お知らせ
逗子高校生からの手紙
神奈川県立逗子高校のボランティア活動部Z-Selecで、3年間一緒に絵本を作ってきた生徒のSさんから、卒業を機にお手紙をいただきました。ご本人の許可を得て、ここに掲載します。
写真は3年間に彼女が作った絵本たち。第1作「どうぶつのおかあさん」は皆と1ページずつ。続いて一人で打ったのが「ちょうちょう」と「わにわに」。「わにわに」のシリーズは盲学校幼稚部で順番待ちになるほどの人気になりました。4冊目は全ページに点図を入れた「かお かお どんなかお」、先日会った時も点字をまだよく空で覚えていて感心しました!以下、お手紙です↓
―――――――――――
2年前の夏休みから今日まで、ご指導ありがとうございました。小学校の頃に点字の事を少し学んだことはありましたが、高校に入学するまで、点字絵本の存在を知りませんでした。
講習会で初めて点字を打った時のドキドキな気持ちは今でも覚えています。はじめて、みんなで1冊の本をつくりあげたことも、1人で1冊つくりあげた達成感も忘れられません。こんな貴重な経験を与えて下さったのは、大下さんのご指導のおかげです。
点字のルールを理解しきれていなかったり、何度も間違えてしまったりしていたにも関わらず、指導して下さったことに感謝しています。(中略)
もし、可能でしたら大学生になっても活動を続けたいです!また、イベントのお手伝いなどありましたらご連絡ください。お待ちしています!!(後略)
―――――――――――
高校生は皆、いつも淡々としているように見えますが、熱い思いは秘めているのですね・・こんなに嬉しいことってありません。将来は青年海外協力隊員を目指しているSさん、またコツコツと努力して夢をかなえることでしょう。その日を楽しみにしています!
逗子ロータリークラブ様で絵本を紹介しました
3月16日、逗子ロータリークラブ様の例会で、絵本の紹介をさせていただきました。
暮れたばかりの海沿いの一室、ロータリークラブ様と言えばビジネスの第一線でご活躍のそうそうたる紳士方、障害児・絵本・点字とほとんど無縁の話にお耳を傾けていただけるだろうか・・と心配しての卓話でした。
絵本の説明や活動の経緯の後、せっかくだから点字クイズ!皆さん活発にお手を挙げてくださり、その勢いで高校の授業のごとく模造紙に赤丸を置き点字の仕組みも説明すると、真剣なまなざしが一斉にこちらに・・その後も点字や視覚障害についてご質問が途切れず、何とか無事に大役を終えることができました。終了後も温かいお言葉を頂戴し、深く感謝致しました。
逗子ロータリークラブの皆様、拙い話にお耳を傾けてくださり、この場を借り心より御礼申し上げます。逗子トモイクフェスティバル3月25・26日です、是非お立ち寄りくださいませ。お待ちしております!
第3木曜日定例作業会@逗子 3月
お天気のこの日は卒園式で、若いママたちはお休み。でも嬉しいことに、卒業した逗子高校ボランティア部Z-Selecの学生たちが2名も来て、久々の点字でタイトルシールを打ってくれました。さすがユニリーフ学生点字マイスター、健在です!
大人グループはシート裁断や絵本解体を黙々と頑張りました。前回の「余裕がない」とのご意見に反省し、今日は途中休憩を取って親睦を深めました。ついつい話が弾み作業は減りましたが、「いろいろな人と話せて楽しかったです」の感想多数で満足度はアップ!やはりボランティアの基本は’楽しい’ですね~
次回4月新年度からは、第4木曜日になります。皆様のご参加をお待ちしています♫