お知らせ
【建長寺”さわる”模型】愛知の方と嬉しいご縁
どこをさわっても意外とキレイ、初ブラシでサッサカサ~、角の隅には串が必要だなぁ・・連れの彼女はなかなか観察鋭く、正面と左右の屋根の真ん中らへんと、正面屋根の角の先っぽがよくさわられているようだと。言われてみると確かに色が違い光っています。
バスガイドさんが来たので聞いていたら、皆仏殿は素通り。ですが2号車の方だけが「この模型は目の見えない娘さんのためにお母さんが作ったもので‥」と詳しく言及。え~ウレシイ!おかげで皆さん看板読んだりさわったり・・
遠く愛知の方が知らないところでこんなふうに話してくださるなんて・・と感激して声をかけると、「え~作った方!?何という偶然!」とあちらもビックリ。他のガイドさんたちも驚いてお客様にお話しくださり、皆さん足を止め見てさわってくださいました。見るも見ないも紹介一つ・・声かけの勇気も大事!黙っていては絶対何も起きません(連れの後押しに感謝!)。
SNSつながってお礼を言うと、「どこのどなたかは存じ上げないけれど、気持ちが強く伝わってきたメッセージでしたので。こうして出会う運命、素晴らしいですね」「本当にわたしの魂に何かうったえられた気がしました」と。これぞ建長寺様のご縁!
駅へ向かう道、卵色のロウバイがよい香り・・梅ももうすぐです。
独レデッカー社のブラシ
本年最初のお買い物はこれ!ブロンズ模型のお掃除に行くのに何かスペシャルなブラシがほしいなぁと検索・・あった、あった、手作りブラシの老舗、独REDECKER!
仏殿模型の細かい細工にはブラシが前から入るのがいい、適度な硬さも必要です。これにはエスプレッソマシンブラシ(左)、黒の豚毛製。
模型の屋根や全体はサッサカサ~っとやや柔らかくなでたい。持ち歩くので小さめも必須。ユニークなフォルムのブラシはブックブラシ(右)、なんと本専用でした。白の山羊毛ながら、上部だけ硬めの白豚毛を長三角に施した逸品。機能性、美しさ、自然との共存・・伝統を幾重にも継承したドイツの熟練職人の技でしょうか。
そのうえ、何と!創始者のフリーデル・レデッカーは、4歳で視力を失い、当時盲人の職業訓練だった(!)ブラシ作りに従事。1935年にレデッカー社を創業します。丁寧な手仕事は愛され続け、現経営者のフェリックスは3代目。伝統を守りつつ世界に販売、視覚に障害を持つ職人さんも雇用されているそうです(ブラシって手作りするものなのですね~)。
ここまで来たら、これって私が買わなくて誰が買うの!?ご縁としか言いようがありません。お掃除嫌いとしてはテンションは超重要、次にお掃除に行くのがとっても楽しみです♪
ユニバーサル絵本アンバサダーレポート
ユニリーフのミッションは、見える子も見えない子も一緒に使うことで相互理解の促進に寄与し、誰もが尊重され共に生きていく社会の実現に貢献すること。アンバサダーとしてユニバーサル絵本の普及のために精力的に活動しているメンバーからのレポートです。
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あけましておめでとうございます。ユニバーサル絵本アンバサダーの石川です。
昨年は二人目のアンバサダーとして松野さんが参加され、少しずつですがお互いの近隣の小学校などにUniLeaf の本を紹介しています。
小学校などにお貸ししている活動のほかに、昨年の12月15日にはガールスカウト東京都第166団の点字の年賀状作成の際に、UniLeaf の本を活用していただいたのでご紹介します。
ガールスカウト東京都第166団では以前から耳の聞こえない人の言葉である手話を勉強しており、では目の見えない人の言葉はという流れで、今回点字の紹介をしたそうです。郵便ポストなどの公共施設の点字を触ってみたりしたもしたのですが、今回UniLeaf の本14冊を使用して、メンバー皆で触ったり、読んだりしました。メンバーの御家族に点字を使用している方がいるので、その仕組みや使用方法などを皆に説明してから、UniLeaf の本を紹介して読んだそうです。
ガールスカウトのメンバーは幼稚園の年長組から、中高生までいます。みんなでそういう活動をした後に、中高生だけ残って、渋谷区社会福祉協議会ボランティアセンターからお借りした点字の機械を使って点字の年賀状を作成して、メンバー皆に送ったそうです。
写真を添付しておりますので、ご覧ください。実は年賀状に点字を使うことはサプライズだったので、年明けの反応が楽しみとのことでした。
このようにUniLeaf の本を通して、点字に関心を持っていただく活動ができています。
これからも少しずつ広報活動を継続していきたいと思います。
選書・発送作業会 1月
1月9日、新年初顔合わせの作業会をしました。お互いの年末年始エピソードに大盛り上がりの面々、カレンダーも新たに賑やかな始まりです。

昨年末までに返却された本が多く、まずはその記録と片付けをします。
そのあとは貸し出しする本の選書です。ここは「図書館とともだち・鎌倉」さんで、おはなし会などを催すグループ“おはなしひこうせん”の皆さんの本領発揮!節分行事など、2月初旬までのキーワードから、一人一人に合うよう選んでいきます。
新規の利用者さんから届いた点字レターへ、メンバーの一人がお返事をうちました。点字表を見ながらパーキンスを使い思いを込めて作成しました。利用者さんから届くメッセージやご感想は、私たちに活動のエネルギーを注いでくれます。
今年も利用される皆様へ、このHPをご覧になっている方々へ、私たちの活動が活かされるようできることは何か、選書・発送チームとして考えてまいります。
一般財団法人未来2016様より今年もご寄付をいただきました
新しい年を迎えると、このお礼のメッセージをを書くというのが続いています。今年も一般財団法人(非営利型)未来2016様より、ご寄付をいただきました。
最初のきっかけは2019年のこと、HPからユニリーフの活動に目をとめてくださり、そこから毎年私たちの活動にご理解とご支援いただいています。
一般財団法人未来2016様は、寄付文化振興のために活動されている財団で、社会福祉・文化・自然環境・教育など幅広い分野の団体へ寄付や助成をしていらっしゃいます。無私のご寄付とあり、使途の委細や報告の制限がありません。そのためお礼や感謝の思いや役立てた内容などは、SNS発信やメディア紹介を通してお伝えするしかありません。
今年もユニリーフの思いや具体的な活動を、誠実に確実に発信してまいりたいと思います。
一般財団法人未来2016様、数ある団体の中から支援団体としてユニリーフを選んでいただき有難うございました。 この場を借りて厚く御礼申し上げます。














