お知らせ

夢は大きく!ユニバーサル絵本工房

夢の作戦会議をしました!この本、絶対良い!これを使って何か良い形を作ろうよ!

まず絵本の拠点では、訪れた方が自由に手に取れるように。隣を工房にして地域の方と分業で作業を行い、願わくは少しでも収入につなげられるように。絵本作家さんにユニバーサル絵本用に1冊書きおろしてもらい、点字シートを付けて書店に並べ収入にする・・いいでしょう?

でも、それは本のためだけではない、障害当事者の利用だけではもったいない!社会をユニバーサルに!皆一緒の社会が本来の姿、そのための本になるように!それが社会のためになる!やりましょう!ビジネスにしましょう!心躍る議論で盛り上がりました。

3日前のパートナーシップミーティングでご挨拶した市の職員の方と改めて面談。これまでにもリタイアされた方と仕事や地域活動をスマートフォンでマッチングする仕組みを手がけ、その難しさも熟知されている方。

まずは、講座をやりましょう。コアになる同じ思いの人、探しましょう、きっといるから。お会いして2度目なのに理念をがっちり共有し、「こわいものないから」と笑い合いながら、一緒に夢を描きました。

何より嬉しいのは、同じ方向を見て一緒に考えてくださる、お力のある同志を得たこと!2年後には、海の見える工房付きの本棚並ぶ家にいるかも!?夢だぁ~(笑)

 

【建長寺”さわる”模型】温かいご支援に感謝します 2月

2月のご寄付です。

1件は大学時代の友人で、なんと2回目です。絵本にも何度もご寄付くださっている言わば常連、長年本当にありがとう~。

もう1件は、鎌倉ワイズメンズクラブ様。こちらは絵本を作り始める前の構想の時代からずっと14年間もご支援くださっているワイズメンズクラブ国際協会横浜とつかクラブ様の姉妹団体です。年に一度報告をする会で何度かお目にかかっており、すぐ支援を申し出てくださいました。YMCAの外郭団体で、利他のお心を感じる、素敵に年齢を重ねていらっしゃる方々です。いつも本当にありがとうございます。

先の青年会議所様とのイベントでも、ただ募金箱を置いておいたら、ご寄付が入っていました。ビックリすると共に、感激です!

お金=物欲、自分本位のイメージですが、心のために使う、他者のために使う、そういうことに価値を置く方たちに囲まれて、日々心洗われる思いです。

 

【建長寺”さわる”模型】チラシは説明でなく思いを書く

これはブロンズの説明であって、(どうして作りたいかという)思いが伝わらない。CさんもTさんも私も、大下さんの話を聞いて感動したから、共感してやっているのだから・・(涙)

新しいチラシを作るにあたってプロにお願いすることになり、今日はその話し合いをしました。

屋外のブロンズ模型は日本にはないものです。なじみがないから、知っている良いことは全部書きたいと思って作ってきました。でも、言われてみれば、お話したり寄稿したりした後に、ご支援いただくことが多い気がします。

言葉はその場で流れてしまうからまぁいい、でも消せないネット空間に心の深い部分を書くのは怖い・・いろいろに感じる方がいるだけに、私なりに必死で精一杯だった年月を批評されたくない・・

人は他者のつらかった経験に共感するの?確かにそこに「共感しました」と言われることは多いのかも。心の内なんて誰も話したくないけど・・今回は目的がある。求められるなら、もう一段腹をくくらないと・・結構ツライ。

まだ形もない、見たこともないものに共感し、お金を出してくださいというチラシを作る。この難題、8年越しの夢とは言え、悩みも多きプロジェクトではあります。

 

パートナーシップミーティング in 鎌倉

「応援したい!」

そのお言葉がどんなに嬉しいかわかりません。「FBがあればこちらでも皆に読んでもらえるから」とまで(夜、早速つながれました!)。

出会ったのは子育て支援NPOの代表者。志も行動力も素晴らしく、さぞお心ある活動をされているのだろうな・‥と。そういうことって不思議とお言葉の端々からわかります。有難いご縁でした。

鎌倉の地域の方や他の活動も知りたいと思い、パートナーシップミーティングに参加しました。おそらく初めてご覧になる透明点字シート付絵本と歴史的建造物のブロンズ模型に、皆様興味を示してくださり・・

終了後には、絵本をうちのギャラリーに置いたら、とか、3月にイベントがあるからプロジェクトを紹介します、とか、建長寺様での打ち合わせに参加したい、とのお声まで。

自分のことばかりでなく、他の方が大切にしていらっしゃる活動にも興味津々、ヒント満載。愉快でお心ある関西の方からは、皆で運営やお金のこと教わりました~(ベストは飲みに行くことだそうです(笑))

広めたいといくら言っても、やはりできることは1日ずつ、お一人ずつの積み重ね。新しい出会いにワクワクした早春の1日、さて、これから何かにつながるでしょうか・・?

(写真は会場隣の八雲神社。黄葉に夕暮れの西日が美しい。)

 

児童図書館サービスの解説書に掲載、光栄です!

『児童サービス論 地域とつながる公共図書館の役割』(ミネルヴァ書房刊)の中に、ユニリーフ絵本に関する記述が!

同書は児童図書館が提供するサービスを網羅し、その未来を考える関係者向けの解説書。その中の「障害児向け資料」という章で、なんとさわる絵本の名門グループさんとかとご一緒に、ご紹介いただきました。

嬉しかったのは、その章の冒頭の言葉。「障害児である前に、子どもファーストであるという理念を忘れないでほしい」(p.160)。絵本の先にいる子供を確かに見やる、温かいまなざしを感じます。

「あの目の見えない子」ではなく、「○○ちゃん」として皆の中で笑っている光景・・それはユニリーフの当初から変わらぬ願いに他なりません。

その上、お礼をお伝えしたミネルヴァ書房のご担当者様からは、「貴団体の活動には敬意を表しており、応援しております」とのもったいないお言葉まで!光栄過ぎて、目を疑いました。本当にありがとうございます(涙)

お心ある方々が情熱を持って作られた本だから・・手作り絵本と公共図書館との連携事例等も紹介されており、ユニリーフ継続のヒントに導いていただけるかもしれません。