梅雨明け間近と思われる強い夏の日差しの中、今月もさわる模型を囲むお話会を開催しました。
暑さのせいかいつもより人が少なく感じる境内でしたが、風の抜ける三門下でのお話会には、紙芝居を読む声に気づかれ、たくさんの方が足を止め参加してくださいました。
今月は7月15日に建長寺で執り行われる「三門施餓鬼会(せがきえ)」、「梶原施餓鬼会」に因み、紙芝居『梶原の施餓鬼会』も特別に上演しました。
また、改修工事中の仏殿前のブロンズ模型では、73名もの方がAさんのナビゲーションで模型にじっくりさわり、いろいろな感想を聞かせて下さいました。
模型を両手で奥まで触って、「この建物は長方形なんですか?」とおっしゃった方がいて、おそらく立方体ですが、そう言われてみると視覚で確認しても間口奥行きに長さの違いがあるようにも思えてきます。視覚トリックもありますが、触覚トリックもあるのでしょうか。気になる方はぜひ次回確認にいらして下さい。
また、目をつぶって模型をハグするような感じで、奥まで両手で触ってみてください」とご案内したら、「少し怖い。手を伸ばした先に何があるかわからないから」とおっしゃった方がいて、貴重な意見をいただきました。
模型を介して対話をする中で、お互いに新しい気づきを得て、さらに鑑賞が深まることを実感しました。
仏殿が改修工事中で見られず残念がっていた方が、でも今日は模型にさわる体験ができたから良かった、と言ってくださいました。ちょうど1年後の令和9年7月には工事が終了し、8月には再びその雄大な姿を見ることが出来る予定です。工事の為の模型?と聞かれることが時々ありますが、安心してください!ブロンズ模型は工事終了後も、いつでもこの場所で皆さんをお待ちしています。
Y.M.
【次回のお話会】
■8月8日(土)11:30〜12:30
見て、聞いて、触れて--
日本初の、木造文化財建築の常設触知模型は、見えない人も感動を共有できる新しい文化体験の場。
“さわる”ことで見えてくる新しい仏殿の姿を、あなたも体験してみませんか。
誰もが同じ模型を囲み、世界の見え方を交換する場
※本活動に関心をお持ちの方は、お気軽にお声かけください。全国へ広げていきましょう。









