お知らせ

利用者さんからのお便り 3月

3月初めからのお便りです~♪ 最近は英語のCDのリクエスト増えています。お便り、ご紹介しますね~

◆まず初めは、関西の普通小3年生Y子ちゃん。やっぱり人気はあらしのよるに!

”あらしのよるに”シリーズをドキドキしながら読んでいます。今のところY子の予想では、オオカミガブがヤギのメイを食べてしまうのではないか!?と考えているようです。英語のCDは週末に聴くというルーティン化に成功しつつあり、まだ耳で聞くだけですが、文章で覚えることができています。(中略)妹のムチャクチャ英語で笑ったり、バムとケロを仲良く読んだり、今月も楽しい時間となりました。

◆がんばって点字でお手紙くれる東京の盲学校のF太クン。文が長くなってきたね~

今度は3月に、また5冊の本がくるのを楽しみにしています。5冊面白かったです。

ママからも、
F太は、ユニリーフの存在が大きくなってきたようで、月の初めには、「まだ本来ないの?」と心待ちにするようになりました。また月の終わりには、「ママ、そろそろ本返してきてよ」(次の本、借りられないじゃん)という会話をするようになってきました。点字を読むペースも速くなってきたので、少し難しめの本も入れてください。

 ◆関西の盲学校3年生H実ちゃん。経験からユニリーフ絵本の良さに触れてくださいました。

1か月は、長いようであっという間ですね。もう返却する時期が来たと残念そうですが、また新しい絵本が来ると思うと楽しみな様子です。
H実は、双子の姉妹で、同い年の妹がいます。妹の方は晴眼で、地域の小学校に行っていますが、いつも妹の方が絵本を出してきて、先に読んでいます。

今まで、点字付絵本は、文字の上に透明シールに点字を打ったものが、貼りつけられているものを読んでいて、下の文字が読みにくかったのです。でも、ユニリーフの絵本は、文字を邪魔することなく読めるので、妹も楽しめます。一緒に読めるって素晴らしいなと感じています。

◆九州のT大クンは点字の感想文。T大クンも入退院を繰り返していたそうです。

いもうとのにゅういん
いもうとが病気になってかわいそうだなと思いました。この本の中の人は大変なんだなと思いました。ここのいもうとは入院しているから、僕と一緒だと思いました。ここの本のおねえちゃんとお父さんはやさしいと思いました。この本のお姉ちゃんはいもうとのことをとってもだいじにしてるんだなと思いました。

ひとことお便りもたくさん!ありがとう~♪

◆『くだもの』親子3人で楽しみました。兄が読んで(母が教えながら)妹も興味を持ってみていました。(東京の盲学校2年生K広くん)

「でんしゃがくるよ」の警笛音「ビーボー」がお気に入りで、ビーボーと何度も本に合わせて言っていました。(東京の盲学校2年生T雄クン)

(はたらきものもじょせつしゃ)けいてぃの本がとても楽しかったとE介は言っています。(神奈川の年長さんE介くん)

動物に加え、草花やお天気、自然など興味が広がり、質問に答えられないことも多いです。(東京の年中さん、K奈ちゃん)

Y紗は思い出しては絵本を出してきて読んでいます。絵本があるっていいなあと思っています。(千葉の年中さん、Y紗ちゃん)

今回もどれもとっても楽しそうに聞き入って質問してくれたりしました。もうすぐ1年生、少しずつ自分で点を追ってくれる日が来るのかなぁと思いながら読んでいます。(神奈川の年長さん、Rクン)

最近「えいごであそぼ」のビデオを繰り返し見て、英語にはまっています。CDも「えいごのうた」(←聞き取り難しい!)をとリクエストされ、リピートしています。このまま英語好きになってくれればと妄想しちゃいます。(神奈川の3歳、K真クン)

 

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皆様から寄せられたお便りは、ご本人が特定されないような配慮のもとに、当HP、FBに掲載させていただくことがあります。掲載は困るという方は、事前にご連絡くださいますよう、よろしくお願い致します。

パルシステム様の月刊誌で取材いただきました

3月17日、パルシステム生活協同組合連合会様の月刊誌『のんびる』で、ユニリーフの活動を取材いただきました。

昨年12月に、パルシステム合同助成金報告会で神奈川の事例としてお話しさせていただきましたが、目の不自由な子もそうでない子も一緒に絵本を楽しむというコンセプトに共感してくださったそうです。

今回の特集はずばり、「いっしょがいいね2 障がいがあってもなくても」、誰もがともに暮らす社会を目指した特集とのこと。首都圏中心に7000部、お一人でも多くの方に知っていただけるのは感謝以外ありませんが、対象が女性の雑誌で特集されること自体、道のりは遠いのかもしれません。

 

KDDI様ご来訪、データ作成をご指導くださいました

3月12日、KDDI株式会社のY様が、絵本データの作成方法のご指導に来訪されました。

KDDI様には2013年に初めてご寄付をいただいて以来、プリンターの導入とそこで使用する絵本データまで作っていただきました。今でこそ800数十冊を誇る蔵書も、実に150冊ものデータを黙々と作成してくださったこのY様のご尽力あってこそ!

この3月退職なさるのを機に、データ作成の方法を私たちに伝授してくださいました。これに先立ち、やはり点訳の機械化を主導してくださったT様からもマニュアルをいただいており、当方からもばりばりリケジョのつよ~い味方Kさんが駆けつけてくれて、なんとかなりそう・・というところまでこぎつけました!

翌朝、昨日はできたのになぁ・・と、やはりできない私のもとに、できました~!とのKさんからの軽やかなメール!持つべきものは多彩なお仲間です、有難や~有難や~♪ このデータ作成作業は、遠方の方でも、点字を知らない方でもご参加いただけます。

Y様、長い間、本当に有難うございました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。

 

新着絵本のお知らせ 2月

遅くなってゴメンナサイッ!2月の新着絵本のお知らせです。左上から、

1.かさどろぼう
2.ベンジーのふねのたび
3.きつね森の山男
4.ぼくの おとうさんと おかあさん
5.どうすればいいのかな?
6.おふろだ、おふろだ!
7.たからさがし
8.バムとケロのもりのこや
9.せかいいち うつくしい ぼくの村
10.そらまめくんとめだかのこ
11.うんこしりとり
12.どうやって みをまもるのかな

嬉しいニュースです!昨秋から利用の関西の小学部3年生のお嬢さん、姉妹で絵本をとっても気に入ってくださり、お母様から点訳協力のお申し出をいただきました!ユニリーフにはKDDI様ご指導のもと、遠距離でもアクセスできる、ちょっと自慢のシステムがあります。早速データ編集をお願いし、出来上がったのがこの『きつね森の山男』。絵本の良さを実感してくださる方との協力作業は、思いを共有できるのが何より嬉しい!

全国の方が絵本を利用してくださって、全国の方と思いを同じく作業する・・そんな日って本当に夢です♥

伊藤忠記念財団様贈呈式

3月2日、伊藤忠記念財団様の「子ども文庫助成事業」贈呈式が、北青山の伊藤忠ビルでありました。

今年度は170応募中、海外含む76団体が助成を受け、ユニリーフがいただいた「病院・施設子ども読書支援購入費助成」は、13応募中3件と狭き門であったことを知りました。本当に有難いことです。

贈呈式にはなんと日本全国から文庫や読書活動を営む方々が出席されました。挨拶に立たれた大先輩方のお話には思わず引き込まれ、謙虚に継続していくことの大切さを思わされます。

続く懇親会は、お天気も良く眺望素晴らしい22階ホール。大変なご馳走を横目に、全国で絵本の活動をされている方々と情報交換させていただきました。中でも、お声をかけてくださった東京子ども図書館様、ご一緒に病院・施設助成を受けられた国立成育医療研究センターボランティアの会(図書セクションにじいろ)様とは、紹介用にユニバーサル絵本キットを置かせていただくお約束もでき、今後の活動の大きな一歩となりました!

伊藤忠記念財団様には、この場を借りて厚く御礼申し上げます。謙虚に、心を込めて活動していくことをお約束致します。本当にありがとうございました。