ユニバーサルミュージアムで考えたこと

~”さわる”体験を、もっと身近に~

きっと、充実した”さわる”展示に会えるに違いない・・

国立民族学博物館の広瀬浩二郎先生がギャラリーツアーをなさると聞き、浜松科学館を訪れました。いま各地のミュージアムに広がる、見るだけでない五感で感じる展示です。

冒頭で指摘されたのは、「ここはミュージアムではなく科学館、しかもこうした試みは初めて」ということ。”さわる”には、科学からのアプローチもあるらしい・・

富士山

神奈川沖浪裏イメージ

「境界」

 

 

 

 

 

展示は、立体地図のように何だかわかるものから抽象アートまで様々。手でさわるものもあれば、体全体で感じるものもあります。「触覚は全身だが、他の感覚は頭部だけ」言われてみればなるほど~そのとおり。

さわることの性質上、大きなものは縮小します。この作品は、何と前方後円墳!凸を凹にし、中に寝られて、しかも温かい!意図は「???」ですが、横たわってみたら、包まれるような心地よさにびっくり。やってみないとわからない、体験してこその不思議な感覚です。

「さわって楽しむアート」。とはいえ、日頃じっくりさわることに慣れていない私たち。よくわからない抽象作品は特に、目でも手でも、何だかモヤモヤが残ります・・

さわることが身近になるように、初心者だからこそ、さわってよかった!と思えるといい。さわってみたら見ていた時とは違う発見があった!そういうのがいいよね・・個人的な実感でした。それには、手軽な”さわる”場や、ちょっとしたガイドもきっと大事。

建長寺の”さわる”模型も、そんな一つの場になったらと願っています。

※浜松科学館ユニバーサルミュージアムは、5月10日(日)まで。
ご興味ありましたら、是非いらしてみてください。

 

カテゴリー: お知らせ