お知らせ
選書・発送作業をしました 4月
新年度を迎えました。ご進学ご進級の皆さんおめでとうございます。
4月4日ユニリーフは今日が始業式、いつものメンバーで作業を行いました。建長寺さわる模型プロジェクトのお披露目の日も近づき、こちらの作業に向けたレクチャーも行われ、活気づくスタートとなりました。
~図書館とともだち・鎌倉さんのHさんの報告です~
桜もずいぶん咲きましたが、寒い日です。建長寺の模型冊子の貼り方をOさんが工夫してくださり、手順を録画しました。本日は12人への貸し出しで、7人で黙々と作業してきぱきと進めました。長期間、返却されていない本をチェックして本日は終了です。
利用者さんから届くメッセージやアンケートから、おひとりおひとりの春を想像しています。
次回の発送はGW連休明けごろの予定です。
M.K.
【建長寺”さわる”模型】さわる図入り!記念冊子
見える人と見えない人が一緒に楽しむ模型なのに、ビジュアルなだけの冊子ではおかしいのではないか・・?冊子作成に取り組み始めたとき、はたと思いついて、一緒に楽しめるようさわるページを入れることにしました。
そしてできたのがこちらの触図。立体コピーといって、スポンジのような盛り上がった線で形をさわることができます(少し傾けてみました。見えますか?)
この図を冊子にどう挿入するか・・考えた末、ホチキス止めで隙間のできる冊子中央を白紙ページにして、そこに貼り込めばどうか!?目を閉じてさわる境内のブロンズ模型を、もう一度この図で体験し楽しんでもらえるようなシンボルにしました。
この日は数名で、B5のページにどうA5の触図を貼るかを話し合い。Oさんが1㎜単位で紙の位置をずらし、両面テープの幅や付ける箇所も変えて、いくつものパターンを試作してきてくださいました。さらに図を同じ場所に貼るためのガイド線を入れたスケールまで手作り!緻密な仕事にビックリしつつ、どんなに美しく仕上がるだろう・・とお心のこもった仕事に感謝感激!
冊子本体は、夏に境内で出会いCSR活動を申し出てくださったデザイン会社MT-planningさんのもとにあり、そろそろ初稿ができてきます。今回本文読み上げQRコードはかなわなかったのですが、点訳きつつきさんのご厚意で点字版を添えられることになりました。
温かいお気持ちが幾重にも重なった記念冊子。長い間、頭の中だけだったものが、今少しずつ形になり姿を現してきました。ずーっと会いたかった!この日を楽しみに夢見てきた!そんな幸せな実感のあるこの頃です。皆様のおかげです、本当にありがとうございます!
お目にかかれるまで、あと少しです!
今年も!オムロン様でユニバーサル絵本製作+新着絵本
オムロン様は、2017年から絵本のWord原稿を作成し、原本と一緒にご寄付くださっています。落語絵本シリーズやノンフクション、昔話など、ユニリーフ自慢の充実した長編はオムロン様ご支援のものばかり。
一昨年からは、一宮事業所様で透明シートに点字を打つ作業にまで取り組んでくださっています。今回のことば遊びシリーズの新刊は愉快な内容が1行に凝縮、点字習い始めの子にぴったり!オムロン様は点がくっきりと大変きれいな仕上がりで、毎年のノーミスには驚くばかりです。それもこれも相当なご準備で多くの方をまとめていかれる総務のS様のご尽力あってこそ。
これからもオムロンで「点字の活動」を広めていきたいと思います(S様のメールより)。
『どきどきキッチンサーカス』の2冊が今年度最後の新着になります。オムロン様、今年もお忙しい中、子どもたちに楽しい絵本を本当に有難うございました。この場を借りて、厚く御礼申し上げます。
選書・発送作業をしました 3月
3月7日「寒いねー」で始まる挨拶。春らしさはまだ肌に感じませんが、 “春”をメインワードに選書作業をしました。
スペースが足りず、冷える廊下も使っての梱包作業に、メンバー同士で“ご自愛を”と声をかけ合う一幕もありました。和やかな作業時間は温かさを感じます。
卒業や進級の節目にお子さんの成長を見つめ、絵本から児童書へ、選んであげるから自分で選ぶへ。
それを機にユニリーフの絵本を終了される方もいらっしゃいます。ちょっとさびしいけれど、嬉しいお知らせでもあります。今回届いたメールやお手紙は、より私たちメンバーの胸に響きました。
巣立ちと出会いの春を喜びましょう。
新年度を迎えるにあたり、選書メンバーとしてより適切な本選びをしたいと考えています。利用者は主にお子様ですが、成長とともに変化する興味関心や内容の程度などを、保護者の皆様に教えていただけると幸いです。
M.K.
【建長寺”さわる”模型】本制作が始まりました!
こちらが完成した鋳造用3Dモデルです。こんなふうに分割されて製造されるのだそうです。
組み物の最終のブロンズサンプルの様子では、もろもろ取り付けの穴などを入れたことで真空鋳造が難しくなり、一般的な鋳造にすると空気が入りやすくなるのだとか。
当初の試作より少し精度が落ちるかもしれないとのことですが、最終的に必要なら少し手で削るなどの対応も考えてくださっているようです。
まぁ、いつもながらプロの方々の基準はレベルが違うので、素人目にはおそらく、なんて精巧な!素晴らしい精密度!と映るのではないかなぁ・・という気はします。
そろそろお披露目式典のご招待状も、建長寺様の封筒でお手元に届くのではないかと思います。数に限りがあり全ての皆様とご一緒できないことは残念ですが、4月21日当日も通常どおりご参拝いただけますし、式典はどなたでもご覧になれます。
その頃にはどんな花が咲いているのだろう・・ご一緒に模型を囲める日も間近です。