志の皆様。完成シートと共にご感想をくださいました。
男性と女性と打つのに個性が出る、男性の点字は力強く女性のほうはまろやかな感じだと。面白い~高校生だと強い女子もいますが、確かにそういう傾向あるかもしれません(笑)
さらに苦戦された老眼男性陣の努力と工夫が素晴らしい!「壁に向かってセットしてみたり、下に色のついた紙を引いたり、アレンジにアレンジを重ねておりました」とは、本当にお疲れさまでした。
ご苦労はそれぞれ、でも「皆笑顔で完了」されたそうで何よりです。校正して製本し、お名前を入れて貸出に使わせていただきますね。ありがとうございました。
日本ベーリンガー社有志の皆様、この度は点字絵本製作へのチャレンジ、本当にありがとうござました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
【建長寺さわる模型】プロジェクト最終 お疲れ様会
遅れに遅れていたさわるチームのお疲れ様会。ようやく久しぶりに一堂に会し、改めて完成を喜び合うことができました。
初めに一部滞っていた事務作業を終わらせました。これでついに皆様に終了のご報告ができます(涙)
諸連絡では、この間一度大きな神社から問い合わせがあったとか。喜びのお声も共有し、視覚障害児教育専門家からは「触る観光・文化発展の確かなスタート」と、鋳造会社様からは「この用途事例は素形材業界に静かな感動を与え」たと。
長きに渡りプロジェクトを支えてくださった宗務総長様から、「大きなことをやったんだよ」とのお言葉をいただき、山ほどおかけしたご迷惑を思い、改めて涙・・。鎌倉市長様も喜んでくださっているそうです。
最後に大下から感謝の言葉と花束、手作りのバナナブレッドをお渡ししました。とうとうひと区切り、長かったプロジェクトの締めくくりとなりました。
申し訳ないことにリターンがあと二つ、お待たせして本当にごめんなさい!(もし、リターンまだ来ていないよという方いらっしゃいましたら、お手数ですがお声かけください!)速やかに進め、その後詳細まとまり次第、最終の収支報告をさせていただきます。
待ちわびたこの日、応援くださった皆々様、建長寺様、関係者の皆様に、改めて心より御礼を申し上げます。
逗子葉山高校でユニバーサル絵本作り 2日目
逗子葉山高校ワークショップの2回目、透明シートにいよいよ絵本文を点字で打つ本番です。
例年、点字の仕組みまでは良いのですが、書き(鏡文字にして右から左に打つ)になるとがぜん難しくなり混乱続出。ですが、今年はミスが少ない!4~5語文でも表記のルールに則り一発合格の子が何人もいて驚きました。
最後にはいつも、なぜこんな大変なことするの?何が良いの?というのを皆で考えるのですが、時間が足りず・・感想も「楽しかった」「反転が難しかった」辺りにとどまっていて反省しきり。
それでも短時間で感想出してくれたのはオシャレでキラキラの携帯持ってスナック食べていた子たちだし、最後教室出るときは「先生、点字楽しかったよ」と声かけてくれる子たちもいて、いつの時代も素直で一生懸命な可愛い高校生。人生のどこかでこの経験がよみがえったらいいなぁ~
今年は担当してくださった先生も関心を持って活動について聞いてくださり、準備やフォローも完璧で、過去10数年で最高かも!?毎年呼んでいただけて有難いことだなぁ・・と心温まり感謝を新たにした1日でした。
逗子葉山高校でユニバーサル絵本作り
毎年恒例、県立逗子葉山高校総合的な探求の時間におけるワークショップで、地域講師としてユニバーサル絵本作りをしました。全23名で点字を学び、2冊の絵本を作ります。
地域連携教育の一環で今年は全15講座、保育に火星、スマホで映像作り・・とどれも楽しそう。これをきっかけに進路を決めた、という生徒さんは何人もいて、点字絵本も看護師志望の子が小児眼科を専門に選び、子どもに見せたいと卒業後も1人で一冊作りました。
さて、例年は男女半々くらいなのですが、今年は男子3名!?ですが挙手はするし質問には来てくれるし、ナント嬉しいこと。
点字は書きに入ると皆一気に混乱するのですが、今年は間違いが少なくて驚き・・失礼よねと謝りつつも「意外と(!?)よくできてるなぁ・・」を連発してしまいました。
休み時間に入ると一斉にスマートフォンを見入る光景は今どきだし、キラキラのオシャレさんもたくさんいますが、授業中は皆まじめで結構よく聞いてくれている。担当のN先生のフォローも至れり尽くせりの気配りで、楽しく初日を終えることができました。
次回はいよいよ透明シートに点字を打ちます。時間内に、全員があぁ楽しかった~!と終われるといいなぁ~皆さん、大変だけど頑張りましょうね。
選書・発送作業をしました 11月
11月7日、葉山の紅葉はまだですが、風の冷たさに季節が進んでいるのを感じる日でした。
梱包した袋は点字郵便として取り扱われます。3Kgまでというきまりに、いつもの郵便局でひとつ重量オーバーの指摘!一度戻り再梱包するハプニングがありました。
「3.4キロありますね~」400gかぁ…そう、本が3Kgでは緩衝材と丈夫な布袋を入れたらオーバーしますよね。
お子さんの興味関心や点字習得度合い、季節や行事のタイムリーさ、分類に偏りなく、そしてさいごに総重量と、本選びの配慮はけっこう脳トレなのです。選書担当の「図書館とともだち・鎌倉」さん、いつもおつかれさまです!
ミーティングでは利用者さんのお声や、イベント参加者の感想などをメンバー7名で共有しました。そうすることで、本選びや各作業でふとしたアイデアが浮かびます。次回は、点字郵便について再度確認しようと思います。
今日はIさんが約1年ぶりに参加してくれました。初対面と再会とで、各々照れながらの自己紹介に場も和みます。いつもに増して穏やか・和やか・スムーズな活動となりました。 (M・K)