建長寺”さわる”模型プロジェクト
【建長寺”さわる”模型】CFリターン触覚で遊ぶワークショップ
晩秋の鎌倉、ご好意で素敵なホールをお借りして、”さわる”模型クラウドファンディングリターンの「触覚で遊ぶワークショップ」を開催しました。埼玉や山梨からもご参加くださり恐縮しました。
まずは目隠しをしての自己紹介。粘土ではさわるほうの模型の説明は一切せず、「最後まで何だかわからなかった」というお声も。凸線の格子やプツプツの描かれたカードでのゲームは一目瞭然ながらさわると全然わからない・・ユニバーサル絵本の点字文遊びもスペースを探すだけで結構大変です。
H様ご感想:「さわることで得られる情報も大きいのだと気が付きました。(中略)このようなワークショップがたくさんあると、見える人と見えない人の差が小さくなるような気がしました。わたしにとって、楽しい時間でした。」
S様ご感想:「これまで経験してきたワークショップは、車椅子やアイマスクでのまち歩きなどの『障害体験』がほとんどでしたが、今回のワークショップは障害の有り無しによらず『楽しめる』ゲームであったことが、とても新鮮でした。」
造形の専門家の方々からも示唆に富んだお話をたくさん伺うことができました。深い新たな視点にはとても考えさせられました。
何よりビックリしたのは、差し上げた記念冊子の中の写真を「これ私です」!え、あの時の・・!?何と昨夏、境内で模型紹介をしていた時にお会いした方!小さなお嬢様を連れていらしてよく覚えていました。
ご支援くださったばかりか、こうしてお嬢様とワークショップにご参加くださりまたお会いできるなんて・・(涙)ここに写真がなかったらきっと明かさなかったと。何というご縁、嬉し過ぎます!!!
迷惑をまき散らし、気持ちだけでボロボロになって走り続けた3年間でしたが、今また新たな出会いやよきご縁に恵まれて・・何よりの幸せとしみじみ感謝した1日でした。
ご参加くださった皆様、楽しい時間を本当に有難うございました。
【建長寺さわる模型】さわる模型紹介動画 その2
2024年4月に完成した鎌倉建長寺さわる模型。
1.木造歴史的建造物の精巧ブロンズ製模型として、
2.国重要文化財実物 真ん前(屋外)に設置されたものとして、
3.さわるための模型として、
4.障害者専用でなく、皆一緒に楽しむ共生社会の象徴として、
おそらく日本では初めてでは・・?
ほとんどの人がまだ見たことのないもの。
知っていただきたく、動画を作成しました。
このほど建長寺様に許可もいただけましたので、よろしければどうぞご覧ください。
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その2 鎌倉建長寺さわる模型 「仏殿ブロンズ模型&境内風景」
【建長寺さわる模型】さわる模型紹介動画 その1
2024年4月に完成した鎌倉建長寺さわる模型。
1.木造歴史的建造物の精巧ブロンズ製模型として、
2.国重要文化財実物 真ん前(屋外)に設置されたものとして、
3.さわるための模型として、
4.障害者専用でなく、皆一緒に楽しむ共生社会の象徴として、
おそらく日本では初めてでは・・?
ほとんどの人がまだ見たことのないもの。
知っていただきたく、動画を作成しました。
このほど建長寺様に許可もいただけましたので、よろしければどうぞご覧ください。
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その1 鎌倉建長寺さわる模型 「プロジェクト軌跡&お披露目式典」
【建長寺さわる模型】プロジェクト最終 お疲れ様会
遅れに遅れていたさわるチームのお疲れ様会。ようやく久しぶりに一堂に会し、改めて完成を喜び合うことができました。
初めに一部滞っていた事務作業を終わらせました。これでついに皆様に終了のご報告ができます(涙)
諸連絡では、この間一度大きな神社から問い合わせがあったとか。喜びのお声も共有し、視覚障害児教育専門家からは「触る観光・文化発展の確かなスタート」と、鋳造会社様からは「この用途事例は素形材業界に静かな感動を与え」たと。
長きに渡りプロジェクトを支えてくださった宗務総長様から、「大きなことをやったんだよ」とのお言葉をいただき、山ほどおかけしたご迷惑を思い、改めて涙・・。鎌倉市長様も喜んでくださっているそうです。
最後に大下から感謝の言葉と花束、手作りのバナナブレッドをお渡ししました。とうとうひと区切り、長かったプロジェクトの締めくくりとなりました。
申し訳ないことにリターンがあと二つ、お待たせして本当にごめんなさい!(もし、リターンまだ来ていないよという方いらっしゃいましたら、お手数ですがお声かけください!)速やかに進め、その後詳細まとまり次第、最終の収支報告をさせていただきます。
待ちわびたこの日、応援くださった皆々様、建長寺様、関係者の皆様に、改めて心より御礼を申し上げます。
【建長寺さわる模型】製作会社社長様からのメッセージ その2
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鎌倉の建長寺のミニチュア精密鋳造は4月にお披露目できました。
重さ120kg
軒下の木の組み合わせを鋳造で忠実に再現するのは現場は大変だったようです。
この企画はあまりに大変なので当初はお断りさせて頂いたとのこと。
しかし、なぜこのようなモノを作りたいと思ったのか、その思いを知り、なんとしてもやらないといけないのだと思いとりあえずやれるところまでやってみることになりました。
キャステムでは毎日3点の新規の部品と自社商品が1〜2点立ち上がります。
社長である私は実はこれらの立ち上げはほとんど関与していません。
昨年から二度の肺炎での入院と重度の腰椎ヘルニアで出社できない日が多かったのも原因ではありますが、お恥ずかしいことですが半年も経った今頃、企画者の強い思いがあり当社への要望を繰り返されたのだと初めて知ったのです。
可能になったのは最新鋭の3D造形機が入り、それを基に鋳造できるデジタルキャストが軌道にのっていたからです。
この用途事例は素形材業界に静かな感動を与え、これからの可能性を広める原動力となりました。
夢とか挑戦という言葉は実はあまり好きじゃのですが、諦めずに挑戦した社員を褒めてやりたいと思います。
















