お知らせ

【建長寺”さわる”模型】感謝!小田基金様の助成決定しました

小田基金様に助成いただけることになりました!本日、嬉しい通知が届きました。

小田基金様は、小田和子様のご寄付を基に、視覚障害者サポート活動を助成してくださる基金です。こういう個人の方の基金が数多くあることを、今回初めて知りました。お志高い生き方に敬服するばかりです。

ユニリーフでは、来年3月4日(木)に、鎌倉建長寺で、”さわる”模型を囲み、スペシャルゲストをお招きして、イベントを計画しています。今回はその費用とさせていただきます(詳細決まり次第、お知らせします)。

ユニリーフは20年来全員が無償ボランティアで、実費のみの小規模活動です。が、なぜか昔から大きな裕福な団体と間違われてきました。近年はどこに行っても古株で勢いある皆さんまぶしく、例年どおりではもう申請も通らず、収入源を確立した体制への転換が求められているのをヒシヒシと感じます。とは言え、才覚ないのはいかんともしがたく・・(どなたかお知恵を授けてくださいませ!)

小田基金様、この度は貴重なご寄付を本当に有難うございました。必ずや、皆様に喜んでいただける、意義あるイベントをつくってまいります。この場を借りて、重ねて厚く御礼申し上げます。

 

【建長寺”さわる”模型を囲むお話会】高く澄み切った青空のもとで

秋晴れに清風そよぐ三連休の初日、境内では鎌倉青年会議所主催のイベント「かまくら武士の村まつり」が行われていて、多くの市民で賑わっていました。

今回も、和尚様の法話を拝聴し、気持ちを落ち着けてからお話会を始めました。

三門の周囲を籠に乗ってまわる人気の催しが行われていて、読み聞かせの1回目は順番待ちしている子どもたちに向け、絵本『おじぞうさん』と紙芝居『建長寺のたぬき和尚』、『江ノ島 五頭龍と弁財天のお話』を読みました。その後、いつもの三門下のベンチ前に戻り、立ち見が出るほどたくさんの親子連れに紙芝居を楽しんでいただきました。毎回、紙芝居終了後にさわる模型のご案内をするとこちらも好い反応でした。

外国からの旅行者も多く、ルーマニアの方がいらしたときには、英語バージョンのある紙芝居『江ノ島 五頭龍と弁財天のお話』を英語と日本語で交互に読みました。外国の方へのお声がけにも少しずつ慣れてきて、英語版や中国語版のチラシを配布することができました。外国の方にも良い体験になってくれていたらうれしいです。

 

ブロンズ模型にも多くの親子が立ち寄ってくださり、子どもたちにたくさん体験してもらえました。子どもたちは、細部まで丁寧に時間をかけて模型に触れてくれます。クイズ形式で話をすると裏口を探し当てて喜んだり、台座にある点字に気づいて「今度学校で習うから」と話してくれたりしました。

 

また、三年前に癌を患って寛解された方が、「自分は建長寺にあるガリガリに痩せた仏様を見て慰められたんだ」ということで、大切そうに模型を撫でてくれました。

今回は、ブロンズ模型をさわる体験も読み聞かせも、過去最高の参加者でしたが、その分お一人お一人と心を通わせるような会話は難しかったです。人が多い日、少ない日それぞれの良さがありますし、その時々でよりよいお話会にしていけたらと思います。A.S.

 

【次回のお話会】
■11月14日(土)11:30〜12:30

「ガリガリに痩せた仏様を見て、慰められたんだよ」——どんなに苦しい時だったのでしょう・・

三年間のご自身への労り、頬に感じる清風、愛おしいこのひととき、そして、模型を撫でる御手からほとばしる「今」を慈しむお気持ち・・聞かせていただけて光栄でした。
500名のご支援者お一人おひとりの願いを受け止めてたたずむこの模型に、また一つ深い想いが刻まれました。

触れることで、対話が生まれる。
触れることで、人と人とが近づいていく。

そんな一歩を、建長寺から。
“手で見る”新しい文化体験は、私たちの世界の見方を静かに広げてくれるでしょう。

※本活動に関心をお持ちの方は、お気軽にお声かけください。全国へ広げていきましょう。R.O.

 

 

選書・発送作業をしました 清秋

心地よい空気と秋の香りを感じます。

10月の選書は「めぐろのさんま」、「どんぐりぼうやのぼうけん」、「いもいもほりほり」、「くもとそらのえほん」、「さかさことばでうんどうかい」などなど。The・秋の絵本が、利用者さんへもうすぐ届きます。

利用者さんへの点字レターを、初デビュー3名で、一文ずつリレー作成しました。

使用するのは、6点式点字タイプライターのパーキンス。左右6つのキーは「内側から1→2→3、4→5→6の順になっているんですね。」「真ん中にあるのはスペースキー。」 点字表を見ながらいざ実践! 「“さ”は1,5,6」と声に出し、その様子を全員で見守ります。

間違えたり直したり…それも楽しいひとときです。点字の仕組みを“なぁるほど~”と気付くことができ、メンバーのチャレンジは、よい秋の実りとなりました。 (M・K)

 

【 UniLeaf の、一葉一葉(ひとはひとは)】
ユニリーフの絵本は、ページ大に切った透明プラスチックシートに、絵本文を点字で打って、見開きごとに挟んでいます。コンビニのお弁当のふたみたいな素材です。絵本ページの大きさが本によって違うこと、連続して印刷ができないこと・・だから1シートずつ、こんなタイプライターで手作りしているのですね。
皆さま、今月もありがとうございました。
代表 R.O.

 

千葉県立高校でユニバーサル絵本製作!

『そおっと そおっとね』たんじあきこ  ほるぷ出版刊

6月に千葉県の高校の先生から、生徒から点字を学びたいと言われた、皆でユニバーサル絵本を作りたいが点字の指導が難しい、そして光栄にも「点字を説明する動画をずいぶん探しましたが、ずば抜けてわかりやすかったから」と、ご相談をいただきました。

すぐに講座動画の付属教材を送り、たまたま千葉開催だった点字の仕組み講座を受講していただいたところで時間切れ。そのままになっていました。

すると、先日嬉しいお便りが!「グループごとに分担して、絵本を2冊作りました」「文化祭でバリアフリー図書の1つとして展示しました」とのこと。やったー完成したんだ~おめでとうございます!

『バスがきました』三浦太郎   童心社刊

初めての高校生だとさぞ打ち間違いが多いだろうなぁとの想像どおり、代用した大昔の「OHPシート」がなくなりそうでヒヤヒヤし、点字器は多種類を購入、製本機の代わりは小さなパンチで一つずつ穴を開け・・あるもの買えるものは何でも集め、試し、工夫を重ねるご様子から、「生徒たちの思いを形にしたい!」という熱いお気持ちがひしひしと伝わってきます。

二重に嬉しいことに、点字をやりたいと言い出した生徒さんが、無事に企業から内定をもらったそうです。「点字を学んだ経験がいかされるといいな」という先生の温かいお気持ちと共にこの経験を思い出し、誰かのために役立ててくれる日がきっと来ることでしょう。

生徒さんお手製の豆本

I先生、こちらこそ素晴らしい実践を見せていただき、本当にありがとうございました!

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「ユニバーサル絵本製作講座」は、神奈川県立高校の授業と部活動で14年間行ってきました。市販の絵本を解体し、透明シートに本文を点字で打ち、見開きごとにはさみ再製本して作ります。人類の大発明である「点字」の仕組みを知り、1人1ページずつ打ち、なぜこんな大変なことするのだろうと一緒に考えてきました。人生のどこかで活かされたら・・そう願って、今も学校/大学/企業/市民向けに随時開催しています。

ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

 

【建長寺”さわる”模型を囲むお話会】ご案内 次回10月10日

風の匂いと空の色が秋へと変わる10月を迎えます。

見て、聞いて、触れて——五感で味わう建長寺体験、ナビゲーターのAさんと共に、模型をさわりながら新しい仏殿の姿を体験してみませんか。建長寺の清澄な空気を、胸いっぱい吸い込んで…

新しい出会いと再会を、楽しみにお待ちしています。


【「“さわる”模型を囲むお話会」のご案内】
🔹日時:  10月10日(土)11:30~12:30
🔹場所: 建長寺三門~模型前
🔹予約不要/無料(拝観料別途)
🔹内容: ”さわる”模型をさわる体験、模型誕生ストーリー、建長寺伝説紙芝居、ユニバーサル絵本による読み聞かせ等 ※一部英語対応

🔴建長寺派和尚様による土曜法話も通常どおりです
毎週土曜日11:00~ / 13:00~ @三門下
予約不要/無料(拝観料別途)
こちらと併せ是非!

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この活動は、目の不自由な方にも建長寺をより深く楽しんでいただきたい、という想いから始まりました。今、多様な人が共に模型を囲みふれ合う場になっています。

🔹‘共に生きる’ とは
お互いに良い影響を与え合うこと

🔹‘共に生きる社会’ とは
人それぞれの違いを自然に受け入れること

この小さな場が、その一歩となれば幸いです。