お知らせ
定例作業会@逗子
この日は、昨年末のNHKニュースを見て、点訳希望のT様が見学に来てくださいました!点字は学生時代にご経験があるとはいえ、テレビを見てお声を上げるのは勇気のいること!よきご縁をいただき嬉しかったです。早速、点字学習資料をお送りしました。
作業の様子は、Sさんのレポートでどうぞ。
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今日は新年最初の作業会でした。参加者は少なかったですが、見学の方が来てくださいました。
作業内容は、以前も作成したイルカのしおり作りと本の修理です。イルカのしおりは、点字体験にイベントなどで使用しています。前回もたくさん作った記憶があるのですが、また追加作成。なかなか人気なんですね。
ユニリーフのロゴのエンボスや、リボンを通す穴の位置を検討しつつ作成しました。可愛らしく出来上がっているので、点字をたくさん打ちたくなりそう・・活躍してくれるのが楽しみです!
C.S.
【建長寺”さわる”模型】建長寺境内古絵図ツアー
広大な建長寺様境内を描いた古絵図「延宝図」に沿って、今はなき旧跡などを巡るツアーに参加しました。ガイドは建長寺様をこよなく愛し、長年修理に携わる建築士のTさん。ブロンズ模型製作を担ってくださる方です。
この日の参加者は、円覚寺で草刈りのボランティア(!)をされている皆さん、さすが鎌倉ですね。主要伽藍の先を東側からまわり、巨福主山を登ります。知る人がいないとちょっと入れない所ばかり、という説明に興味津々。
初めは、干上がって水がなくなっていた旧池跡に、Tさん自らが工事され水をたたえたという亀池に。水量が増えても近くのお堂は流されないような設計になっているそうです。
鎌倉時代から変わらないと言われる水のしたたる崖を横目に、山に入っていきます。途中、道の左手に幅2~3mのいくつかの段が。ここは昔、平家がそこで首をはねられたと伝えられる地獄谷。道に沿った溝は、血が水で流れていくよう掘られたのだとか。
山道に平場が現れると、そこは高僧を供養するために建てられた小さな庵(塔頭=たっちゅう)の跡。鎌倉は平地がないため、谷を削りその土でならして平場にしたそうです。その数、全部で49院。
ワメキ十王岩下の古道にはいくつも横穴が掘られており、やぐら群がぐるっと50穴ほどもあります。目を引いたのが、天井に紅い平行線が付けられた朱垂木(しゅだるき)やぐら。やぐらを建物に見立て、垂木を描いたそうです。中世、こんな山奥で思いを持って仕事をした人々が確かにいた証・・
若宮大路を望む十王岩周辺は、ハイカーで結構な混雑!途中、イケメンくんを先頭に、息を切らして歩くNHKBS番組のクルーにも遭遇。そして、ようやく建長寺の最奥座敷、勝上獄(しょうじょうけん)展望台へ。相模湾を見渡し、曇りながらかすかに富士山を望む絶景です。
山頂には、過去に建長寺が火事で何度も焼けてしまったことを嘆いてか、火災消滅塔という小さな石の塔がありました。いくつかの石がなく、「元どおりの形にしたい」とはTさんの願い。
天空のお堂、地蔵堂をお参りし、お手洗いの脇から登って大覚禅師座禅窟を拝見。小さな冷たい空間に、当時の厳しい修行を思います。
斜面にはたくさんの天狗像。これでは触れない、3D模型ほしいなぁと願いつつ、山を下って行きました。途中、一輪の河津桜に歓声!
お昼は皆さんでけんちん汁をいただきました。2時間強、清々しくも結構な山道でした。が、驚いたことに最高齢の方は何と80代後半。東京から週2回、草刈りボランティアに円覚寺に通われているそう!健脚で何より姿の良い生き方に、私もあやかりたい・・としみじみ。
午前の2時間ほどですが、素敵な方々と心洗われる時間を過ごさせていただきました。クラウドファンディング、ご寄付にこんなリターンだったら素敵ではないですか!?
オムロン様から今年もご寄付ご支援がありました
今年もオムロン㈱名古屋事業所様から、絵本とWord原稿のご寄付が届きました。
オムロン㈱名古屋事業所様のご支援は、2017年から。絵本をリクエストさせていただくと、本文のWord原稿を作成して、原本と一緒にご寄付くださいます。
みんなからリクエストの多いノンフィクションや昔話、自慢のラインナップである落語絵本シリーズや椋鳩十シリーズ・・オムロン様のご支援がなければ、これほど読み応えのある多様な本を揃えることはできませんでした。本当に有難いことです!
お忙しい業務の間のWord原稿作成。今年度はしかも、活動社員の人数が大幅に増えるとのことで、例年の2倍にあたる22冊も!にもかかわらず、何かを求められたことは一度もありません。
数ある活動の中からユニリーフを選んでくださった光栄を思い、ご縁に感謝するばかりです。オムロン㈱名古屋事業所様に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
【建長寺”さわる”模型】3Dに精通された助っ人登場!
またまた強力な助っ人が!隈研吾事務所にいらしたT様が参加してくださいました。3Dに大変詳しい方!前日の突然の招集でしたが、こんな朗報とは心強い限りです。
仏殿の屋根を支える複雑な桝組層。通常の鋳造ではのっぺりと出来上がる。この繊細な建築美をどこまで再現できるか・・今回のキモはまさにここ。実現すれば、下から見上げるしかなかった細工が間近で、目でも手でも楽しめるようになる!
ブロンズでいくのか、ここだけ素材を変えるのか。3Dプリンタにも様々な種類があるそうで、精度も費用もまちまち・・分割してパーツごとに作り組み立てるとよいが、溶接が難しくメンテもやりにくそう・・多くの方法から最適解を導くのに、試作しながら試行錯誤を重ねることに。
道筋も見えてきました!来月までにサンプル作りの見積もりとスケジュールが出れば、4月には試作開始。本製作の目途が立ったところで、いよいよクラウドファンディングは6月頃!? 無事ご支援が集まれば、秋には製作がスタートし、年内にはついに完成~!!
視界良好~いよいよクラウドファンディングが視野に入ってきました!緊張と共に、身の引き締まる思いです!
さあ、準備だ、準備だ、準備しないとー!クラウドファンディングは最初の1週間が勝負だそう。皆様の格別のご支援を、どうぞよろしくお願い致します!
一般財団法人未来2016様より5年目のご寄付です
一般財団法人(非営利型)未来2016様より、ご寄付をいただきました。
HPをきっかけにご寄付のお申し出をいただいたのが2019年でした。そこから毎年、私たちの活動にご支援をいただき5年目となります。
一般財団法人未来2016様は、寄付文化振興のために活動されている財団で、社会福祉・文化・自然環境・教育など幅広い分野の団体へ寄付や助成をしていらっしゃいます。5年前初めてご寄付を頂戴した時、このような形でお目に留まるとは…と、想像や意図を越えて嬉しい驚きだったことを思い出しました。
一般財団法人未来2016様は無私のご寄付とあり、使途の委細や報告の制限がありません。お礼や感謝の思い、役立てた内容などをくみ取っていただくためにも、SNS発信やメディア紹介を通して、団体の活動をつぶさにお伝えしてまいりたいと思います。
一般財団法人未来2016様、今回も支援団体としてユニリーフを選んでいただき有難うございました。 この場を借りて厚く御礼申し上げます。