お知らせ

日盲社協様を訪問しました

ご支援くださっているKDDI株式会社様が、電子書籍の制作配布で協働された、日本盲人社会福祉施設協議会様に、絵本を広く知ってもらうお知恵をいただけないか、KDDIの皆様とご一緒にお話を伺いに行きました。

視覚障害者福祉の総本山、長年中心的な役割を担われている常務理事様は、視覚障害の子供たちの本との関わりや育ちについて、広い知識とご経験から多岐にわたるご提案をくださり、また活動に関わる方も満足できるような展開についても多々ご指導くださいました。

こういうのがあるといいので、どんどんやってくださいという大きな励ましとともに、配布にはもう少し量産が必要という課題や、お年を召した方々も楽しめるという新たな可能性も授けていただきました。

白衣姿のお忙しい中、思いを込め熱く語られる常務理事様、貴重なご指導を本当に有難うございました。また、至らない私の話に様々な角度から言葉を添え、実務的にお話を進めてくださったKDDIの皆様にも、この場を借りて深く御礼申し上げます。

KDDI株式会社様にご寄付いただきました

社員の皆様の社会貢献活動を金額に換算して慈善団体に寄付する、独自の社員参加型「+αプロジェクト」を推進されるKDDI株式会社様から、今年度もご寄付をいただきました。

初めていらっしゃる新しい南関東総支社長様には、これまで多大なご支援ご指導をいただいて実現した機器で点字を打ち出し、購入製作させていただいた多くの絵本も、実際に見ていただくことができました。

終始穏やかな笑顔で、小さな活動の一つ一つに熱心にお耳を傾け、「この様な地道な活動が実を結び、やがて大輪の花を咲かせるものと信じております」との過分なエールまでくださりながら、何も求めず、企業のCSR活動というお立場を超えた大きな善意を感じます。

心お優しい(ダンディな!)総支社長様と、4年にもわたり善意と汗の賜物を託してくださる社員の皆様、大き過ぎるご縁に感謝し、皆様の善意に習い、善意でお応えできるような活動をお約束します。本当に有難うございました。

 

神奈川ゆめコープ「市民活動応援プログラム」報告・交流会

5月30日、昨年12月にご支援いただいた神奈川ゆめコープ『市民活動応援プログラム』の報告・交流会がありました。

このプログラムは、安心・安全な食材を届けるだけでなく、地域のさまざまな問題に取り組む市民活動を応援することにより、組合員様の暮らす地域そのものを豊かにしていこうという取り組みのひとつです。

その地域を豊かにする資源のひとつとして、ユニバーサルデザインの本を通してうまれる『見える子も見えない子も一緒に』という体験を大切に取り上げてくださったこと、とても嬉しいです! 

報告に続く交流会では、おかげさまで多くの方が熱心に絵本を見て触って手に取ってくださり、人が途切れることがありませんでした。応援やらイベントへの貸出し依頼やら、嬉しいお声もたくさんいただきました。県内で活躍される皆さまとの貴重なつながり、是非未来に繋げていきたいものです。ゆめコープ様はじめご縁をいただいた多くの皆さま、本当にありがとうございました。 

 

科学絵本の貼りこみを習いに行きました

今日は都内にある『手と目で見る教材ライブラリー』へ埼玉の点訳グループさんと一緒に行ってきました。

UniLeaf絵本の監修をして下さっている大内先生が開設されたこちら、なんと、イタリアにある視覚障害者のための美術館の「触れる絵」を展示する姉妹館でもあります。 

『触れる絵があることで、聞いただけの情報よりも広がる世界があれば。』そう仰る先生のアドバイスに全員で頷き、質問が尽きません。

れでもなんもか、ストーリーを追いながらイメージも膨らませていけるような図を作る工夫をたくさん習って来ましたよ!

スーツケースいっぱいに絵本を詰め込みやってきたわたし達に、予定時間を大幅に過ぎてもお付き合い下さった大内先生、ありがとうございました。

 

利用者さんからのご寄付

まだ小さいお子さんを育てていらっしゃる利用者の若いお母様お二人から、ご寄付をいただきました。

初めてのお子さんの目が見えない・・ずっと背負う荷の重さにつぶされそうな今、毎日過ごすだけで精一杯のお心のうちが痛いほどよくわかります。

寄付やボランティアという行為は、余裕があって初めてできることと思っていました。いっぱいだった昔を思い、させていただける今に感謝をしつつ・・

でも、今一番つらい時にも他者を思い行動に移せる、すごいことだと思いました。そんなお母様たちのもとで、お子さんたちもすくすくと大きくなることでしょうね。このサイトを見てくださる全ての方が、温かい目と手で応援しています。ご寄付と共に、学びと感動もいただきました。本当に有難うございました。