お知らせ

選書・発送作業をしました 清秋

心地よい空気と秋の香りを感じます。

10月の選書は「めぐろのさんま」、「どんぐりぼうやのぼうけん」、「いもいもほりほり」、「くもとそらのえほん」、「さかさことばでうんどうかい」などなど。The・秋の絵本が、利用者さんへもうすぐ届きます。

利用者さんへの点字レターを、初デビュー3名で、一文ずつリレー作成しました。

使用するのは、6点式点字タイプライターのパーキンス。左右6つのキーは「内側から1→2→3、4→5→6の順になっているんですね。」「真ん中にあるのはスペースキー。」 点字表を見ながらいざ実践! 「“さ”は1,5,6」と声に出し、その様子を全員で見守ります。

間違えたり直したり…それも楽しいひとときです。点字の仕組みを“なぁるほど~”と気付くことができ、メンバーのチャレンジは、よい秋の実りとなりました。 (M・K)

 

【 UniLeaf の、一葉一葉(ひとはひとは)】
ユニリーフの絵本は、ページ大に切った透明プラスチックシートに、絵本文を点字で打って、見開きごとに挟んでいます。コンビニのお弁当のふたみたいな素材です。絵本ページの大きさが本によって違うこと、連続して印刷ができないこと・・だから1シートずつ、こんなタイプライターで手作りしているのですね。
皆さま、今月もありがとうございました。
代表 R.O.

 

千葉県立高校でユニバーサル絵本製作!

『そおっと そおっとね』たんじあきこ  ほるぷ出版刊

6月に千葉県の高校の先生から、生徒から点字を学びたいと言われた、皆でユニバーサル絵本を作りたいが点字の指導が難しい、そして光栄にも「点字を説明する動画をずいぶん探しましたが、ずば抜けてわかりやすかったから」と、ご相談をいただきました。

すぐに講座動画の付属教材を送り、たまたま千葉開催だった点字の仕組み講座を受講していただいたところで時間切れ。そのままになっていました。

すると、先日嬉しいお便りが!「グループごとに分担して、絵本を2冊作りました」「文化祭でバリアフリー図書の1つとして展示しました」とのこと。やったー完成したんだ~おめでとうございます!

『バスがきました』三浦太郎   童心社刊

初めての高校生だとさぞ打ち間違いが多いだろうなぁとの想像どおり、代用した大昔の「OHPシート」がなくなりそうでヒヤヒヤし、点字器は多種類を購入、製本機の代わりは小さなパンチで一つずつ穴を開け・・あるもの買えるものは何でも集め、試し、工夫を重ねるご様子から、「生徒たちの思いを形にしたい!」という熱いお気持ちがひしひしと伝わってきます。

二重に嬉しいことに、点字をやりたいと言い出した生徒さんが、無事に企業から内定をもらったそうです。「点字を学んだ経験がいかされるといいな」という先生の温かいお気持ちと共にこの経験を思い出し、誰かのために役立ててくれる日がきっと来ることでしょう。

生徒さんお手製の豆本

I先生、こちらこそ素晴らしい実践を見せていただき、本当にありがとうございました!

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「ユニバーサル絵本製作講座」は、神奈川県立高校の授業と部活動で14年間行ってきました。市販の絵本を解体し、透明シートに本文を点字で打ち、見開きごとにはさみ再製本して作ります。人類の大発明である「点字」の仕組みを知り、1人1ページずつ打ち、なぜこんな大変なことするのだろうと一緒に考えてきました。人生のどこかで活かされたら・・そう願って、今も学校/大学/企業/市民向けに随時開催しています。

ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

 

【建長寺”さわる”模型を囲むお話会】ご案内 次回10月10日

風の匂いと空の色が秋へと変わる10月を迎えます。

見て、聞いて、触れて——五感で味わう建長寺体験、ナビゲーターのAさんと共に、模型をさわりながら新しい仏殿の姿を体験してみませんか。建長寺の清澄な空気を、胸いっぱい吸い込んで…

新しい出会いと再会を、楽しみにお待ちしています。


【「“さわる”模型を囲むお話会」のご案内】
🔹日時:  10月10日(土)11:30~12:30
🔹場所: 建長寺三門~模型前
🔹予約不要/無料(拝観料別途)
🔹内容: ”さわる”模型をさわる体験、模型誕生ストーリー、建長寺伝説紙芝居、ユニバーサル絵本による読み聞かせ等 ※一部英語対応

🔴建長寺派和尚様による土曜法話も通常どおりです
毎週土曜日11:00~ / 13:00~ @三門下
予約不要/無料(拝観料別途)
こちらと併せ是非!

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この活動は、目の不自由な方にも建長寺をより深く楽しんでいただきたい、という想いから始まりました。今、多様な人が共に模型を囲みふれ合う場になっています。

🔹‘共に生きる’ とは
お互いに良い影響を与え合うこと

🔹‘共に生きる社会’ とは
人それぞれの違いを自然に受け入れること

この小さな場が、その一歩となれば幸いです。

利用者さんのメッセージ 仲秋

毎月届くお手紙、点字レター、メールは、どれも大切に受け取っています。今回はその中から、利用者さんの奥様のメールメッセージを紹介します。(※掲載の許可をいただいています)

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◆いつも温かなご厚意を賜り、心より感謝申し上げます。〇〇の妻です。

夫は毎月、絵本の到着と点字のお手紙を心待ちにしており、封を開くその瞬間が、暮らしの中の静かなよろこびとなっております。失明する前は週に二、三冊の本を読みふける人でございましたので、自らの指で物語を追えるようになったことは、今の大きな支えとなっております。

おかげさまで点字も少しずつ上達し、いつか小説を一冊読み通したいという小さな夢を抱くようになりました。もし可能でしたら、小学三年生ほどの長めの物語を一冊お借りできますでしょうか。
(このメールは夫の承諾を得て、記しております。どうぞご安心くださいませ。)
残暑厳しき折、皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます

掲載にあたりおうかがいしたところ

◆ユニリーフ様の活動で、目に光を失った夫でしたが、人生の希望の光を指で感じることができるようになりました。また、点字で気持ちを伝えることもできるようになりました。感謝の気持ちは言葉では言い尽くせません。
私どもの言葉が、少しでも多くの方に届き、何かを感じていただければ幸いです。

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利用のきっかけは、ご本人からの問い合わせ。 “点字習得のために、絵本を楽しく読みながら学習を継続したい” “夜、絵本でも妻に読んで聞かせられるようになることが、今の私の夢”と、おっしゃっていました。

そこから二年の歳月を経て “いつか小説を一冊読み通したいという夢” を、奥様からうかがう未来になりました。

素敵なエピソードの中に、ユニリーフの絵本が存在しています。(M・K)

 

 

修理・製本作業会@逗子

点字絵本の修理作業会を行いました。点字絵本をたくさん手に取っていただけるほどに、修理が必要な本が増える。私たちにとって、うれしい悲鳴です!

七十二侯の「鶺鴒鳴(せきれいなく)」を迎えたこの日、「早く爽やかな秋が訪れ、子供たちにたくさんの絵本が届きますように」と願いを込め、「修理作業会」を開催しました。

点字絵本の貸し出しを陰で支えるこの作業。今回は、参加メンバーからの活動報告と感想をお届けします。

・たくさんの修理本がありましたが、半数以上の修理を完了。来月からの貸出再開をお楽しみに!(A.T.)
・ページが外れた絵本を、リング製本化するための解体作業を担当。序盤の糊剥がしに苦戦しつつも、慣れると楽しく作業できました♪(A.S.)
・人気の落語絵本4冊を、役割分担して効率良く修理。「まだまだやるぞ〜!」と思うほど夢中になれた時間でした。(A.O.)

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あなたも一緒に活動してみませんか?

点字絵本を楽しみに待っている方々へ本を届けるためには、こうした地道な手作業が欠かせません。この修理作業も、絵本と利用者さんをつなぐ大切な私たちの活動の一つです。

「少し興味がある」、「まずは雰囲気を見てみたい」という方も大歓迎!初参加や、見学だけでも大丈夫です。ぜひ一度覗きに来てくださいね〜♪
M.T.

※不定期開催につき、HPお問い合わせフォームより、お気軽にお問い合わせください。