お知らせ
利用者さんからのお便り 11月
読者さんからのお便りです。園児の男の子クンたちは、見事にみーんな乗り物好き(笑)。
◆はじめは、お久しぶり!弟クンが生まれた千葉の年中さんY佑クン。

盲学校が終わると、ほぼ毎日のように散歩・・パパと二人で飛行機に乗って大阪まで行ってきました。・・旅行から帰ってきてからよっぽど楽しかったのか「飛行機、飛行機」とずっと言っていました。最近は新幹線に乗りたいようで「新幹線、新幹線」と言っています。(中略)
6か月半になる下の子は‥最近少しずつ本に興味を持ち始めたのか、膝の上に座らせて本を読んであげると本をたたいてみたり、少し笑う姿も見られる時があります。がてら駅まで歩いていき、そのまま電車に乗って2駅行き、帰ってくることをしています。
◆こちらもお仲間、神奈川の年中さんK也クン。
この前駅名しりとりをしていたら「トウキョウ、ウグイスダニ、ニッポリ」とK也。「えっ⁈しりとりを理解している⁉」と驚いたら、どうやら山の手線名を言っただけらしい。YouTubeで山の手線を何周もしているので、覚えてきている。ビックリしました(笑)
◆神奈川の年中さんK志クン。
先日は盲学校の文化祭がありました。体育館が苦手なK志はいつも泣いて逃げようとしていましたが、先生が少しずつならして下さり、本番は泣かずに平均台をわたりきり、ポーズのところでは自分でパチパチ拍手をして、会場から大きな拍手をしてもらい、ニコニコ得意顔でした!!言葉も「でんしゃ」「しんかんせん」に続いて、「はやいよ~」といえるように!!成長著しいK志です。
◆東北の未就園児さん、R美ちゃん。可愛さいっぱいですね~
おばけの本は、おばけがおかしいらしく、おばけが出てくるとケラケラ笑っていました。のんたんの本では、「もぐもぐ」のところで食べる真似をするようになったりと絵本を通して成長を感じることができました。抱っこしても抱っこしながら読んで、娘と楽しい時間を過ごさせていただきました。
◆東京の3年生F男くんはピアノの練習。4年生K太朗くんは学芸会。千葉の1年生Y子ちゃんは点字の読み、毎日キーキー(ヒーヒー)言っておりますが、今は我慢の時だと思って親子で頑張ります。
◆最近英語も聞いてくれている東京の5年生M太くんからは、点字の感想文。
「むかしむかし とらとねこは・・」をよんで(抜粋)
むかしとらとねこがいました。ねこはとらよりえさをとるのがうまくて あるひ とらがねこにえさのつかまえかたをおしえてほしいといいます。それから ねこがとらにいろいろなことをおしえます。さいしゅうてきに とらはねこをつかまえてやるというと ねこはどんどんにげて きのうえによじのぼったので ねこはとらにつかまえられずにすみました。とらは うえからとびおりるというところで けがをしながらよくがんばったなあとおもいました。なんでもできて たのまれたらだいじなことでもおしえてあげられるねこはすごいなあとおもうとぼくもそういうひとになりたいなあとおもいまいた。
◆神奈川の2年生M斗クンも点字感想文。
きょうのほんのかんそうは、しゅじんこうへのめっせーじをいれたかんそうです。「かたあしだちょうのエルフ」は エルフがさいしょ、ライオンとたたかい、かたあしをくいちぎられてしまいます。そのあと、からだがカサカサにひからびてしまったそのながいあいだは、ぼくがけいけんしたらつらすぎるなあとおもいました。えさもなく、いしころなどをたべていたんですもの。めっせーじは、「エルフくん、さいごまでがんばったね。ほんとうにつらかったとおもうよ。」でも、このおはなしは、さいごエルフがきになって こどもたちはそのまわりでたのしくあそんでいる そのこえをきけるかれののぞみもかないそして、じぶんがやくにたち、さいごはけっきょく かれはしあわせになれたのでしょう。ぼくはそうおもいます。
◇関西の普通小5年生Y乃ちゃんのおうちはおばあちゃまがご病気で、育児と介護の両立。「笑ってしまうほど時間がなくなります。」と。どうぞお体大切に、1日も早く落ち着かれますように・・お祈りしています。
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皆様から寄せられたお便りは、ご本人が特定されないような配慮のもとに、当HP、FBに掲載させていただくことがあります。掲載は困るという方は、事前にご連絡くださいますよう、よろしくお願い致します。
社会貢献支援財団表彰式典
11月25日、帝国ホテルにて、社会貢献支援財団社会貢献者表彰式典がありました。
今回の表彰は、人命救助3名、社会貢献37名の計40名。前日夕刻には懇親会があり、私たちは関西から校正者の大学院生Yさんをお招きし、ユニリーフ最長のOさん、大下歩、大下の4名で参加しました。
表彰式は、安倍昭恵会長のご挨拶で始まりました。1名ずつ名前を呼ばれると、スクリーンに活動の様子と(前日撮ってもらった)大きな顔写真が映し出され、功績(?)が読み上げられます。安倍昭恵会長から賞状をいただいて終了。団体名にカタカナが多く読みにくそうでしたが、お近くで見る昭恵会長はとてもお綺麗でした。
37年間通学路の草刈りを続けてこられた方、単身ケニアで23年間子供たちの支援をされている女性・・それぞれにすごいなぁと、敬意を持ってお聞きしました。
続いて祝賀会。安倍昭恵会長とのツーショット後、お名刺いただきました。そしてようやく、皆様のもとへ駆け付けます。活動当初から10年以上ご支援くださっているワイズメンズクラブの皆様、印字の機械化をかなえてくださった元KDDIの総支社長様、メンバー、家族、そして利用者の子供たちが6名も来てくれたのは何より嬉しいことでした♡♡♡
同伴者より一言。「無料で絵本を貸し出すのと一緒に、大下さんの愛を利用者さんとそのご家族にお届けしていることを実感できた祝賀会でした。元気の良い子どもたちがとても可愛かったです」(Oさん)。「改めてユニリーフは、大下さんを中心にしつつ様々な方が関わっていらっしゃる中で活動が継続し、作られてきたということを感じました」(Yさん)。
この度は、小さな活動に大きな栄誉を本当に有難うございました。分不相応感いっぱいですが、是非これを新たなスタートに、皆様とご一緒に進んでいきたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願い致します。
内閣府「子供と家族・若者応援団表彰」内閣総理大臣表彰を受賞しました
11月21日、霞が関の内閣府にて、令和元年度「子供と家族・若者応援団表彰」「未来をつくる若者・オブ・ザ・イヤー」表彰式があり、子育て・家族支援部門の内閣総理大臣表彰を受賞しました。
この日は、全国から内閣総理大臣表彰、内閣府特命担当大臣表彰合わせて25件の表彰がありましたが、うち内閣総理大臣表彰は、「子供子育て・若者育成支援部門」2件、「未来をつくる若者・オブ・ザイヤー」2件、「子育て・家族支援部門」はなんとユニリーフ1件、という栄誉です。
表彰式は内閣府講堂にて、リハーサルの後、衛藤内閣府特命担当大臣(少子化対策担当)から賞状をいただき、記念撮影、懇親会という流れ。その様子は、来週写真をいただきましたら改めてご報告致します。
(「受賞者等に関する報道は表彰式以降解禁」ということで、お知らせ遅くなりました。)
2008年に1人で始め、いつもいつも身の丈でやってきた活動ですが、このような特別に栄えある賞をいただき、驚きとともに感謝の気持ちでいっぱいです。お力添えくださった皆々様に厚く御礼申し上げます。
点字グッズ作り@ファブラボ関内
11月18日、再びファブラボ関内にお邪魔しました。今回は一人でも多くの方に点字に関心を持ってもらおうと、点字を組み込んだグッズ作りに挑戦しました。
薄い木板から点字を印字した小さな〇や△を切り出し、同じ大きさの透明アクリルをのせてアクセサリーを作れたら・・Kさん、レーザーカッターはびくびくと言いながら、イメージどおりに大成功!

他にも、6点の穴に自分でピックを入れて点字で名前を作るキーホルダーもできました!購入してくださる方が、周りの方と話題にしてくださったら嬉しいですね~夢が広がります。
こうして素人の私たちが思い描いた点字グッズを形にすることができるのも、代表T様のお力添えあればこそ!朝から延々16時まで、レーザーカッターもどんな工程もご指導ご提案くださり、ピンチを救ってくださいます。私たちの活動に大きな扉を開いてくださり、この場を借りて心より御礼申し上げます。
第2木曜定例作業会@逗子 11月
本日はひたすらシート切り!先月、細い帯状に裁断したシートを、絵本ページに使いやすい大きさに切っていきます。
作業会も年に4回はこうしたかット作業をやっているので、皆慣れたもの。要領よくシートと裁断機を配置して、適度におしゃべりも楽しみつつ手は一気に動かします。7名で、300枚の帯を指定サイズにカットし、それぞれにまとめて出来上がり!わ~、点訳のやる気がムクムクと湧いてきます!
休憩時には、点字に興味を持ってもらうグッズの試作品に、アイデアを出し合いました。素敵だけど何に使うの・・?素人がそんな簡単にはできないよね・・と言いつつも、なかなかなクオリティになんだかワクワク・・みんなが欲しーい!と思ってくれる点字グッズできるといいなあ~


























