みなさんは、十連休をいかがお過ごしになられましたか。元号も新しく「令和」となり、新しい時代の幕開けでなんだかワクワクしますね。
「令和」の英訳は、”beautiful harmony”とのこと。色々な人々がつながり、和が美しく咲く時代となってほしいと心から思います。
前置きが長くなってしまいましたが、今回は私の小さかったころの大のお気に入り『まほうのあめだま』(安房直子 作/いもとようこ 絵)を紹介します!
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昨年冬に代表の娘さんで私の友人の『コスタリカ紀行』の連載から、ユニリーフを知り、寄付で好きな絵本を一冊寄贈できる!と連絡したことが出会いの始まりでした。そこで悩みに悩んだ一冊がこの絵本『まほうのあめだま』です。
主人公のねこのチローとみほこちゃんは大のなかよし。でもある日、みほこちゃんはねこを飼えないアパートに引っ越すことになり、チローはおかしやさんのおばあさんに貰われます。おばあさんはとてもやさしいけれど、チローはみほこちゃんに会いたくてさびしくて仕方がありません。そんなチローをみて、おばあさんは「みほこちゃんにちょっとあってくるかい?」ときくと、おみせまで抱いていき、大きくてまんなかに星が入ったあめだまをわたします。チローがそれをなめると…。
このあめだまがほしかったこと!私がこの絵本をよんでいたのは20年近く前ですが鮮明に覚えています。絵本を読み終えたあと、きっとみなさんの心はなんだかとっても温かくなっているでしょう。
私の大のお気に入りのこの絵本が、だれかのお気に入りになりますように。