2月17日(日)、光栄にも横浜市教育委員会よりお声かけいただき、横浜市読書活動推進ネットワークフォーラムに出展させていただきました。真新しい二俣川地域ケアプラザ、読書推進を願う熱心な関係者250名が来場され、ユニリーフへも100名弱がお立ち寄りくださいました。
以下、Kさんのレポートでお届けします。
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会場が住まいから近いこともあり、何かできることがあればと参加しました。
イベントや講演の終わるタイミングで出てくる方たちをユニリーフコーナーへいざなうために、案内掲示の位置や色合いのインパクトなど見え方を工夫しました。そして訪れてくださった方が「見える子と見えない子が一緒に楽しめる絵本」に関心を寄せて、さらに想像力をはたらかせてくださるよう言葉を考えました。
イルカのしおりに点字タイプライターでお名前を刻まれた方へは、絵本サイズに合わなくなったシートを無駄にしないよう気持ちを込めて作られたイルカですよ~という思いも届けたかったです。
目にする、耳にする、手にする、どれも初めての方が殆どのなか、利用者の親子さんが訪ねてくださり、展示している絵本を何冊も何冊も読んでいかれました。
百聞は一見に如かずの通り、お子さんのなぞる指の速さやたくさんの声が入り混じる中の集中力、そして何よりももっと読みたいとアピールする姿がこの本の存在価値を証明していたように感じました。その場に居合わせた方たちも、きっと似たようなお気持ちになられたのではと思います。
本の貸出返却の記録をお手伝いしている私にとって、文字で見るお名前だけだったお子さんが目の前に現れて絵本に触れている、その時を共にしていることの感激は大きく、次の記録作業は新たな楽しみをもたらしてくれそうな予感を抱きました。
笑顔・笑い声の絶えないお仲間のおかげであっという間に時が経ち、また来場者の皆さんと接することで得る知識もあり、広がりのある充実した一日になりました。