絵本のこれからは!?初のオンライン懇親会

「見える子も見えない子も、一緒に楽しめる絵本を届けたい」

そんな思いで、イギリス発祥の透明点字シート付きユニバーサル絵本を製作・貸出する活動を続けてそろそろ19年目。初めてのオンライン懇親会を開催しました。

「5人くらい来てくだされば…」とドキドキしながら迎えた当日。なんと15名もの皆様がご参加くださいました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

そして何より、思いがけず“熱い”話し合いの場となりました。

現在ユニリーフでは、ユニバーサル絵本の製作・貸出、アンバサダーによる絵本紹介活動、建長寺”さわる”模型を囲むお話会など、さまざまな活動を行っています。ただ、それぞれの接点が乏しく、まずはつながろうと今回の懇親会開催に。

話題の中心になったのは、これからのユニリーフのあり方です。利用者さんも最近“10年選手”が次々卒業され、3〜4年前の3分の2に減少しています。そんな現状を前に、ユニリーフはどう進むのが良いのだろうか。ご利用を増やすと一口に言っても、過去に全国の盲学校に絵本を寄贈したことがありますが、生徒さんには全く届いていなかったとか。

そこで改めて確認したのは、ユニリーフのミッションです。点字図書館を目指すのはちがう、“絵本を通して、見える人と見えない人をつなぐ”ことであったはず。

印象的だったのは、小学校の図書室にユニバーサル絵本を紹介しているメンバーからの報告です。学校司書さん方の絵本への熱い想いや、子どもたちが夢中で点字の●を描く様子が共有されました。

そこから、新たなアイデアが。国語の教科書に点字が出る小学3年生を対象に、授業の中でユニバーサル絵本を活用してもらえたら。それと一緒に、点字に親しめる教材を作り、ダウンロードできる形で届けられたら。

それなら、あそこにつなげられるかも!企画から司書さんに入ってもらうのは?提案が次々に飛び交い、具体的な方向が少しずつ見えてきました。

現場では乗り越えるべきハードルがいくつもあっても、みんなの知恵と力で一つ一つ乗り越えていける――終了後に寄せられた感想に、一人で頑張らなくてもいいんだ、みんながいてくれる、と胸が熱くなりました。

安堵、感謝、そして希望――。
ユニリーフ絵本の新しい一歩、これからの展開にどうぞご期待ください。

 

カテゴリー: お知らせ