今、韓国で、日本のバリアフリー絵本と韓国のバリアフリー絵本の展示がされています。日本側の絵本の一つとして、ユニリーフの透明点字シート付絵本も展示していただきました(『おおきなかぶ』、右側中段)。
新しい絵本図書館で、こうした展示は今回が初の試みだそう。何だか物語に入り込んだようで素敵ですね~
バリアフリー絵本研究会攪上様によると、展示の仕方はお任せで絵本説明のキャプションがないのかな‥と思いきや、「会場の右横にある電子掲示板のようなところから情報が提供されているとのことです。2次元コードなどを開けば、音声での対応もあるようです。日本よりユニバーサル展示でした」とは!
そういえば、昔見たタマゴ→オタマジャクシ→カエルを浮き出し図と模型両方でさわれるようにした科学絵本もスゴかったなぁ・・「韓国はアジアの中でも絵本に対しての技術力が素晴らしい国」(元保育士M.M様)だそうで、定評あるのですね!バリアフリー絵本製作はボランティア頼みの日本ですが、彼の国のバックアップ体制聞いてみたいです。
「韓国はやはりお隣の国ですし、もっとこうした分野も交流があるといいなと思います。
フォーラムには、韓国で暮らす日本のお母様たち3人(お子様たちが特別支援を韓国で受けている)いらしてくれて、まだまだ不足不備は多くとも、こうした絵本の存在をやはりうれしく思ってくださいました」(撹上様)
本当に!母の思いは同じ、日本で当たり前と思っていることが韓国では当たり前でないこともたくさんあるはず!そんな交流で目が開かれること、楽になれること、ありそうです。
写真は、韓国クンポ市立グリムチェッククムマル(絵本図書館)にて。
日本と韓国のバリアフリー絵本展示中(9月28日まで)