お知らせ

パルシステム市民活動応援プログラム報告・交流会

パルシステム神奈川様主催の「市民活動応援プログラムの報告・交流会」に参加しました。ユニバーサル絵本に助成いただいたのは2015・2016年度。もう10年も前になります。

さらに、”さわる”模型の製作設置では、パルシステム「ささえあい基金」様より多大な助成をいただきました。温かい励ましに涙したのは、つい3年前のことです。

その後も、関東一円86万部発行の広報誌で活動を大きく取り上げていただいた他、ワークショップなどもご一緒させていただきました。今年度からは推奨講師として、今夏、今秋とワークショップの開催も予定しています。振り返ると、ユニリーフの今は、パルシステム様の長年にわたる大きな温かいご支援あってこそ、と実感します。

報告会では、「助成は社会の世相を映す」というお話がありました。たしかに本日報告された若い団体の活動には、昔はあまり見かけなかったテーマも多く、とても勉強になりました。

ただ活動内容は違えど、「続けることの難しさ」は共通です。拠点のこと、資金のこと、仲間の温度差やモチベーションの維持と悩みは尽きません。誰もが試行錯誤しながら進んでいるのだな・・と感じます。

本日の交流会では、多くの方をご紹介いただき、新しい活動にも触れることが出来て、学びの多い時間となりました。いただいたご縁や刺激を、これからに活かしていきたいと思います。

 

絵本のこれからは!?初のオンライン懇親会

「見える子も見えない子も、一緒に楽しめる絵本を届けたい」

そんな思いで、イギリス発祥の透明点字シート付きユニバーサル絵本を製作・貸出する活動を続けてそろそろ19年目。初めてのオンライン懇親会を開催しました。

「5人くらい来てくだされば…」とドキドキしながら迎えた当日。なんと15名もの皆様がご参加くださいました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

そして何より、思いがけず“熱い”話し合いの場となりました。

現在ユニリーフでは、ユニバーサル絵本の製作・貸出、アンバサダーによる絵本紹介活動、建長寺”さわる”模型を囲むお話会など、さまざまな活動を行っています。ただ、それぞれの接点が乏しく、まずはつながろうと今回の懇親会開催に。

話題の中心になったのは、これからのユニリーフのあり方です。利用者さんも最近“10年選手”が次々卒業され、3〜4年前の3分の2に減少しています。そんな現状を前に、ユニリーフはどう進むのが良いのだろうか。ご利用を増やすと一口に言っても、過去に全国の盲学校に絵本を寄贈したことがありますが、生徒さんには全く届いていなかったとか。

そこで改めて確認したのは、ユニリーフのミッションです。点字図書館を目指すのはちがう、“絵本を通して、見える人と見えない人をつなぐ”ことであったはず。

印象的だったのは、小学校の図書室にユニバーサル絵本を紹介しているメンバーからの報告です。学校司書さん方の絵本への熱い想いや、子どもたちが夢中で点字の●を描く様子が共有されました。

そこから、新たなアイデアが。国語の教科書に点字が出る小学3年生を対象に、授業の中でユニバーサル絵本を活用してもらえたら。それと一緒に、点字に親しめる教材を作り、ダウンロードできる形で届けられたら。

それなら、あそこにつなげられるかも!企画から司書さんに入ってもらうのは?提案が次々に飛び交い、具体的な方向が少しずつ見えてきました。

現場では乗り越えるべきハードルがいくつもあっても、みんなの知恵と力で一つ一つ乗り越えていける――終了後に寄せられた感想に、一人で頑張らなくてもいいんだ、みんながいてくれる、と胸が熱くなりました。

安堵、感謝、そして希望――。
ユニリーフ絵本の新しい一歩、これからの展開にどうぞご期待ください。

 

【建長寺”さわる”模型を囲むお話会】触れることで、対話が生まれる

五月晴れの土曜日、建長寺にて「“さわる”模型を囲むお話会」を開催しました。今回で十一回目。連休明けということもあり、ゆったりとした空気が流れます。

この日は夏空に「彩雲」も現れました。雲が虹色に染まる吉兆の空。まるで活動をそっと後押ししてくれるようで、思いがけず励ましをもらった気持ちになりました。

紙芝居エリアでは、恒例となった拍子木と法被姿での口上からスタート。カチカチカチ・・と軽快な音が響くと、お客様だけでなく、演者自身の気持ちも引き締まります。

今回は「人が集まるのを待つ」のではなく、「演じながら呼ぶ」形に転換できたことも大きな収穫でした。しかも場所は三門の下。三門再建の物語を、その場所で聞く——建長寺ならではの贅沢な時間です。

その後、新しい横断幕の効果もあってか、皆さんが「吸い込まれるように」仏殿へ。ちなみにこの白布は、”さわる”模型の除幕式で実際に使用した思い出の品です。

参道でお話した模型誕生ストーリーも、「めちゃめちゃいい話」「情熱がすごい」といったお声をいただきました。

そして模型体験は、この日も大盛況。“さわる”体験者は途切れず92名、初回=前々回の実に3倍です。当事者ナビゲーターが2台の模型の間に立ち、同時に最大9名(全員英語話者!)をご案内する場面も。待ち時間が短縮され、よりじっくり体験していただけました。

「まず全体を触って、次に細部へ」と説明すると、「デッサンみたいですね!」そう、手順は同じ、さわって知ることも決して特別ではない。実際に体験してみることで、そんな気づきが自然に生まれます。

一方で、「難しい」「よくわからない」というお声もありました。それも当然のこと。触覚もまた、経験によって育つ感覚だからです。さわればさわるほど、形や空間、細かな違いが分かるようになっていく。だからこそ、この模型が「初めて触れてみるきっかけ」になれば嬉しく思います。

“さわる”模型は、単なる“展示物”ではありません。言葉の違いや障害の有無を超え、誰にでも開かれた“新しい参拝のかたち”です。

模型を囲めば、自然に会話が生まれます。日本の方も、外国の方も、障害のある方もない方も、同じ模型を囲み、同じ空間を分かち合う。そこには、一期一会の出会いと、あたたかな対話があります。

もし、こうした光景が全国のお寺や観光地に広がっていったら——「共に生きる社会」は、もっと自然な風景になるのかもしれません。私たちは、そんな未来を夢見ています。

触れることで、対話が生まれる。
触れることで、人と人とが近づいていく。

そんな一歩を、建長寺から。

【次回のお話会】
■6月13日(土)11:30〜12:30
見て、聞いて、触れて——
五感で味わう建長寺体験。

ナビゲーターのAさんとともに、“さわる”ことで見えてくる新しい仏殿の姿を体験してみませんか。

共に触れ、共に知り、共に生きる未来へ。

 

※本活動にご関心をお持ちの方、導入をご検討の寺院・施設関係者の方は、ぜひお気軽にお声かけください。
全国へ広げる仲間・応援してくださる方との出会いもお待ちしています。

 

選書・発送作業をしました 薫風

大型連休の中6名のメンバーが集まり、選書・発送の作業を行いました。

「シリーズ本を気に入ってくれてよかったね」「お姉ちゃんが読み聞かせしてあげるのね」など、まずはお子さんの様子や、新たな情報を確認します。

次に「運動会って春かしら?」「潮干狩り?」5月と言えば…を全員で考え、それをヒントにいざ書棚へ!

季節・行事・昔話・科学・ことばあそびなど、各ジャンルのバランスも図りながら絵本を選んでいます。皆さんに楽しんでもらえると嬉しいです。(M・K)

 

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ユニリーフでは、本文を透明シートに点字化し見開きごとに挟み込んだユニバーサルデザイン絵本を製作、定期貸出しています。ご家族と、友だちと、皆一緒に楽しめる絵本!まずはお気軽にお問合せください。

 

 

【建長寺”さわる”模型を囲むお話会】ご案内 次回5月9日

GWの賑わいも遠のき、みずみずしい緑溢れる建長寺。
この美しい季節を、もう少し一緒に楽しみませんか?

5月9日(土)、境内にて、「”さわる”模型を囲むお話会」を開催いたします。

このお話会は、模型を“見る”だけでなく、実際に“さわる”ことで、建長寺の新しい仏殿の姿を体感していただく取り組みです。ナビゲーターのAさんとともに、模型誕生の背景や建長寺にまつわる伝説など、紙芝居や読み聞かせを通して、五感で味わう時間をお届けします。

この活動は、目の不自由な方にも建長寺をより深く楽しんでいただきたい、という想いから始まりました。違いがあっても、同じ場で、同じ体験を分かち合えること。そこから生まれる気づきやつながりを、大切にしています。

どなたでもご参加いただけますので、どうぞお気軽にお立ち寄りください。

【「“さわる”模型を囲むお話会」のご案内】
🔹日時:  5月9日(土)11:30~12:30
🔹場所: 建長寺三門~模型前
🔹予約不要/無料(拝観料別途)
🔹内容: ”さわる”模型をさわる体験、模型誕生ストーリー、建長寺伝説紙芝居、ユニバーサル絵本による読み聞かせ等  ※一部英語対応

また当日は、建長寺派和尚様による土曜法話も通常どおり行われます。
11:00~ / 13:00~ @三門下
こちらもあわせて、ぜひご参加ください。

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🔹‘共に生きる’ とは
お互いに良い影響を与え合うこと

🔹‘共に生きる社会’ とは
人それぞれの違いを自然に受け入れること

 

この小さな場が、その一歩となれば幸いです。