お知らせ
第4木曜定例作業会@逗子 1月
1月25日、定例作業会をしました。なんと総勢11名=新記録!有難いことです。
終了後は、ユニリーフ初の新年会!この日は会議室が取れず近所のレストランへ。お顔は知っていても、普段ゆっくり話す機会がないだけに新たな才能の発見も~?!
ユニバーサル絵本を知ってもらうための小さい絵本を作るのはどうだろう・・?小児科の待合室に置いたら?等々、来年度企画のアイデアも続々!そこまで一緒に考えていただけるのだ・・嬉しい驚きであり感無量でした。
昨秋からのnewメンバーHさんのご感想です↓
見える子も見えない子も一緒に楽しめる絵本。この言葉に感動し、参加したユニリーフさんの点字絵本作成作業会。作業の場は、優しさに満ち和やかな空気に包まれていた。作業をするお一人お一人の想いが、そのまま場の空気に反映され、目に見えない大切なものが、ここにあるのは明らかだった。作業中ボランティアの方々は、丁寧に黙々と作業に当たり、誰一人として手を抜くことはない。厳密な作業を支えるのは、思い遣りだ。私はというと、元々の不器用に老眼も加わり、気持ちとはウラハラな作業に・・・ただ絵本の向こう側に見える子供達の笑顔に拘われることや、皆さんのお仲間に入れて頂ける事を 嬉しく光栄に感じた次第で・・・その気持ちを今後に生かさねばと胸が熱くなる。お手伝いを通して感じたことは、目にみえない物こそ大切なもの。それは、絵本に新しく挟まれた透明の点字シートが物語る。誰でも一緒に楽しめる、その最高の喜びを感じてもらう為に、想いが集まって、形になった物だ。素晴らしい活動に参加できることを有難く思う。
逗子高校ワークショップ ユニバーサル絵本作り 2日目
1月22日、逗子高校総合学習「地域連携活動ワークショップ」の2日目。文章が例年より長めでハードル高かったかな・・と少々心配してのスタートです。
が、えっ?! 間違えて持ってくる人が少ない!点字は裏から打つので点字器のセットの仕方や余白が狂ったり何かヘン・・ということがよく起きるのですが、それがない!続々合格になって、時間が余り始めるほどでした。
感想も「思ったより簡単にできたので楽しかった」「点を打つだけで文字になっていることがすごいことで、自分もやっていて楽しかった」「知ると深くてもっと学んでみたい」「自分が打った点字が役に立って嬉しい」等々。英語でI love you. まで打ってくれていいですね~余裕です♥
では、この絵本は真っ白の点字だけの本に比べてなぜいいの?という問いに戻ると・・今度はベストアンサーかも!という答え→真っ白い本は「冷たい感じがする」。他にも「温かみが出る」「点字だけの本と絵のある本だと差がある気がする」」「とてもやさしいと感じました」「誰にでも読める」「目が見える人も見えない人も読むことができて互いに意見交換ができると思った」「子どもたちがコミュニケーションをとる上でとても大切なこと」「一緒に遊ぶきっかけになり、いいと思いました!」等々、とてもよく踏み込めていると思われる言葉が並びました。
改めて、今回は少数精鋭だったな~と外の大雪を眺めながら嬉しくなりました。生徒たちの力作は、3月の逗子トモイクフェスティバルで展示されます。どうぞご覧ください。
利用者さんからのお便り 1月
年末から1月にかけて、またまた楽しいお便りがたくさん!本年もよろしくお願い致します。
◆東京の1年生F太クンはいつも点字のお便りです。
いちばんたのしかったのは みんなうんちです。またかしてください。
ママの解説:「みんなうんち」はかなりうけていて、何度も読み返しては笑いころげていました。「ドライブにいこう」のように本の形が変わっているのも触っていておもしろいみたいですね。さらにおうちの絵本をお子さんと一緒にシール用紙に点訳され、F太と共有できる喜びを知ることができました。
◆お兄ちゃんと読んでいるのは神奈川の年長さんE介くん、将来の夢は大工さん!
お気に入りは「せかいのはてってどこですか?」「らいおんはしった」でした。
◆九州の盲学校5年生T大クンの感想は点字でどうぞ。ママからは嬉しいことに、全国各盲学校にお送りした絵本についてのご反応をいただきました!アンバサダー、ありがとう~
先日、学校に送られてきた「おおきなかぶ」と大下さんからのお手紙を拝見しました。保護者からは「おおきなかぶ」の絵本を手にして、「点字の読めない子も一緒に読めて、すごい」と感動しておりました。さらに、1つ1つ手作業で本作りをされていることにも驚いておりました。少しですが、ユニリーフさんの宣伝してきました。ただ、うちの学校には、点字使用者が少ないので・・。もっとユニリーフさんの本を読んでほしいなあと思いました。
◆三重県の盲学校3年生H子ちゃん。新年から楽しくてよかった~
物語になっているものも好きですが、「おやおや、おやさい」のように言葉遊びになっているものが、おもしろいようです。大笑いしながら読んでいました。
◆東京の盲学校2年生K太くん、点字ガンバってる!ガンバッてる!
今回はいつもよりたくさん「一緒に読もう」とK太が言いました。特に『せんろはつづく』は何度読んだことか、返却すると伝えると「また借りたい」と。風邪がなおらなかったり、赤ちゃんがえりしたりしていますが、本への興味が広がり成長を感じました。
◆千葉の年長Y実ちゃんに神奈川の年中Y恵ちゃん、東京の小3K雄クン、毎月絵本が届くのを楽しみにしていますとのこと。みんな読むのが速くなっているって、嬉しいですね。東京のK紗ちゃんは春からの小学校に憧れ、ペットブームも継続中。幼稚園の進路が希望どおりになった神奈川のKの助クン、K真クンと赤ちゃんの愛らしいお写真の御年賀状・・皆の成長に目を細めます♥
◆兵庫の元気いっぱい姉妹Y奈・K奈ちゃんは、素敵なクリスマスの時間になりました。楽譜があると、こんなふうにも使っていただけるのですね~♪
先日お借りした「ちいさなもみのき」は親子で楽しみました。父親とは一緒にピアノをひいてました!!
◆小学校も決まった神奈川のR翔クンも絵本で世界を広げている1人。
点字はまだまだですが、おかげさまでお話を作ったりするのが好きになってきました。
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逗子高校ワークショップ ユニバーサル絵本作り 初日
1月15日、毎年恒例、逗子高校総合学習「地域連携活動ワークショップ」(全2回)が開催されました。地域の講師が行うカルチャーセンター顔負けの魅力的なメニューが14講座も!ムービー作り、写真、造形ワークショップ、トレイルラン、ヒップホップ・・そしてユニバーサル絵本作り。
まずはなぜこういう絵本だといいの?という投げかけに始まり、続いて点字の仕組み解説~点字盤で書くところまで一気にみっちり。今年は少なめだったのでゆっくり見回ることができ、そのせいか皆とても優秀!混乱している人や、難しい~!という感想を述べる人もほとんどおらず(これはスゴイ!)、かなりの人がなんと本番の下打ちまで進みました。
来週はいよいよ本番、シートに打ちます。この調子だとスイスイ行きそう・・楽しみですね。点字を読んでくれる子どもたちに思いを馳せ、偉大なる人類の発明の一端に触れる・・みんなの心に何かが響く授業になりますように~~